博打の才能のない人は投資に向かない

 コロナ禍で皆、イライラしているんでしょうか?

 今朝の通勤途中、自宅近くの狭い道を渡ろうとしたところ、右横から来た自転車がいつの間にか迫っていて、気が付いたら、猛スピードで後ろを走り抜けました。その際、自転車に乗った50歳前後の男から「このジジーが…」などと人格を否定する言葉を散々吐いて通り過ぎました。

 自転車なら歩行者とぶつかりそうになったら向こうから止まっても良さそうなものです。もともと、私の住んでいる所は、人間の住むような所ではない民度の低い所ですから、こういう身勝手な自己中心的な人間だらけですが、さすがに一日、嫌ーな気分に襲われました。

 まあ、世の中変ですよ。

 これだけ、コロナ禍で飲食店や洋品店が倒産し、失業者もあふれ出してきたというのに、株も金も仮想通貨のビットコインも値上がりしています。24日にはニューヨーク・ダウが史上初めて3万ドルの大台に乗せましたし、それにつられて、日本の日経平均もバブル期以来29年ぶりに2万6000円台に乗せ、本日も2万6500円台と高値が続いています。

 巷では「Go to キャンペーン」の見直しが始まり、またまた不況風が吹き始めたというのに、一体、どうしたことでしょうか? 

 相場はさっぱり分かりませんね。素人でも、知ったかぶりをしている玄人でも、予測できません。これは、はっきり断言できます。

 ということで、本日は、持っていた世界最大級の投資運用会社である米国系ETFを売却してしまいました。勤務中に取引したわけではなく、前夜、「指値」で注文を出していたら、軽く売れてしまいました。終値は私の指値より遥かに高値で終わりました。

 実は、このETFは、コロナ禍の第一波に大暴落し、3月頃は、一時300万円近い損失を出していました。「これでは2,3年塩漬けにするしかないなあ…」と諦めかけていたのですが、半年ちょっとで回復し、昨日ギリギリ、購入価格を少し上回る価格を確保できるようになったので思い切って売却したのです。でも、揺れ幅の大きさが恐ろしいですね。さすがに300万円近い損失になったときは顔が青くなりましたから、自分自身、あまり博打に向いていないんでしょうね。これからは地道にやっていくしかないかもしれません。

下谷の居酒屋「鍵屋」 創業1856年

 そして、今日は、昼休みにS銀行の銀座支店の口座を解約してきました。この口座は、3~4年前に、悪友から勧められてドル建てのファンドを購入した際、取引銀行としてつくったものでした。そしたら、北朝鮮がミサイルを発射したと何とかで、ファンドが暴落して、目の玉が飛び出るぐらいの損失を出して、結局そのファンドは解約せざるを得なくなりました。いい勉強させてもらいましたよ。

 あまり良い思い出がない銀行でしたし、通帳も判子もなく(サインでした)、カードだけでしたので、リモートによるタブレット操作で案外スムーズに解約できました。以前、このブログに書きましたが、ポイントを稼ぐために、携帯電話も通販も証券も損保も電気もR社に変更したので、銀行もR社に口座を作ったのでした。あまり銀行口座を沢山持っていても、わけが分からなくなってしまうので、このS銀行を解約したわけですが、すっきりしました。

 これでR社のポイント奴隷に成り果てましたが、今のところ、スマホも買い物も順調です。後悔してません。人間がせこくできているのか、この銀行カード(デビッドカード)で何かを利用すると、わずかながらポイントが付くので、得した気分になります(笑)。

下谷の「鍵屋」

最後に、渓流斎流投資の極意です。

●投資をする際、銀行、証券、投資コンサルタント、金融のプロには近づかない。

●自分で理解できないファンドや外貨建て投信などは絶対に購入しない。

●自己研鑽を積み、情報収集と勉強を怠らず、最後は自己責任で投資する。

●個別銘柄なら、コロナ禍関連の製薬会社とか、あおり運転に備えたドライブレコーダー会社とかニュースを追っていればすぐ分かる。

●ゼロ金利時代のしがない世の中で、自分の資産を守り、増やすには投資するしか他にない。

●とはいえ、投資は博打なので、全ての財産を失うリスクもあり、自信がない人は最初からやらない。

以上、失敗経験者の語ることですから確かです。

 アメリカンドリームなど成功譚は、聞いていても心地よいかもしれませんが、誰もがそれから学んで、夢を実現できるわけではありません。誰もがウォーレン・バフェットにはなれないのです。

