東京最古の居酒屋と言われる「神田みますや」に侵入しました

 本日は珍しく二日酔いです。

 東京で最古の居酒屋と言われる「神田みますや」に、死ぬ前にどうしても行きたくて、旧い友人と1カ月も前に一緒に行ってもらうことを約束して、昨晩やっと実現したのでした。

 神田みますや。明治38年(1905年)創業です。明治38年と言えば、「三八式歩兵銃」ですから、日露戦争が終結した年です。当時の神田司町は、どんな街だったのかよく知りませんけど、江戸中期以降、武家屋敷ではなく町家だったので、明治以降も商人と職人の街だったことでしょう。100年前の関東大震災では「みますや」の建物は焼失しましたが、昭和3年(1928年)に再建され、先の大戦での戦災は、「バケツリレー」で逃れることが出来たようです。だから今ある建物は風格があるんですね。

神田みますや

 昨晩は予約なしで行ったら、「満員」で断られてしまい、仕方ないので、その場で予約したら、「お二人さんが揃ってからご案内します」と言われてしまいました。旧友は30分ほど遅れるという話だったで、あっちゃまあ、としょげていたら、何てことはない、すぐ「隠れ座敷」の端っこに入れてくれました。

 まずはタコ酢、里芋、焼き鳥、魚フライ、コハダ、牛煮込みなど色々と肴を注文して一人でビールを飲みながら、人間観察していました。殆どのお客さんは予約客でしたが、中には勝手に座敷に座り込む輩もいて、店の人に「そこは予約席ですから」と注意されたりしてました。こちらは、座れただけでもラッキーだと身に染みました。

 やがて、旧友がやって来て、こっちが苦労して席を確保したというのに、「へーそー。俺は昔来た時、予約なしで簡単に入れたけどなあ」と馬耳東風でした。でも、彼は「日本酒博士」ですから、「貴」(山口)、「南部美人」(岩手)、「出羽桜」(山形)など、今まで知らなかった美味しい地酒を色々と注文してくれて、話も弾み、お蔭で、翌日の二日酔いと相成ったわけでした。

 ヒトは何故、酒を呑むのかー? 今読んでいる「運動脳」(サンマーク出版)の中で、著者のアンデシュ・ハンセン氏は「アルコールには、ストレス反応を即座に抑えつける強力な作用がある。実のところ、ストレスや不安を緩和するという点で、アルコールに匹敵する物質はないと言っていい。」とまで断言していたので、大いに納得してしまい、痛飲してしまいました。ただし、ハンセン氏は、アルコールには依存性があるので過度の飲酒には注意することは書き添えておりましたが。それに、痛飲には翌日にきつい二日酔いが待っていますからね。

神田

 いずれにせよ、死ぬまでに行きたかった東京・最古の居酒屋「神田みますや」で呑むことが出来、本望で御座いました。また次、行く機会があれば、今度はちゃんと予約して行くつもりです。

 みますやは、地下鉄の小川町駅か淡路町駅が一番近いのですが、私はJR神田駅から迷いつつ歩いて行きました。淡路町と言えば、昔、この辺りに「YMCA会館」があり、もう半世紀近い大昔ですが、今の会社の入社試験がここで行われたことを覚えております。今はもうこのYMCA会館は取り壊されてなくなってしまいましたが、この辺りの土地や風土に何か縁を感じました。私がみますやに行きたかったのも、みますやが私を呼んでくれたような気がします。

 そんな個人的な理由なのに、わざわざ付き合ってくれた旧友には感謝です。

 

ストレスや不安障害を緩和したければ、運動しなさい=アンデシュ・ハンセン著「運動脳」

  自分でブログを書いておきながら、他人様のブログは読みません。が、たまあに、検索していたら、他人様のブログに当たることがあります。大変よく書けているのですが、驚きべきことに、写真ですが、本物のルノワールの絵画や歴史的著名人の肖像をそのまま張り付けられていたりします。もしくは、フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲第9番の貴重なフィルム動画を堂々と掲載してたりします。こうなると、書いているブログの内容も如何にも「本物」らしく見えますが、参考文献すら書かれていません。そういうブログに限って、書いている御本人は無名の市井の民だったりしますから、恐らく、ネット上にあった写真を無断で拝借されたんでしょう。著作権は大丈夫なのかなあ、と心配になります。

 私は経験上、ピカソやマチスともなると、新聞掲載に際して、会社が高額な著作権料を支払ったことがありますので、たとえ個人的ブログとはいえ、ネットから無断拝借することなんて怖くて出来ません。後で莫大な著作権料を請求されかねませんからね。

イタリアン食堂「築地のら」

 だから、私のブログの写真は、他愛のないランチの写真が多いのですが、変な景色とか風景も多いのです。なるべく、人間の写真は、載せません。後で、「肖像権」を主張されたりしたら困るので、御案内通り、ハッキリ写った人間写真は、掲載しないことにしております。

 だから、このブログは本物らしく見えないのかあ!

