オメガとスウォッチとの共同制作スイス製「ムーンスウオッチ」、赤の「火星」を購入

  むふふふ、ついに買ってしまいました。

 (嗚呼、このブログ、そんなのばっかしですねえ! しかし、Man shall not live by bread alone. 人はパンのみにて生きるにあらず)

  スイスの高級時計「オメガ」と「スウォッチ」がコラボレーションした「ムーンスウオッチ・コレクション」です。太陽から冥王星まで、11種類販売されましたが、かなり格安なので、生産が追い付かないほど世界的にも人気商品となり、何処の販売店でも品薄状態が続いているというのです。

 それが先週6日の朝日新聞の東京夕刊に載ってしまい、「人が殺到して、まあ、手に入らないだろうなあ」と覚悟しつつ、東京・銀座のスウォッチ正規販売店に行ってみたのです。

 昼休みなので、それほど時間がありません。が、係りの人が「予約販売はしておりません。平日は空いております。10分くらいお並びになれば、大丈夫かもしれませんよ」とアドバイスしてくれたので、「まあ、10分ならいいか」ということで並ぶことにしたのです。

 これでも、実は、かなり下調べしておきました。何しろ、ムーンスウオッチは11種類もありますから、何にしたら良いのか迷います。第一候補は、ブラックの「月」でした。しかし、11種類の中で「一番人気」ということで、多分、売り切れている可能性があります。そこで、自分の「守護惑星」を調べてみました。今は簡単に調べられます。

 でも、よく分からないのです。私の生まれた月日の星座は、かに座なのですが、そのかに座の守護惑星は「月」だというのです。それなのに、私の生年月日を入れて検索できる守護惑星のサイトで調べてみたら、私の守護惑星は「火星」だったのです。

 どっちなんじゃい? と言いたくなりました。(生年を入力するので、火星の方が正確のような気がしましたが…)

 「ま、いっか、どっちかあれば買おう」と勇んでショップに向かったわけでした。「月」の方は、オメガ純正の「スピードマスター ムーンウォッチ」を参考にして作られ、黒光りして重厚感があります。オメガなら100万円ぐらいしますが、こちらの「ムーンスウオッチ」の方は、わずか3万円台で買えるのです。それで、私のようなそれほど裕福ではない人間でも、喜び勇んで買えるわけです(笑)。「ムーンスウオッチ・コレクション」が、世界のどこのショップでも売り切れてしまう理由が、これでお分かりになったことでしょう。中には、ネットで転売され、20万円以上の値が付いているムーンスウオッチもあるようです。

 ただし、「火星」ウオッチの方は、赤が主体で、重厚感は全くありません。どちらかと言えば、夜店のバッタ屋で二束三文で売っていそうな代物にも見えます(あくまでも個人的感想です)

 それでも、私の守護惑星は、火星でした。しかも、今年のラッキーカラーは、赤でした。何を躊躇するのだ!

「ムーンスウオッチ・火星」3万6300円

 で、結局どうなったのか、と言いますと、やはり、人気一番の「月」は売り切れ。不人気の?「火星」は残っておりました。思い切って買いましたよ(笑)。ショップで私の前に並んでいた外国人観光客らしき親子連れ(父と娘さん)がフランス語を喋っていたので、「旅行ですか?どちらから来られたのですか?」と聞いてみたら、スイスのジュネーブと答えたので吃驚。なんだあ、家に買って地元で買えるじゃん!と思いました。結局、彼らは、お目当てのものが売り切れだったらしく、何も買わずに帰ってしまいましたが。

 さて、無理して「火星」を買ってしまった私。嵌めてみると、「え?何? 軽い~」が第一声です。プラスチック製なのか、重厚感も高級感もなく、やはり、夜店で買ったまがい物にも見えなくもない。

 何を言う! 控えおろう~

 いや、すんまへん。曲がりなりにも、「OMEGA」なるブランドが刻印された高級腕時計なんて、生まれて初めて見に着けるので、気が動転していたのかもしれません。

 はい、はい。撤回します。この腕時計を装着すると、幸運が舞い込んでくる気がします。何しろ、私の守護惑星である「火星」であり、ラッキーカラーの「赤」じゃありませんか!