 哀しい哉、人間は成功よりも失敗からしか学習できないのです。これは私自身が人生経験で学んだ真理です。

マスクを巡る喜遊曲

 会社のデスクに座っていたら、マスクが不良品だったせいなのか、耳にかけるゴムがすぐ取れてしまいました。やばい! でも、備えあれば憂いなし。もう一つ、予備のマスクをカバンに忍ばせていたので慌てずに済みました。用意周到でしょ?(笑)

 何が起きるか分かりませんね。昨日18日は、全国で2201人の感染が発表され、初めて1日の感染者人数が2000人を超えて過去最多となりました。東京も過去最多の493人、大阪は273人、北海道は233人です。こんな時にマスクをしないと非国民扱いされかねません。

 マスクと言えば、今日、いきなり、シャープからマスクの「ご当選のお知らせ」が飛び込んできました。「シャープマスク抽選販売事務局です。このたびは、シャープ製マスク抽選販売にご応募いただき、誠にありがとうございました。第1回~第30回までにご応募いただいた方の中から、厳正なる抽選の結果、ご当選されましたのでお知らせいたします。」とのこと。忘れてました。そう言えば、マスク大不足だった半年ぐらい前に、第1回か第2回のシャープのマスクの抽選に応募したことがありました。当然、落選。

 でも、今は、どこでもマスクを売っていますから、今さら、という感じです。遅いですよ。今回、厳選なる抽選にて当選してももう買いませんよ。

そう言えば、アベノマスクはいまだ使わず 何処へいったか?

 そうそう、16日のことでしたか、不織布のマスク約282万枚を仕入れたものの、マスクは市場に出回り転売できなくなったため、購入代金約7400万円を踏み倒そうとした広域暴力団幹部らが恐喝未遂と監禁の疑いで逮捕されましたね。本当に今の時代を象徴するタイムリーな事件でした。ニュースになるはずです。

  いやはや、今は「第3波」なのか、感染者は増加の一途です。それなのに、政府自民党は「Go to トラベル」も「Go to イート」キャンペーンも中止することなく、「イートは4人以内にしてねえ」と言うだけで、後は都道府県知事の判断に丸投げ状態。こんなんで大丈夫なんでしょうか? 米国では18日にコロナ感染による死者が25万人を超えましたし、「対岸の火事」と言ってられません。(※日本国内の死者は1934人)

 と書いていたら、今、テレビの速報で、東京都の本日19日の感染者が最多の534人と発表されました。ついに、500人の大台を超えました。若い人は無症状でも、年配者は重症化します。マスク、うがい、手洗い、消毒、三密回避と十二分、気を付けるしかありません。

 今月末の3連休は、紅葉狩りを兼ねて鎌倉の禅宗寺院巡りをしようかなと考えていましたが、自粛した方が良いかもしれませんね。…うーん、いまだ迷ってますが…。何で、コロナウイルスは、春のゴールデンウイークとか、秋の紅葉狩り連休とかに急に異様に増えるんでしょうかね? 傲慢になった人間に天罰を与えているということなんでしょうね、きっと。

企業診断は自己資本比率が要=20%を切るソフトバンク

 携帯のスマホをA社からR社に乗り換えた話は何度も書いておりますが、A社のポイントがまだ残っていたので、A社に問い合わせたところ、A社の携帯を解約しても、A payは、まだ使えるというのです。

 そこで、このポイントを使って、コンビニで月曜日に週刊ポストを買おうとしたところ、お店の人に「このカードは使えません」と言われてしまいました。そこで、仕方がないので、その週刊ポストは現金で買い、再度A社に問い合わせてみたところ、「A社のIDを再登録してログインすれば、A社携帯の契約者でなくても、A社ポイントは使えます」と言うものですから、木曜日にコンビニで週刊文春を買うために使ってみました。そしたら、また、店員さんから「使えません」と拒否されてしまいました。いままで使えたのに、どないなっとるんねん? A社は顧客に優しくない会社ですね。もうカードは捨てるしかありません。