 本日は前書きが長くなりましたが、相変わらず、乱読しております。図書館に予約していた本が1年ぐらいしてやっと届いたからです。アンデシュ・ハンセン著、御舩由美子訳「運動脳」(サンマーク出版)です。実は、私はベストセラー本に関して、買わずに図書館で借りる主義なのです。余程面白かったら、後で購入します。ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」(河出書房新社)なんかその例です。あまりにも面白かったので、ハラリ著「ホモ・デウス」、「21世紀の人類のための21の思考」まで次々と購入してしまいました。

 おっと、「運動脳」の話でした。世界的ベストセラーになるはずです。寝食を忘れて読みたくなるほど実に面白い本です。図書館から借りて、1日(数時間)でもう半分以上読んでしまいました。

 この本に書かれている精神科医の著者が主張することは、たった一言で言い表すことができます。

 ストレスや不安障害を緩和したければ、運動しなさい。

 運動とは、筋力トレーニングでも散歩でも何でも良いのですが、一番効果的な運動は、ウォーキングよりもランニングや水泳などちょっと負荷の掛かる有酸素運動です。その理由については、この本を読めば分かります。はい、お仕舞い。

 えっ?少しぐらい教えてほしいですか? 駄目ですねえ、ズルしちゃあ(笑)。でも、ちょっとだけ、引用しませう。

銀座

 古代、人類がサバンナに進出し以来、人類は絶えずライオンなどの捕食者から襲われないか、警戒しなければ生き延びることができなくなりました。その遺伝子が現代人にも受け継がれてストレスや不安を敏感に感じやすい体質になっているというのです。そんなストレスによる過剰反応を抑制する働きをするのが脳の海馬や前頭葉や扁桃体といった部位なのですが、それらの部位は強度のストレスによって萎縮してしまうことがあります。でも、前頭葉や扁桃体は運動によって鍛えることが出来、運動すればするほど、ストレスに強くなれる、というのです。

 著者はこの点について、身体を動かすことによって、心拍数や血圧が上がっても、それは不安やパニックの前触れではなく、良い気分をもたらしてくれるものだと運動が脳に教え込むことだ、と説明しています。

 このほか、長時間座りぱなしだと集中力が損なわれるだけでなく、不安やうつになりやすくなる。さらに認知機能も損なわれて頭の回転が遅くなる、と著者は主張しております。いずれも、「人体実験」や科学的根拠も含めて説明されていますから、日ごろからストレスや不安障害に悩まされている私なんか感服してしまうのです。そっかあ、運動すれば良いのかあ!と。

 御舩氏の翻訳も大変読みやすいです。

「ジャニーズ問題」について、ワシも考へた

 私は某マスコミで、もう20年以上昔の話ですが、10年近く芸能担当記者をしたことがありますので、今年一番のスキャンダルになっている「ジャニーズ問題」について、何か、一家言を持たないと言えばウソになります。ただ、あまりにも正直なことを書いて、このブログが炎上したくはないし、端(はな)からガーシー元議員のように目立ちたくもありません。あくまでも、低姿勢 keep low profile で、このブログも長く続けられたら、と思っているからです。

 最初にお断りしなければならないことは、事件の核心部分である故ジャニ―喜多川氏による10代の少年に対する性虐待の現場を見たわけではないのですが、当時、記者の間でも噂として広まっていたという事実があります。しかも、誰も糾弾しようと、取材しようとした芸能記者は皆無で、「芸能界とはそういうもの」という暗黙の了解が蔓延っていました。

 「芸能界とはそういうもの」とは、端的に言いますと、芸能プロダクションの「社長」さんの中には小指がなかったり、裏社会とのつながりを暗示するような「空気」もありました。日本の芸能史は、白拍子や角兵衛獅子や瞽女など差別された人たちによる伝統芸能から始まり、歌や踊りや芝居興行は、既に江戸時代には「地回りの顔役」がいて全国興行のシステムも確立していたという説もあります。これ以上書くと何かと差し障りがありますので、やめておきます(苦笑)。