 あまりにも軽いので、腕時計を嵌めていることさえ忘れます。「ははあ~、有難き幸せ~」ということにしておきます。

 You can’t take it with you. (あの世にお金は持っていけない。)

山崎朋子さんとの久しぶりの会食

銀座「和らん」

昨晩、ノンフィクション作家の山崎朋子さんと東京・銀座の夜は敷居がチト高い日本料理店「和らん」で久しぶりに懇談しました。以前は年に数回お会いしておりましたが、小生、2年前に黄泉の国に散歩に行っている間、音信不通となってしまいました。

それが一昨日、急に、3年ぶりに電話がかかってきまして、その翌日、私の勤務する会社近くの歯医者さんに行く用事があるのでお会いしましょう、ということになって、急きょ再会したわけです。

銀座「和らん」

特段の急用はなかったのですが、2年前の2015年1月に山崎さんのご主人である児童文化研究家の上笙一郎さんが急逝されたことで、改めて面と向かってお悔やみのお言葉を述べておきました。

思い起こせばもう四半世紀近いお付き合いで、小生が初めて山崎さんとお会いしたのはまだ30歳代の頃でしたから、月日の経つのは誠に早いものです。

ニューヨークにお住まいのお嬢様のことなど、お互いのちょっとプライベートなことまでお伺いしたり応えたりしたので、茲ではちょっと書けませんなあ(笑)。

銀座「和らん」

山崎朋子先生の代表作は「サンダカン八番娼館」ですが、1974年に熊井啓監督によって映画化されました。元からゆきさん役が田中絹江、山崎さん役が栗原小巻でしたが、元からゆきさん役に、杉村春子の師であった新劇女優の田村秋子が、役を志願していたという隠れたエピソードを聞きました。

また、山崎さん役も栗原小巻ではなく、若くして急逝した太地喜和子も候補に挙がっていたという逸話も聞いてしまいました。

山崎さんは、世代的に携帯のスマホどころか、パソコンもしないので、「ネットのことは何も知らない」と仰っておりました。そこで小生が「山崎さんは有名人ですから、色んなこと書かれてますよ。写真もたくさん掲載されてます」とご教授したところ、「でも、本人が了解していないのに、そんなことしていいのかしら…」と困惑顔でした。

確かに、写真の肖像権、著作権などがありますから、どうなってるんでしょうかね?

山崎朋子さんは美人ですから、若い頃、女優やモデルもやっていて、その頃のポートレート写真がありますが、撮影者が何と、木村伊兵衛さんだったという、これまた知られざる逸話に驚いてしまいました。

探し人 すずき・みえこ様

銀座「土鍋ご飯と肉団子」890円 ちよつと辛かった

台風と梅雨前線で、雨降りが続いてます。明日の投票日は大丈夫かな?と思ったら、駅前の市役所出張所で、期日前投票する人で、長蛇の列になっていました。

これで、日本も大丈夫だ。

昨日色々と政治的なことを書きまして、恐らく大多数の人からの賛同を得ていないことは自分でも分かっておりますが(笑)、何でこんなに天邪鬼になってしまったのか、自分で振り返ってみると、もう半世紀以上大昔の幼稚園のときのトラウマのせいではないかと思い当たりました。

当時、父親の仕事の関係で埼玉県狭山市に住んでおりました。当時も狭山市は、お茶の産地として有名でしたが、とてもとても閉鎖的で因襲的な街で、代々農家として江戸時代か、縄文時代から住んでいる家が多かったでした。

そのせいか、我々のような「転勤族」に対しては「よそ者」として、小池百合子さんのように排除の論理が働き、陰湿な、時にはあからさまな嫌がらせやイジメが多い土地柄でした。

子どもですが、家の中に石を投げ込まれたこともありました。

東銀座「きたろう」ランチ握り972円

近所の幼稚園ではイジメられるのではないかという両親の配慮で、電車に乗って一つ先の駅の少し都会の幼稚園に入りました。

その中に親がPTAか何かの会長をやって街の名士らしい男の子がガキ大将としてのさばっていました。

休み時間になると、身体が自分より小さい奴や女の子を相手にプロレスの技などをかけて、イジメてました。

私は、イジメられる対象ではありませんでしたが、弱い者イジメをしている会長の息子を勇気がなくて注意もできませんでした。

その時、髪の毛の長い澄んだ眼をした女の子が「いい加減、もうやめなさいよ」と、一人で注意したのです。会長の息子は意外にも素直に、女の子に掛けていた四の字固めを解きました。