 ということで、残ったポイント処理の目的が果たせず(笑)、せっかく週刊誌を買ってしまったので、気になった記事を茲で取り上げたいと存じます。

最近、料理の写真ばっかしですねえ…

 週刊ポストに載っていた「借金しても『安泰』な企業、無借金なのに『潰れる』会社」という記事です。企業にとって自己資本比率が最も要(かなめ)だということを、私は経済に疎いものですから初めて知りました。

 昨年でしたか、「週刊ダイヤモンド」の記事で、ソフトバンクの有利子負債が15兆円もあることにぶっ飛ぶほど驚いたことがありますが、それを超える企業があったんですね。

 同誌が引用したYahoo!ファイナンスが公表している上場企業の「有利子負債ランキング」(10月22日時点)によると、1位はトヨタ自動車で、約20兆5530億円、2位はソフトバンクグループで約13兆1320億円(昨年より減ってます)、第3位は野村ホールディングス(9兆9800億円)、4位・日産自動車(7兆8000億円)、5位・ホンダ(7兆4700億円)、6位・三菱商事(5兆7600億円)、7位・武田薬品工業(5兆930億円)と続いています(連結ベース)。いずれも、超が付くグローバルな有名大企業じゃありませんか。そんなに借金して大丈夫なんでしょうか?

 大丈夫な理由について、色々書かれていますが、トヨタの場合、有利子負債のほとんどが返済まで1年超の「長期借入金」であり、これは将来を見据えて積極的に投資していることから成長が見込め、有益であると金融のプロがトヨタを信用している証拠だといいます。(過去に経営危機が表面化した東芝もシャープもレナウンもいずれも「短期借入金」の悪循環が災いしたといいます。)

 一方、「雲行きが怪しい」と同誌が指摘するのがソフトバンクです。自己資本比率が20%以上なら、企業経営の状態は健全とされますが、ソフトバンクグループの20年3月期決算での自己資本比率が15.9%だったといいます。ちなみに、トヨタ自動車の同期の自己資本比率は38.08%でした。第7位の武田薬品工業も36.8%です。

 同誌は、経済ジャーナリストの福田俊之氏に、「かつて、スーパーのダイエーも自己資本比率20%を割り込み、倒産前は一桁台にまで低下しました」とまで語らせています。

 ソフトバンクは、携帯電話会社というより、欧米やサウジアラビアなどに莫大な資金を投資しているファンド会社と言っても良いでしょう。

 コロナ禍の影響で、ANAを始め、JRの東日本、西日本、東海まで大幅な赤字が見込まれていますが、ソフトバンクがこれほど自己資本比率が悪化しているとは知りませんでしたし、新聞、テレビ・ラジオのメディアのほとんどが報道していません。

 こういう記事は、ゲリラ的手法が得意な雑誌メディアの真骨頂だと思いました。

言語は世界制覇の最大の武器

昭和10年創業らしい「かいらく」 もやしそば 700円

 人間、否が応でも、政治や経済や社会の影響なしでは生きてはいけないということは自明の理です。でも、それ以上に重要なことは、日ごろ安易に感じられがちな文化だと私は思っています。文化の中でも最も大切なものは、言語です。

 言語は単なるコミュニケーションの手段だと、またまた安易に考えられがちですが、人間は言語によって思考したり、言語によって感情を表現したりする極めて重要なツールなのです。つまり、言語は世界制覇の最大の武器になるのです。

…なぞと、いつもながらの渓流斎ブログらしく、ややこしい前触れから始めましたが、何でこんなことを考えたかと言いますと、欧米が中国の「孔子学院」を相次いで閉鎖している、という記事を読んだからです。

 孔子学院とは、中国教育省傘下の孔子学院本部(北京)が海外の大学構内に設置しているもので、教師や教科書は中国から提供され、運営費の半額は原則的に中国が負担しているといいます。今年10月の時点で、世界162カ国・地域で計541校も開校しているといいます。

 しかし、ここに来て、中国が香港やウイグル、内モンゴルなどに強権的政治力を発動し、人権問題になったりしたことから、欧米を中心に反発が広がり、閉鎖される傾向が続いているといいます。そうでなくても、もともと孔子学院は中国政府のプロパガンダ(政治宣伝)機関かスパイ養成機関ではないかといわれるような疑心暗鬼があったことから、拍車が掛かったようです。