 兎に角、芸能界は、その華やかさで目を奪われるため、その裏か内部で関わったか、取材したことがある人でないとなかなか実体が分からないと思います。ジャニーズ問題が大きくなって、「見て見ぬふりをしてきた」テレビ局のプロデューサーらがつるしあげになっている風潮に今はなっていますが、彼らは特別なことをしたわけではなく、同じ地位に就いた人なら誰でも、恐らく100人中100人、見て見ぬふりをしてジャニーズ事務所のタレントを使っていたはずです。経済団体のお偉方さんたちは、自分たちが火の粉を浴びたくないものだから、眼をむいて、「児童虐待」をアピールしながら、スポンサーからの撤退を次々と表明していますが、私から言わせれば同じ穴のムジナです。財界人のお偉方の人なら、ジャニー喜多川氏の噂を知らなかった、と言える人はいないんじゃないでしょうか。それぐらい噂は広まっていましたから。

 何しろ、私がジャニ―喜多川氏の「噂」を知ったのは、1970年代で、まだ私が中学生か高校生の頃でした。当時、人気絶頂だったフォーリーブスの北公次さんが週刊誌などで盛んに「暴露」していたのです。経団連の十倉雅和会長(73)も経済同友会の新浪剛史代表理事(64)も私と同世代ですから、知らなかったはずはないと思っています。

 そこで、一家言を持ちたいのですが、確かにジャニ―喜多川氏の蛮行は、事務所の新社長に就いた東山紀之氏が言うように「鬼畜の所業」であることは間違いありません。そういう意味で被害に遭われた方には一刻も早く救済の手を差し伸べてあげてもらいたいものです。ジャニ―喜多川氏は、人間の功罪で言えば、「罪」の方が遥かに大きかった人でした。

 しかし、「功」がゼロかと言えばそうではありません。彼しか持ちえない独特の美意識と観念が、「売れる」タレントを発掘する才能として開花したことは間違いないからです。彼がスターに育て上げたタレントは、5人や10人ではなく、何十人、何百人です。これと比例するかのように、性被害に遭った少年たちの数も5人や10人ではなく、何百人にも及びました。確かにおぞましい事件ではありますが、独特の美意識を持った彼だからこそ犯した罪であり、タレント発掘の能力とは表裏一体です。

 別に、ジャニ―喜多川氏の肩を持って肯定するわけではありませんが、彼だからこそ発掘できたタレント集団でした。彼のお蔭で世に出て、たっぷり恩恵を受けた人もいました。彼亡き後は、これまでのスターと比べると格が落ちるのではないかと思っています。

 何と言っても、日本の芸能界は「事務所」が力を持ちます。やれ、人気が出たということで「独立」したりすると、テレビ出演をほされたり、邪魔されたりすることは多くの人の耳に入っていると思います。だから、大スターになっても多くのスターは事務所を辞めないのです。「平成の小早川秀秋」と言われた木村拓哉さんもジャニーズ事務所を辞めなかったし、日本で一番売れていると言われる明石家さんまも吉本興業を辞めることなど一度も考えたことはないんじゃないでしょうか。

 逆に言うと、「何でこんなつまらないタレントが売れてるのか?」と思って、調べてみたら、必ずと言っていいぐらいそのタレントは、芸能界を牛耳っている大手事務所に所属しているのです。テレビ局というものは、長屋の大家さんみたいなもんで、空いた時間帯を番組制作会社や大手の芸能事務所に丸投げして売っているようなものなのです。だから、まさに媒体であり、権限も、思われているほどないのです。

 でも、芸能界について、あまり知り過ぎると、つまらなくなりますよ。むしろ、何も知らないで、キャーキャー言って騒いでいた方が幸せですよ。

必ず貴方も行く店「フーターズ」

 先日、私は、銀座ランチが楽しみで会社に行っているようなものだ、といったことをこのブログに書いてしまいました。そう、銀座ランチとは私にとって、金科玉条のようなものなのです。んっ? ちょっと違うか。まあ、大袈裟に言えば、銀座ランチは私の人生の愉しみであることは確かなのです。

 それが、最近、夏バテ気味なのか食欲がめっきり落ちてしまい、「これが食べたい!」というものがなかなか見つかりません。食べても、少し無理している感じで、正直、それほど美味しくないのです。贅沢ですね。腹ペコだと何を食べても美味しいですからね(笑)。

 本日も、それほどお腹が空いていなかったので、どうしようかと思いつつ、こういう時こそ、アメリカの国民食ハンバーガーにすることにしました。ハンバーガーと言っても、皆さんが行かれるような「M」ではありませんよ。あそこは、ビッグマックでも(あ、言っちゃったあ!)数百円で食べられますけど、目指すは本格派のハンバーガー店です。中には、ハンバーガーが一つ2000円ぐらいしますんですよ、はい。私も以前、新富町の「ブラザーズ」という専門店に行きましたが、やはり、1500円ぐらいして目の玉が飛び出ました。

 さて、本日行った所は、銀座ナインにある「フーターズ」というハンバーガー専門店です。人から教えてもらったわけではなく、ネットで「評判のお店」ということで初めて行ってみたのでした。恐らく、本場アメリカが本社の店だという認識ぐらいしかありませんでした。