その時の自分が恥ずかしかったこと。もう半世紀以上も大昔のことなのに思い出すと今でも冷や汗が出ます。

自分は卑怯者だということ。心の奥底の何処かで、その男の子の親の権威に怯えていたこと(5歳なのに、先生に言いつけても、相手は会長の息子だから言っても無駄だという感情まで働いた!)。初恋に近い淡い感情を抱いていた憧れの女の子に先を越されて、自分のだらしなさを思い知らされたこと…等々といった色んな感情が入り乱れたからです。

女の子の名前は「すずき・みえこ」ちゃんでした。胸に付けていた名前です。幼稚園だから漢字は知りません。

今頃、彼女はどうしているのかなあ。

変な日本語

銀座4丁目

9月28日のこの日乗で、「身体が壊れていく…」のタイトルで、目の不調を訴えたところ、有り難いことに、SNSを通じて、東アジア広域を活動拠点にしている衣川さんから「アントシアニン、ルティン、ゼアキサンチンを摂りましょう」とのアドバイスを頂きました。

そこで、藁をもすがる思いで、それらが配合されているサプリメントを捜し求めました。

私は、東京・銀座界隈を活動拠点にしておりますから、たまたま、派手に新聞テレビやネットで宣撫活動を行っているD社の直営店があったので、早速そこに入ってみました。

猫の額ほどの狭い店舗に3人も若い女性スタッフがいて、暇を持て余しており、私が入ると、「いい鴨が来た」とばかり、網に掛かった獲物を捕らえる蜘蛛のように店員が近寄って来ました。

あたしは、最初から買うものは決まってましたから丁重に介助はお断りして、アントシアニンなどが配合されている「速攻ブルーベリー」とかいうサプリメントを買いました。

1458円。「ちょっと高いかな」と思いつつ、「直営店だからしょうがないか」と支払いを済ませたところ、レジの女性は「お飲み方は、ご存知だったりされましたか?」と言うではありませんか。

「はあ!?」ですよ。コンビニやファストフードに行ったりすると、「5000円からお預かりします」などと、馬鹿丁寧な間違った敬語もどき言葉が飛び交います。マニュアルにでも書いてあるのでしょう。やたらと変な日本語が蔓延ってます。

「ご存知だったりされましたか、だと?」ーなんじゃやらほい、と言いたくなりましたが、向こうは「朝食後にお飲みになると、一日中効果がありますよ」と澄ました顔で言うではありませんか。

その後、たったこれだけの小さな商品なのに、「お出口までお持ちします」と言うので、まさか、グッチやエルメスの高級ブランド品を買ったわけじゃあるまいし、こちらも丁重にお断りしました。

はっきし言って、過剰サービスですね(笑)。

後から、「高い値段はサービス料が入ってるせいだな。田舎のマツモトキヨシで買えば、もっと安く買えたかもしれないなあ」なぞと、自ら、器の小ささを露呈してしまいました。これは内緒ですよ(笑)。

身体が壊れていく…

仕事でパソコン、遊びでiPhoneとiPadを毎日、ろくに休まずに9時間ぐらいやり続けていたら、一昨日、とうとう身体が壊れてしまいました。

目をやられてしまいました。

いわゆる飛蚊症という症状で、これまで、小さな糸くずのようなものが眼前にちらついていたのが、今度は巨大なロープのような束があちらこちら飛び交って、目元が邪魔で新聞を読むことさえ苦痛です。

夜間になると、縦3センチ、横3ミリほどの白い閃光が目の前にチラつき、稲光しているかのようです。異様です。

兆候はありました。酷い眼精疲労で、毎朝、眼の奥の激痛で目が覚めます。やめときゃいいものを、つい夜更かしで古い音楽の動画を見たりしたのが良くなかったのかもしれません。

流石に心配になって、昨日、飛び込みで、いつものお茶の水のI眼科に行ったところ、3時間も待たされましたが、 先生から「加齢によるものですね。また来月来てください」と優しく労わるように言われてしまいました。

先週は、歯の治療のために2回も通いましたし、見事、歯、眼、何とかの順で壊れていってます。お、何とかの方は、松永耳庵先生並みにまだ大丈夫のようですが。(笑)