 私自身は、孔子学院でどのような教科書が使われているか知りませんが、中国国内でネット検索すらできない「天安門事件」や「香港国家安全維持法」などは取り上げられていないと想像しています。

実家の老親がやっと退院できるようになりましたが、条件はこのように家内に介護環境を整えることでした

 10月28日付産経新聞は「スウェーデン 対中感情悪化=欧州で突出 香港人権問題契機に」という見出しで大きく報道していました。中国共産党の批判書を扱い閉店に追い込まれた香港の「銅鑼湾書店」の親会社の大株主でスウェーデン国籍も取得している桂民海氏が2018年、中国本土で警察に拘束されたことが関係悪化の契機だったといいます。

 スウェーデンは、国内に8カ所ある孔子学院を全て閉鎖し、携帯電話の5Gで中国のファーウェイの機器の使用を禁止したといいます。

 産経の記事だけを読んでいる限り、「そうですか。中国って悪い国ですね」と言いたいところですが、少し冷静になってみると、そう言い切れないところがあります。この深層に、今年新たに孔子学院を2校閉鎖し、最大120校あったものを現在、81校に減少させた米国と、政治的、経済的に世界制覇を狙う中国との覇権争いがあるからです。つまり、善悪で捉えてはいけないということです。中国が一方的に悪で、米国が善というわけではないのです。言ってみれば、サバンナの弱肉強食の世界です。

 スウェーデンにしたって、2000年初めまでは、経済大国であり、ノーベル賞学者を多く輩出する日本を重視し、多くの日本語講座を設けていたのに、中国が経済発展すると、手のひらを反すようにして、日本語学校を閉鎖・追放して中国語講座を設けるようになったという話を以前、スウェーデン留学歴のある学者に聞いたことがあります。

 正確な引用ではありませんが、勝海舟は毀誉褒貶がある人とはいえ、日清戦争が起きる前、「あれだけ、昔はお世話になったのに、支那(中国)がかわいそうじゃないか」と言って、戦争に反対したと言われてます。

 古代に仏教(漢訳経典)も、稲作灌漑技術も中国大陸から渡ってきたものです。何と言っても、日本語の根幹となった漢字の導入があります。ベトナムや韓国北朝鮮は漢字を棄てましたが、「優等生」の日本は漢字を棄てず、今でも漢字なしでは日本語は語れません。日本人は漢字なしでは思考すらできません。

 尖閣諸島に出没する中国船の話などが連日報道され、世論調査でも中国に対する好感度が極度に下がっています。しかし、隣国として将来に渡って付き合わざるを得ません。

 そう言えば、日本のメディアの中国報道はネガティブなものが多い気がします。それが日本人の対中感情の悪化の原因の一つになっています。

 正直、私自身も皆さんと同じように、今の中国のことを大好きにはなれませんが、何事もほどほどに。欧米だけが一方的に正しいというわけではないのです。「中庸の精神」が大事だと私は思っています。

 

R社スマホ、快適です=「Go to イート」に挑戦

 先日、携帯のスマホをR社に変更したことを書きましたが、データ通信も通話も全く支障がなく快適です。しかも、料金が一年間無料だというので言うことありません。

 さらに、どなたかにR社のスマホを紹介すると、紹介した人に3000ポイント、紹介された人にも2000ポイントが付きますので、もしご興味を持たれた方は、是非小生に御連絡ください(笑)。小生のR社スマホのIDをお伝えします。キャンペーンは期間限定ですのでお早目に(笑)。

 付け加えると、R社のスマホのデータ通信は無制限に使えるので、初めてテザリングに挑戦してみました。そしたら、こうしてパソコンに難なくWi-Fiが繋がりました。となると、今契約しているOCN(NTTコミュニケーションズ)のモバイルWi-Fiも必要なくなります。解約しようかしら?これで、毎月の通信費が大幅に節約できます。感謝、感謝です。

 さて、昨晩は雨が降る中、「Go to イート」に行って参りました。自宅近くの炭火焼店なので、場所も店名も言えませんが(笑)、なかなか良い店、というか高級店でした。

 とにかく、ジャーナリストを自称していますから、時流に乗るといいますか、今、世間で話題になっていることを自分自身でやってみなければならないということを自分に課しておりますから、こういう無節操なこと(?)もやらざるを得ないのです。