 店内に入ると、結構広く、テレビがあちこちに設置され、スポーツバーといった感じでした(事実そうでした)。評判の店だというのに、見たところ、お客さんは、日本人が少なく、米国人の観光客ばかりでした。日本人がニューヨークに行けば、「スシロー」か何かに入るような気分なのでしょう(笑)。それこそ、フーターズを知らない米国人はいないんじゃないでしょうか。

 そして、もしかして、知らぬのは私だけだったのかもしれません。最初に、ウエイトレスさんの格好に度肝を抜かれつつ、わざと冷静さを装いました。真昼間なのに、露出度が半端じゃないのですよ。公序良俗にギリギリ反しない、といったところでしょうか。しかも、一人は若いハーフのモデルさんのような超美人さんで、抜群のプロポーションです。自然と突出部分が目に入ってしまいます。

 これを読んだ貴方は、今度、絶対、フーターズに行きますよね! 私が保証します(笑)。

「HOOTERS GINZA」フーターズ・バーガー1100円、ランチドリンクのジンジャーエール150円=1250円 ケチャップとマスタードを付けて召し上がれ!

 私も、もう一回ぐらい行くと思うので(爆笑)、初回は、当たり障りなく、ハンバーガーとジンジャーエールを注文しました。1250円也。ジンジャーエールは米国仕込みで特大でした(笑)。

 待っている間、店内を見回すと、店名の「HOOTERS」の下に「Best breasts and wings in town」と書かれていました。中学生程度の英単語なのですが、どうも意味が分からないのです。breasts は胸ですが、胸肉という意味もあります。wingsは、翼や羽根という意味ですが、政党の派という意味もあります。

 うーん、分からん。意味を取るのは諦めて、会社に戻りました。そして、腹いせにパソコンで検索してみました。そしたら、HOOTERSとは、俗語で胸(おっぱい)という意味だったんですね。看板のフクロウの目に当たるところが、その胸に当たり、露出度が高い「制服」を着たフーターズガール(ウエイトレス)を客が目をキョロキョロさせて見ることから、店名に付けられたようです。

 なあんだ、最初から「下心」のお店だったんですね。やっぱり、銀座は広いし凄い。未だにランチに行ったこともない、聞いたこともない店ばかりです。

 でも、これで貴方も、絶対に「フーターズ」には行きますよね。人類の愛と平和のために(笑)。

【追記】

「Best breasts and wings in town」の意味は微かに分かりましたが、Facebookは、東京外国語大学卒の優秀な友人が多いので、またまた敢えてfacebookに投稿しました。

 どなたかご教授を!

銀座ランチと焼酎晩酌のために生きている私

 私の住んでいる所は不便な所で、銀座の都心の会社までバスと電車を乗り継いで往復3時間近く掛かります。本当です。それなのに、通勤・通学時はバスも電車も超満員で、バスなんか停車場をすっ飛ばすぐらい混んでいます。小中学校も近くにあるので、子どもの姿も多く、日本が少子高齢化の人口減社会とはとても想像すらできません。

 たまたま移り住んだ土地なので愛郷心は全くありませんが、何でこんなに人が多いのか不思議でした。住宅街ばかりで、しかも、商店街がほとんど壊滅状態で個人商店はつぶれる一方です。残っている個人商店は、飲食店以外は、クリーニング店と美容院、理容店ぐらいで、肉屋さんも八百屋さんも消えてゆきました。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソースの前菜

 こんなに人口密度が多いのに、商店街もなく、ここの地元の人たちはどうやって暮らしているんだろう? と思ったら、やたらと近辺にスーパーマーケットが多いことに今さらながら気が付きました(苦笑)。私の自宅から半径2キロ以内(自転車で15分ぐらい)を勘定しみるとー。順不同ながら、

・オーケースーパー

・ロピア

・ヤオハン

・イイダ

・生協スーパー

・ミートミート

・マルエツ

・クイーンズ伊勢丹

・マミーマート

・イオン

 と10軒もありました。これは、全国的にも多い方じゃないでしょうか。これだけスーパーがあって、つぶれないということは、それだけ人口が多いということなのでしょう。通勤時の人混みもお分かり頂けたでしょうか。

隣りの駅に行けば、成城石井もイトーヨーカドーも西友もオリンピックもライフもあります。

 この中で、「ロピア」は全国チェーンではないので、あまり知られていませんが、若社長さんが、あの有名女子アナのカトパンこと加藤綾子さんと結婚して一躍全国的にも有名になりました。