でも、このほぼ毎日欠かさず書いている日乗もあと何年持つかなあ、と逆算したくなりました(笑)。

「渓流斎日乗」オフィシャルサイトがほぼ完成

東銀座イタリアン「イル・ビアンコ」のランチ

昨日の2017年9月15日、私のオフィシャルサイト「渓流斎日乗」がほぼほぼ完成致しました。

これもIT青年実業家松長社長の尽力の賜物です。「depuis2005」とありますように、私が北海道の帯広に住んでいた2005年3月15日から、昨日までの12年間余の1887件の記事が登録され、「アーカイブ」で検索すれば、過去記事も読めるようになりました。(まあ、再読される方はいらっしゃらないでしょうけど=笑)

ただし、2008年7月から2015年11月までの7年間の記事は消滅しております。諸般の事情がありまして、私の手違いで失くしてしまいました。何件あったのか定かではありませんが、一番元気な頃の充実した時期で、森羅万象を書き連ねたおかげで大変評判が良く、多くの読者の皆様から沢山のコメントも頂きました。

まあ、なくなったものは取り返しがつきませんから、後悔しても始まらないでしょう。

グラスワインとデザート付きで1030円

いずれにせよ、gooブログさんには12年間も大変お世話になりました。宝塚歌劇団風で言えば、「引退」ではなく、「卒業」ですので、これからは一人、一本立ちして頑張っていきたいと思います。

gooブログの体裁に少しでも近づきたいと思い、松長社長にお願いして、日々のアクセス数とトータルのアクセス数が一目で分かるようにしてもらいました。

さらに、コメントもできるようにしてもらいました。ちょっと、面倒ですが、このブログにコメントするには、登録する必要があります。

御自分の好きなユーザー名とパスワードを登録します。多分、匿名でも大丈夫じゃないかと思います。(ITに詳しくないのでよく分かりませんが)

やり方は、コメントしたい当該記事のタイトルをクリックして、一番下の方に「ご意見、ご感想をお聞かせください!」と出てきますから、そこにコメントを書いて送信するだけです。

昨日からずっと、過去記事のカテゴリー(ジャンル)分けを一本ずつ(こりゃ大変だあ)整理編集していたところ、間違って、10年以上昔の記事がフェイスブックなどにもアップされてしまったようです。

3分ごとに更新するフェイスブッカーの衣川先生から御指摘されて初めて分かりました。

 皆様には御迷惑をお掛けしましたが、恐らく、過去記事の編集作業(恐らく何年も掛かるかも)が終わるまで、何回かこのような事案が起きるかもしれません。

許してたもれ。

領収書がすべて!だがやな

浜松城

(昨日の続き)

今、税務署に来てます。どんな裁可が下されるのか、この歳になっでドキドキです(笑)。

今朝の新聞で、「遺伝の法則の『優性』『劣性』は今後使わない」という記事が印象的でした。

日本遺伝学会が用語を改訂したらしいのですが、例えば、これまで、「色覚異常」とか「色盲」とか言っていたものを、今後は「色覚多様性」と言い換えるそうですね。

以前にも何回か書きましたが、私の亡父は「色盲」でした。戦争末期に帝国陸軍に志願して、航空隊に配属されましたが、色盲のお陰でパイロットになれず、整備兵となりました。

しかし、万事塞翁が馬。パイロットになっていたら、特攻隊になって散華していたかもしれません。となると、私もこの世に生まれて来なかったし、こんなブログを書いてることはなかったでしょう。

今は、こうして「父は色覚多様性だった」と胸を張って言えますね。

浜松城

そうこうしているうちに、税務署でのマルサ捜査(?)は終わりました。

意外や意外!

私自身、サラリーマン生活を何十年間も続けて、確定申告など一度もやったことがなかったのですか、結論を先に書きますと、経費として控除されるので、「領収書がすべて」だということが分かりました。

とはいえ、私は領収書なんかすぐ捨ててしまいます。よほど大きい買い物をした時は別ですが。

ということで、「原稿料」としての税金を取られるなら、経費として本代やセミナー代やらも入るはずです。しかし、それはもうない。あ、そうだ!iPad を買っていた!これで原稿書いたり、調べものしたりする。ダメモトで、このiPad 代を経費として申告してみました。たまたま領収書が残ってましたからね(笑)。