 まず、グルメサイトの「食べログ」に登録して、「Go to イート」キャンペーンに参加している自宅近くの店を検索して、ある店に予約してみました。「食べログ」だと、Tポイントとして1人1000ポイントが付くことになっていました。このTポイントはお店に還元されるのかと思ったら、後からお店の人に聞いたら、「そんなこと全くありません」と言うのです。私は、この1000ポイント分は、またその同じ店でしか使えないと思ったら、どこでも使えるようです。つまり、同じ店に還元されるとは限らないのです。

 よく分かりませんが、どうもこのTポイントは、「食べログ」のサイト内のお店(つまり、「食べログ」に加盟料を払って参加している店)にまた予約する際に使えるようなのです。異様に面倒臭い。恐らく、グルメサイトを使用しなければ、この獲得したTポイントは「宝の持ち腐れ」になるんじゃないかと思われます。はっきり言って、「Go to イート」キャンペーンは、店舗よりも、菅義偉首相のお友達の滝久雄会長のやっている「ぐるなび」などグルメサイトが儲かる仕組みになっているのではないでしょうか?

 「Go to イート」キャンペーンの中身は、実際に自分自身でやってみないと、本当に分からないものですね。

 そうそう、私が利用しとお店の話です。普通の焼き鳥屋を選んだつもりでしたが、豈はからんや、高級炭火焼店でした。本日のお薦めのメニューを見たら、「本マグロ2200円 馬刺し2860円…」ですからね。帰ろうかなと思いました(笑)。

 でも、「本日のお薦め」以外を見ると、大衆焼き鳥屋より少し高めの値段。帰らずに注文しました。そしたら、旨いこと、美味いこと。何しろ、塩は食卓塩ではなく、高級などこかの岩塩で、醤油もスーパーには売っていない高級醤油。サラダのタレも凝っていてバルサミコ酢にチーズも入っている感じでした。

 何と言っても凄かったのは、焼き鳥には「みつせ鶏」を使っていたことです。「比内地鶏」や「名古屋コーチン」なら聞いたことはありますが、初めて聞く鳥なので、お店の人に「何処の鳥ですか?」と伺うと、「佐賀県です」と応えるではありませんか。そこで、早速、某マスコミの佐賀支局長を務めたことがある岡元氏にR社スマホのショートメッセージを使って聞いてみると、「みつせ鶏は旨いですよ。佐賀にいた時は滅多に口にできませんでしたが。」との返事を頂きました。

 そんな高級鶏でしたか! いやあ、実に旨い。感動してしまいました。この店は、数年前に線路沿いにあったのですが、火事で焼けてしまい、ここの場所(駅から歩1~2分)に変えて復活されたようなので、またお邪魔しようかと思いました。

(ビール中瓶と日本酒二合、串盛りと串焼き四本、サラダなどサイドメニュー六品、二人で8610円)

【追記】

食べログで獲得したTポイントは、他にも運用できるようです。

「お金の大学」で金融知識を身に着ける

 銀座のフルーツ大福「弁財天」 いちじく大福が1000円だとか…

 2011年の「安愚楽(あぐら)牧場」事件(和牛オーナー制度と称して約7万3千人から約4200億円もの資金を集めて経営破綻=豊田商事事件を超え史上最大)や今年の「ジャパンライフ事件」(大物政治家や磁気ネックレスなどを餌にして約1万人から約2100億円を集めて経営破綻)など、なかなか巨額詐欺事件はなくなりません。

 騙されるのは決まって高齢者ですが、あれもこれも、皆、金融リテラシーがないので簡単に騙されてしまうのです。高齢者と言えば、人生経験が豊富で、酸いも甘いも散々味わってきたはずです。現在の普通預金金利は、メガバンクでさえ、1000万円を1年間定期で預けても0.002%です。ということは、株にしろ債券にしろ、外貨建てにしろ、年利5%の金融商品があるわけないのです。ないとは断定できませんが、あってもほんのわずかで、そんな希少価値の商品を強欲者が赤の他人に教えるはずがありません。それなのに…。