 実は、私は、このロピアのファンなのです(笑)。例えば、ビールや飲料水などでも全て冷蔵せず、1ダースとか箱詰めでまとめ買いするようになっているので他店と比べて格安なのです。私は自家用車を持っていないのでまとめ買いは出来ませんけど、安さの恩恵は受けていると思っています。ドン・キホーテみたいに、狭い空間での商品展示がちょっと大胆というのは気になりますが。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソース1300円

 何よりも、ここでしか買えない焼酎があるのです。奄美大島の黒糖焼酎「里の曙」(3年貯蔵、アルコール分25度)です。10軒ある自宅近くのスーパーを覗いてみましたが、ロピアにしか売っていませんでした。私は、自分の誕生日に奮発して、橋本屋で、高い「里の曙」ゴールド(アルコール分43度)を買ってちびちび呑みましたけど、個人的には、この25度の3年貯蔵で十分だということが分かりました。

 往復3時間かけて、会社に行くのは銀座のランチを食べる楽しみのため。夜、帰宅するのは、焼酎「里の曙」のソーダ割りで晩酌する楽しみのためです。

 何か、問題でもありますかねえ?

【追記】

 この記事執筆後、ロピアのことをエゴサーチしたら、神奈川県藤沢市の精肉店から出発し、現在、本社は川崎市。近畿圏、福岡、宮城県など13都府県に店舗があるそうですから、知る人ぞ知るスーパーでした。2023年2月期の売上高は3401億円。ロピアという名称も、「ロープライスユートピア」から由来するということで、意訳すれば「格安夢物語」。道理で、安売りに苦心しているのかあ~

阪神18年ぶりセ・リーグ優勝で想ふこと=それって、あなたの感想ですよね?

 14日午後8時50分、阪神タイガースが18年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を決めました。まずはおめでとうございます。でも、関東では試合中継がなかったので、異国の世界の出来事のようでした。伝統の阪神ー巨人戦なので、どこかテレビ局、手を挙げなかったんでしょうかねえ。昔だったら考えられないことです。民放は視聴率最優先主義ですから、プロ野球もマイナーになったということなのでしょう。

 18年ぶりということは前回優勝は2005年ですか。。。おお、この《渓流斎日乗》ブログが開始された年と同じですね(笑)。

 前回は死者も出たということで、大阪ミナミでは1300人の警察官が配置されましたが、大阪府警によると、それでも優勝を機に道頓堀では26人も飛び込んだそうですね。けが人はなかったことは幸いです。

 岡田彰布監督は、優勝のことを「アレ」と言って、選手にプレッシャーをかけないよう「操縦」したようですが、うまく功を奏した格好になりました。

 ところで、私は、これでも昔、阪神担当の記者でした。正確に言いますと、1987年の吉田義男監督、88年の村山実監督時代の2年間です。いずれも最下位でしたから、どん底時代です。その2年前の85年には、バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」の活躍で21年ぶりに優勝したばかりでしたが、私が担当した時代は、掛布は怪我に泣き、バースは息子さんの病気で米国に一時帰国し、岡田も不調で最悪の状態でした。暗かったなあ~。

 何と言っても、当時の球団代表だった古谷真吾氏が、出張先の東京で飛び降り自殺をした事件に遭遇したことは大変衝撃的で今でも忘れられません。「バース問題」などで相当悩んでいたようでした。よく取材させて頂きました。偉い方なのに物腰が柔らかく、真面目人間の典型みたいな人でしたが、ちょっと線が細いといいますか、思い詰めるところがあるような感じでした。56歳だったといいますから、今から思えば随分若かったんですね。ネットサーチしたら、「マスコミ対応で心労を重ねて」なぞと表現するサイトもありました。となると、我々マスコミ人が彼を死に追いやったということになるのかなあ?違うと思いますよ。主力選手からの内々の引退・退団表明などがあって、にっちもさっちもいかず、自分自身を追い込んでしまったのではないでしょうか。

 当時も今も私は醒めていましたから、大変不謹慎ながら、何故、たかが野球でそこまで責任を取らなければならないのか、と思ってしまいましたが、地元の古株のスポーツ新聞の記者からカラクリを教えてもらいました。阪神球団の親会社は阪神電鉄ですが、この阪神電鉄は、マラソンコースの42.195キロにも満たない短い営業線路です。しかも、海岸沿いを走っているので、土地がなく、延長すらできない。山の手を走る阪急電鉄とは大違いです。関西では、阪急=富裕層、阪神=労働者階級といった見えない構図があるようでした。

 鉄道収益に限界がある阪神は甲子園球場(今年100周年!)をつくり、人気球団阪神戦の観客動員が会社の屋台骨を支えています。つまり、阪神球団の親会社が阪神電鉄ではなく、阪神電鉄の親会社が阪神球団みたいなものなのです。阪神タイガースは鉄道にとってのドル箱なので、球団フロントに古谷さんのような阪大卒のエリートが投入されていたというわけです。