そしたら、驚き。経費として認められ、何とわずかですが、還付金まで出たのです。この他、前年分もあり、こちらは一つも領収書がないので、まるまる10%の地方税を取られました。今後、延滞金を払わなけらばならない可能性もありますが、生まれて初めての納税交渉は、痛み分けか、あたしの勝ちでしょうかね?(笑)

【教訓】

•給与以外に、20万円以上の雑収入があると、確定申告しなければなりません。

•その際、経費として認められれば、逆に還付金がありますから、領収書は必ずこまめに取っておくこと。

•医療費は、長期療養費還付等を差し引いて10万円以上あれば控除があることを覚えておいてください。

人間、この矛盾なる存在

久し振りの、という言葉も変ですが(笑)、遅ればせながら、夏休みで別荘で寛いでおります。

場所を書くと嫌味になりますので、書きません(笑)。

軽井沢、清里? まさか。

バンクーバー、メルボルン?うーん、どうでしょう…

えっ?別荘がないんですか?ルイス・ブニュエルのブルジョワーの嗜み、いや、ブルジョワーの秘かな愉しみですよ。

太陽がいっぱい!プールでカクテルを飲んでいます。

と、日記には書いておこう!

昨日は、この愛用のiPhoneのアプリをいくらクリックしても反応がなく、「とうとう壊れてしまったのか」と、銀座のアップルストアに修理の予約をしました。面倒臭い!2日先まで予約が満杯!スマホ中毒となると、とてもスマホなしでは生きてはゆけぬ。いかにも敗残者になった気分でした。

でも、まだ神に見放されたわけではありませんでした。再起動したりしているうちに、アプリをクリックするとちゃんと起動してくれたのです。

お蔭様で、予約をキャンセルすることができました。

※※※※※

ところで、個人的なことながら、小生、2年前に大病して、後を追うようにして、ではなく、望外の悦びとも言うべき、その1年後に娑婆世界に這うようにして復帰したところ、すっかり周囲の景色が変わっておりました。

若い頃、というより、少年の頃から非常に親しかった友人が次々と離れていくのです。まるで、疫病神を除けるかのように。

こちらは、何度も「飲みに行こう」なぞと誘ったりするのですが、その度に、「体調が悪い」だの「家族の具合が悪い」だのとドタキャンするのです。

それでも以前までは、会う約束まではすることができたのですが、最近になって「そのうちに」ということになって、すっかりその気がないのです。こちらは、何があったのか分からず、彼に直接迷惑を掛けたつもりはないので心外なのですが、そろそろ、いくら親友でも諦めてこちらから身を引くべきかな、と思うようになりました。(ちなみに、彼はスマホどころか、パソコンもやりませんし、できません)

残念ですが仕方ないでしょう。第二の人生に入り、余分なものは断捨離しなければならない時期に入ったということでしょう。

それは、モノだけでなく、交友関係にも言えるかもしれません。

それなのに、つい3日ほど前から、あれほど蛇蝎の如く嫌っていた友人募集のような「顔本」、いやフェイスブックを始めるのですから、人間、どうも矛盾に満ちた生物だと認めざるを得ないですね。

私だけではないかもしれませんが…。

大好きだった叔父の死


中朝国境:長白山・天池 Copyright par Duc MatsuokaSousumu kaqua

昨日は一日中、悲しみのどん底におりました。

一応、これでも会社に行って仕事をしているため、個人的な事情を仕事に持ち込むわけにはいきません。

周囲には誰一人、心を打ち明けることができる人はおりませんので、一人で、じっと心痛を我慢するしかありませんでした。

昨日深夜、九州唐津市の叔父が亡くなってしまったのです。長い長い、本当に長い闘病生活の末でした。いつかは、という覚悟はありましたが、やはりつらいものです。

叔父は推理小説を何冊か出しているので、「公人」かもしれません。何本かの小説はテレビドラマ化されています。

ネットで検索しますと、略歴も出てきます。http://sekifusha.com/6605
中朝国境:長白山・天池 Copyright par Duc MatsuokaSousumu kaqua

吉村幸夫(よしむら ・ゆきお)1945年佐賀県生まれ。明治大学商学部卒業。
1985年、『ロープ殺人事件』が福岡放送2時間ドラマストーリー特賞に入選、テレビドラマ化される。
1987年、『唐津火もよう殺人事件』が日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」でテレビ放映される。

