かなりお得だった東京・新橋の「香川・愛媛せとうち旬彩館」

 訳あって、東京・銀座周辺に進出している全国各県の「物産館」巡りをしています。そこに食堂や喫茶店が付設していれば、その県の名産品を食すという遊びも昼休みにやっております。

 これまで、銀座方面は大体回ったので、今は新橋方面に足を延ばしています。

 本日行ったのは、「香川・愛媛せとうち旬彩館」です。この近くに「とっとり・おかやま新橋館」があります。歴史的に鳥取と岡山は同じ池田藩つながりがあるので、両県が共同参画するのはよく分かりますが、香川と愛媛となると、四国の瀬戸内海寄りという共通点はありますが、かつての讃岐、伊予藩で、縁戚関係はなかったと思います。そして、讃岐=うどん、伊予=蜜柑と名産品も違います。

 何ででしょうか?

東京・新橋「香川・愛媛せとうち旬彩館」伊予定食1300円⇒ランチで1100円

 ま、堅いこと言わずに2階の食堂に出かけてみたら、他の県の物産館と比べて、かなり「サービス」が行き届いておりました。週の日替わりで、ランチ定食が普段の100円~200円安になっていたのです。しかも、会計を済ませた後、年内で使える「100円割引券」まで貰ってしまいました。

 これは、2階の食堂でも、1階の物産店でもいずれでも使えるそうです。

東京・新橋「香川・愛媛せとうち旬彩館」にて

 2階食堂の窓側の席に座って食事していたら、「北海道根室市館」が目の前に見えました。県が東京に物産館を建てるのは大変だというのに、市が建ててしまうというのですから、凄いですね。でも、そう言えば、有楽町駅前の東京交通会館には、北海道や富山、秋田、兵庫など10軒以上の県の物産館がありますが、この中で、北海道の美瑛町が「丘のまち美瑛」の名前で頑張っていました。

 今、東京交通会館のホームページを見てみたら、中に「徳島・香川トモニ市場」の物産店がありました。香川県は、愛媛県にくっついてみたり、徳島県にくっついたりして忙しかったんですね(笑)。

 根室市館には「根室食堂」もあるみたいなので、今度ランチに行ってみましょうか。

新橋「玉木屋」創業1782年 老舗の佃煮屋さんです

 あ、そう言えば、今、思い出したのですが、私が赴任したことがある北海道十勝地方の池田町が東京駅近くに店を出していて、何度か行ったことがありました。「レストラン十勝 日本橋店」という店です。勿論、池田町の売り物の「十勝ワイン」が置いてあります。ステーキなんかも美味しかったでした。

 もう一軒。銀座の串焼き・もつ焼き店「ささもと」では、「葡萄割り」という強烈なお酒がありました。これは、キンミヤ焼酎を十勝ワインで割ったものです。かなり強いお酒なので、店主は3杯までしか注文を受け付けていませんでした。コロナ禍で最近ずっと行っていなかったので、ここもまた久しぶりに行きたくなりました(笑)。

 十勝ワインで有名な池田町は、ドリームズ・カム・トゥルーのボーカル吉田美和さんの出身地としても知られています。