 あれっ?阪神の18年ぶりの優勝の話なのに、試合のことに全く触れていませんね。はい、テレビ中継もないし、見ていませんでした。選手も佐藤輝以外あまりよく知りません(苦笑)。スポーツ記者時代、普通の人の一生分ぐらい、プロ野球の試合はスコアブックを付けながら散々観たので、もういいや、てな感じなのです。阪神セ・リーグ優勝で、関西大学の宮本勝浩名誉教授は「全国で969億円の経済効果が見込まれる」と試算したようですが、これまた阪神グッズが欲しいわけでもなく、セールも興味がなく、醒めた目で見ております。

 「それって、あなたの感想ですよね?」と誰かに言われそうですが、「はい」としか言いようがありません。それで、何か?

 

青い歯とは何ぞや?

 CDプレーヤーを買い替えた話をこのブログに書きました。最新機種なので、まだ使い方がよく分かりません。何しろ、それまでは中古の(恐らく、15年ぐらい前に作られた)MD付CDプレーヤーを使っていたので、最新技術についていけません(苦笑)。

 まず、電気業界の勝手な方針でMDプレーヤーは生産中止に追い込まれたのですが、その代わりにSDカードかUSBで録音できるようになりました。SDカードはあんまり好きではないので、32GBのUSBを購入し、試してみたところ、一応、CDの録音はうまくいきました。私としましては、語学(フランス語)のラジオ放送の予約録音をしたいので、いつか挑戦してみたいと思っております。

 もう一つ、Bluetooth 機能が付いていることを知りました。Bluetooth? 「青い歯」って何じゃい? 遅れて来たおじさんは、最新技術についていけません。説明書(旧いおじさんはマニュアルなんて言いません)を読むと、スマホと無線で接続できる機能らしい、ということで、早速試してみました。

 そしたら、簡単。直ぐにつながり、スマホのスポッティファイの音楽を掛けたら、CDプレーヤーのスピーカーから重低音の迫力のある音が流れて来たのです。

 こりゃあ、いい!

 何でも、食わず嫌いではいけませんね。

 

CDプレーヤー、また買いました

 昨日は、個人的にあまりにも色んなことがあり過ぎて、ブログの更新も出来ませんでした。またまた、個人的なことを書きますので、ご興味のない方は、この先は、無理してお読みにならなくて結構です(苦笑)。

 まず、昨日は木曜日でしたが、家族の御見舞い面会の予約が取れましたので、会社を休みました。そしたら、一緒に面会に行く予定だった親族がコロナの陽性になってしまったということで、ドタキャンです。結局、一人で行くことになりました。

 面会は午後3時でしたので、午前中空いていました。どうしようか、と思っていたところ、結局、近く、とは言っても、自転車で15分掛かるアウトレットまで、CDプレーヤーを買いに行くことにしました。

 とうとうCDプレーヤーまで壊れてしまったのです。この機器はMDプレーヤーも付いていて、もうMDプレーヤーは生産中止されて市場には出回っていないので、苦労してネットで探して前に使っていたものと同じ機種を中古で購入したものでした。2021年4月のことです。2万5980円もしました。それが、わずか8カ月後の同年12月にMDが使えなくなりました。そのまま我慢して使っていましたが、今度は、CDプレーヤーが使い物にならなくなりました。4~5日前のことですから、2023年9月のことです。修理に出してもいいのですが、中古品で保証書もないし、結局、修理代がまた高くつくことでしょう。中古とはいえ、購入してわずか2年5カ月しか持たなかったことになります。(ちなみに前のMD付CDプレーヤーは12年ぐらい持ちました)

 今回の機種は、ソニー製で結構売れている機種のようでした。残念ながらMDプレーヤーは付いていませんが、USBかSDカードでCDとラジオを録音できるようです。何と言っても、値段が2万2240円だったのです。中古のCD/MDプレーヤーより安いじゃありませんか。しかも滅法、軽いし、小型化され、音質は以前の機種より上回っておりました。

 何で急に、思い立ってCDプレーヤーを買うことにしたのかと言いますと、ローリング・ストーンズが18年ぶりにニューアルバム「ハックニー・ダイアモンズ」を10月にリリースするという記事を読んだからでした。私は旧い世代ですから、ストリーミングとかネット配信より、やはりCDでライナーノーツを読みながら聴く派です。プレーヤーが壊れていては、聴けませんからね。ストーンズのCDは、もう18年も前になる2005年の「ア・ビガー・バン」を含め、1963年のデビュー以来のアルバム殆ど全部私は持ってます。それに、アウトレットのポイントが2860円も溜まっていたので、期限切れになる前に使おうと思ったのでした。