これは、福岡市にある地方出版社石風社のホームページから拝借したものです。

叔父はこの出版社から、最後の著作「北山湖殺人事件」を出版しました。

ついでながら、石風社のホームページには、この本の紹介文としてー。

庶民の街・福岡西新にある居酒屋「ひょうたん」の女将・容子。ある日夢に出てきた高校時代の剣道のライバル・桜子の、北山湖での不審な死を知った容子は、彼女の死の真相を探るべく奔走するが……。福岡、佐賀を舞台に居酒屋の美人女将が活躍する表題作ほか、結婚詐欺の嫌疑をかけられ女将・容子が身の潔白をはらすべく奮闘する「トリプルシャドー」のミステリー2作を収録。

ーとあります。

入退院を繰り返していた叔父ですが、一応、ミステリー作家ということになります。かなり真面目な人で、食事も節制していたらしいですが、文才があったということでしょう。

ウチの御先祖様の家系には、有名ではありませんが、何人か文筆で生計を立てていた人がいたようです。

ブラジルに渡って、邦字紙の記者になった者もいますし、戦前戦中、東京・新宿にあった「ムーランルージュ」の座付劇作家になった大叔父もいます。

この大叔父は、音楽教師だった私の父方の祖父の弟で、名前は高田茂期といいますが、先の大戦で召集され、フィリピンのレイテ島で戦死しました。(昔、この大叔父の消息を求めたことがありますが、詳細は分かりませんでした)

中朝国境:長白山・天池 Copyright par Duc MatsuokaSousumu kaqua

幸夫叔父の一週間前に、佐賀の禎子叔母(父の弟一馬叔父の妻)さんが亡くなったばかりでした。

今年はどうしたことでしょう…。

幸夫叔父の死で、父方の兄妹弟四人は全員いなくなってしまいました。

合掌

渓流斎、ついに断筆宣言?!

江戸城大手門口

【政治屋】
うまくいった。帝国議会で、やっと俺様一強多弱法案が通過したぞ!これからも縁故主義を徹底し、気にいらねえ奴は、どんどんしょっぴいてやる。讒謗律でも新聞紙条例でも国防保安法でも何でもいい。

とにかく、主義者や危険思想の持ち主、扇動家、弱い無名ブロガーはドンドン逮捕しろ!

【公安当局】

へー、八丁堀の旦那、分かりやんした。

あっしも、渓流斎とかいう野郎、むっかしから気に喰わなかったんでがんすよ。

あんの野郎、いつも調子の良いことばかしほざきやがって、ただじゃおけねえ。そう、思ってたところでがんすよ。

市中引き回し、獄門、遠島…何でも御座れ。

あやつの息を止めて、まずは金輪際、ブログなんぞで危険思想をばら撒かないよう断筆宣言させましょう。

お約束致します。

何の花かなあ?

【渓流斎】

最近、スマホ中毒で眼精疲労になってしまいました。

ススメ ススメ ヘイタイサン ススメ

木口小平ハ テキ ノ タマ ニ アタリマシタ ガ、シンデモ ラッパ ヲ クチ カラ ハナシマセンデシタ(尋常小学校修身書)。

渓流斎は寝ても覚めても、電車に乗っても、トイレに入ってもスマホを離しませんでした。

これじゃあ眼痛で夜も眠れない。

百薬の長の酒だって、呑み過ぎたら身体に悪い。賢者は「休肝日」を設けるものです。

て、ゆうことで、小生も「休刊日」ではなく「休眼日」を設けることにしやんした。

それゃあ、毎日毎日、小さな液晶画面ばかし見てたら、お目めさんも疲れますよ。

今、毎月400円払えば、週刊新潮、文春、現代、ポストを始め、月刊誌まで100冊ぐらい読めるネットサイトもあり、契約しようか、どうしようか悩みましたが、やめました。あの憎っき、ドコモですからね(笑)。それに、人智を超えているというか、自分の処理能力を超えてます。

100冊なんか読めるわけない。しかも、液晶画面で眼が痛くなる。それで人生が終わってしまう…(笑)。

…ちゅうことで、断筆はしませんが、たまには休筆させていただきます。

熱烈な読者諸兄姉の皆々様方にはご迷惑をおかけしますが、今後とも御指導、御鞭撻の程宜しゅうお頼み申し上げ仕りまする。