 今回、ちょっと懲りたので、1112円をポイントで支払って、CDプレーヤーの修理保証期間を1年間から5年間に延長しました。

レモンタルト1200円

 午後3時の家族のお見舞い面会の後、自宅近くにかき氷専門店があるというので初めて行ってみました。週末はかなり人が並んで入れないという人気店ですが、さすがに平日の夕方は空いていました。人気一番の「レモンタルト」を注文しましたが、量の多さには圧倒されました。氷がまろやかで、ふわふわ、今まで食べて来た歯にジャリジャリと絡むかき氷は、何だったのか? と思わされるほどでした。でも、個人的には量が多過ぎで、夜はちょっと苦しみました(笑)。

北八ヶ岳

 最初に、個人的に昨日は色んなことがあり過ぎた、と書きましたが、それはメールが殺到していたということでした。まずは、本日金曜日、何年かぶりに飲み会を銀座の「ライオン」で計画していたのですが、台風13号が関東地方にも上陸するということで、「帰りの電車が止まったら困るんじゃないか」という反対意見で、結局延期になりました。そんなメールのやり取りが何通も続きました。

 そんなんで気を取られていて、しかも、会社を休んでいたので、会社の共通メールをチェックしていなかったら、夕方になってとんでもないメールが殺到しておりました。一つは、パソコンのプリンタを変更することになったので、明日10時にパソコンの設定も変更します、といった連絡でしたが、もう一つは、会社の同僚が、もういい年なのに、地方支局に転勤するという不可解な人事でした。そして、もう一通は、違う同僚が来月にも長期治療入院するという話でした。

 「衆人監視」のブログなので、詳細は書けませんが、「えっ?どゆこと?」という話ばかりで、頭が混乱してしまいました。

 以上、昨日、ブログを更新できなかった言い訳でした(笑)。

渓流斎流 スクワットの薦め

  • Total Page View: 901958
  • Today’s Page View: 7267
  • Total Access Person: 595601
  • Today’s Access Person: 167
  • Count Start from: 2017年9月15日

 何じゃあ、こりゃあー!

 本日9月6日(水)午前9時の時点での渓流斎ブログのアクセス数を見たら、ビックリ仰天です。

 この《渓流斎日乗》ブログは、2005年から開始しましたが、今は亡きIT技術者・松長哲聖氏の尽力で新しく2017年9月15日から再スタートしました。その6年目で合計90万ページビューを突破したのです。おめでとうございます!パチパチパチ。それはそれで素晴らしいです。今度、100万ページビューを突破しましたら、お祝いでもしましょう(笑)。

 でも、一番解せないのは、本日のページビュー(Today’s Page View)です。7267アクセスもあるのです。普段なら、1日500アクセス程度ですから、いつもの10倍以上です。何かあったんでしょうか?? は、はあーん、誰がいたずらでもしているのかな? 

 だって、Today’s Access Personが167しかいないからです。誰かお一人が、操作してアクセスしているのかしら? いずれにせよ、IT技術に疎い小生としては、(嬉しいことは嬉しいのですが)、不気味です。

浮間舟渡

 私はページビューを上げたいがために、ブログを書き続けているわけではないので、本日も個人的なことを書きます(笑)。

 昨日は、朝方から元気がなく、喉の奥にほんの少し違和感があり、「やばい!風邪ひきそう。もしかしてコロナ?」と戦々恐々でしたので、夜は8時半に就寝しました。翌朝は6時半に起きたので、睡眠時間10時間です。私は、アインシュタインと同じようにロングスリーパーなのです(笑)。お蔭様で大分、体調も戻りました。熱もありません。

 でも、丸々10時間、熟睡出来たわけではなく、途中で3回もトイレで目が覚めました。ベッドではなく、お布団で寝ているので、年を取ると、起き上がるのがつらい!よっこらしょ、ではなく、ヨッ、コォラ、ショ~~~なのです。何でこんなに力が出なくなってしまったのか?普段の通勤の際も、鞄が重くて(重い書籍が入ってますからねえ)、手に持つのがつらくて、直ぐ背中に背負ってしまいます。

 スロートレーニングの権威と称される東大の石井直方名誉教授によると、筋肉は30歳を過ぎると減り始め、下肢、体幹の筋肉は80歳までの50年間で約半分にまで減るといいます。半減ですよ!道理で、布団から起き上がるのがつらくなるはずです。

 筋力が低下するとサルコペニア、さらに進行するとフレイルと呼ばれる虚弱状態になるといいます。おっとろしいですねえ。でも、そんなこと言われても、年を取れば誰でもそうなりますよ。私もはっきり言って、既に、そのサルコペニアとやらになってることでしょう。

浮間舟渡

 しかし、落ち込んでいてばかりはいられません。石井名誉教授が提唱しているスロートレーニングでは、スクワットを推奨しています。本も出ていますし、ネットで検索すればやり方も出てきます。

 そうか、スクワットか! 

 スクワットがあるではないか!

 別に自己流でも構わないのではないでしょうか。とにかく、座ってばかりいないで、毎日スクワットを続ければ、少しは筋力がついて体調も戻るはずです。

 まあ、いずれにせよ、このブログを御愛読して頂いている皆様には、少しでもお役に立てれば恐悦至極に存じまする。

《渓流斎日乗》は無料です=有料にはしません

 9月5日付の朝日新聞朝刊で、X(旧ツイッター)のフォロワーが60万人を突破し、投稿サイトでは有料会員2万人を誇り、日経の敏腕記者から華麗なるフリージャーナリストに転身された人(43歳)の話が載っておりました。有料サイトは月額500円と言いますから、単純計算しても月1000万円の収入です。このほか、掲示板やオフ会などに参加できるコア会員3000人は、月額980円らしいので、年収1億数千万円ですか。。。???

 いやはや、下衆の勘繰りをしてしまいました。大変失礼致しました。

 私のブログは無料で、広告費から収入を得ておりますが、年間でも、差し引き2万円程度ですよ(笑)。多額の時間とお金を費やして(主に書籍代)、散々苦労して書いてこの程度です。本当に、本当に、本当に笑ってしまいます。

 でも、ブログを有料会員制にするつもりはありません。理由は決まってます。有料会員になってくださるのは、思い当たるところでも、2人か3人しかいないからです(笑)。こりゃ、無理です。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソースの前菜

 また、下衆の勘繰りに戻って、思考回路を巡らしてみるとー。

 所詮、世の中、女(男)と金

 なんですよ。有料会員になる皆様は、女(男)と金の情報が欲しいのでしょう。マッチングアプリだとか経済情報だとか投資だとか、綺麗な言葉で洗浄されてはいますが、人間がナケナシのお金を出してでも欲しい情報というものは、所詮、博打も含む儲け話かエロ情報なのです。そうでなければ、蜜の味と言われる「他人の不幸」情報です。人間は皆、楽をして優雅な生活を送り、「嗚呼、自分はまだマシな方なんだ」と安心したいのです。

 (最初に書いた日経からフリージャーナリストに転身した人の有料「経済情報」は見たことはありませんので、小生の持論は彼に当てはまらないかもしれないことは、念を押しておきます。)

 翻って、小生のブログ《渓流斎日乗》は、残念ながら、毒にも薬にもならない、と言いますか、儲け話やリビドーには全く欠けています。そんなサイトが有料として成り立つわけがないのです!

 だから、好き勝手に個人的なことでも書けるのです(笑)。

東銀座「トレオン16区」海老と小柱のトマトクリームソース1300円 初めて入店しましたが、意外にも結構美味かった

 早速、個人的な話ですが、新型コロナに関して、5類に移行してから、妙に私の周囲で感染者が増えているのです。だから、外や電車やバスの中でマスクをしていない人を見るとゾッとしてしまいます。そもそも、私は統計やおカミの言うことは信じていませんからね(苦笑)。実体験は信じます。

 私の場合、会社の同じ部署の人で2人も感染者になりましたから、昨年の5類に移行する前だったら、堂々の「濃厚接触者」になるはずです。だからこそ、暑苦しくても、我慢してマスクをしているのです。その半面、マスクをしない人が私の身近に目に付いたりすると、「俺は実は、濃厚接触者なんだぜい」と告白したくなります。見知らぬ他人なので、実際にそんな子どもじみたことしませんけど(苦笑)。

 以上、好き勝手に書いておりますので、有料サイトにしようなどとは、滅相も御座いません。

 ただ、お読みになった皆さんが、知らない情報を得て、少し得した気分になったり、「渓流斎よりマシな人生送っているな」と思って頂いたり、その逆で、「この本、面白そうなので、読んでみようかしら」と思ってくださったり、「また、今日も、一生懸命に生きて頑張ろう」と少しでも思ってくださったりすれば、主宰者としてはこの上もない喜びで御座います。

【追記】

 何で、「所詮、世の中、色と金」なんぞと汚い言葉を使うのかと言いますと、迷惑メールがそうだからです。大抵の私のところに来るスパム(迷惑)メールは、「高額金が当選しました」とか「私はアフリカ・ガボンの銀行役員です。貴方様だけにお教えする投資話があります」とか、見知らぬおネエちゃんからの「お誘い」だったりするからです。

 皆さんも同じようなものじゃありませんか? 隠しても駄目ですよ。