 最大の理由は、特に昭和世代は、「お金は汚いもの」と小さい頃から蔑視され、お金について学校で全く教えられてこなかったからです。私もそうでした。

 確かにお金は魔物ですから、悪い側面がありますが、正しい使い方を知れば、悪徳詐欺師に引っかからないのです。

 ということで、お金の基礎知識を網羅した面白い本を見つけました。「今売れている本」として新聞の書評に載っていた上の写真の本です。

 若い世代を対象にしているのか、漫画を多用して、文章も「お子ちゃま」向きですが(失礼!)、中身はしっかりツボを押さえています。著者の両@リベ大学長という方は、履歴など詳細は不詳ですが、10代の高校生から早くも起業して、年間1億円以上の収益を得る一方、数々の失敗もされているようです。少なくとも金融に関する書籍をかなり読み込み、セミナーに参加し、関係者や大富豪から話を聞き、実際に実践されているようなので、かなり詳細で濃密な金融の知識の持ち主であることは確かです。著者はYouTubeもやっていて、総動画本数700本以上、再生回数5300万回超ということですから、ユーチューバーとしてもやっていけているようです。

 何故、この本を渓流斎ブログで取り上げたかと言いますと、彼の思想に共鳴したからです。つまり、お金にまつわる問題を早く解決して、最終的に「経済的自由」を得ることが目的だという思想です。はっきり言って、お金は煩わしいですからね。

 そのために、著者は五つのステップを推奨しています。それが以下の五つです。

(1)貯めるー支出を減らす力

(2)稼ぐー収入を増やす力

(3)増やすー資産を増やす力

(4)守る―資産を減らさない力

(5)使うー人生を豊かにすることにお金を使う力

なかなか良いですね。お金は貯め込んで使わないのも馬鹿らしい。死んであの世に持っていけないですからね。著者は、最終的に、自分で稼いだお金で慈善団体に寄付していることが(節税対策かもしれませんが)、素晴らしい。これが、この本に共鳴したもう一つの理由です。

 具体的にどうしたら良いのか、この本は指南書ですから大体書いてあります。個人的に賛同できないこともありますが、しっかり、メリットとデメリットも説明してくれているので、これまた共感できます。読者が自己責任で判断すれば良いのです。

(1)の「貯めるー支出を減らす力」では、スマホは格安SIMにした方が良いとか、1961年から日本は「国民皆保険」制度になったから、ある程度は社会保険でカバーしてくれる。だから、余分な保険は見直した方が良いとか、具体的にアドバイスしてくれます。

 サラリーマンでも、最近多くの会社が認めるようになった副業をしたり、個人事業主になったりして「節税」することも薦めています。

(3)の「増やすー資産を増やす力」で具体的な投資商品を薦める一方、(4)の「守る―資産を減らさない力」では、詐欺師に騙されないよう、絶えず金融知識は更新して勉強を怠らないことも薦めています(そこまではっきりと書いていませんが=笑)。

 私も、こういう本をもっと若いうちに読んでいたら、今頃、悠々自適だったんですがねえ。今もヒイヒイ通勤しています。

ついに私もポイント乞食、いやポイント奴隷に

 ついに私も三木谷王国の軍門に下ってしまいました。

 世界中では今、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の寡占状況が叫ばれていますが、我が邦では、公社あがりのガリバーか、稲盛様か、孫様か、三木谷様のいずれかを選ばなければならない体制になってしまっています。もちろん、格安何とかもありますが、「安心・安定」で選ぶなら、この四つの王国を選ばなければなりません。

 私は今、スマホは稲盛王国のものを使用していますが、毎月8439円も掛かり、日頃からどうにかしたいと思っていました。通話かけ放題プランですが、データはわずか、月に3GBしか使っていないのに、高過ぎます(調べたら、iPhoneなので、毎月アップルに保証費1309円払っていました)。

 そこで、驚異的な価格を発表した三木谷様のスマホに乗り換えようかと模索しているのです。でも、三木谷王国では、iPhoneがなく、SIMを交換してようやく使えるようで、IT音痴を自認する小生としては、いまだに自分で操作する自信がなく迷っているところです。

 でも、ラジオで興味深い話を聴きました。「三木谷王国経済圏」です。銀行も証券もスマホも電気も通販のお買い物も、三木谷様の王国を使えば、ポイントがバンバン溜まり、年間6万円~10万円も得(ポイント獲得)するというのです。

 私の場合、スマホだけで年間10万円以上支払っていますから、ちょうどその分助かるというわけです。

 ということで、銀行は三木谷王国の口座を契約してみました。コンビニで入出金できるので、意外と簡単でした(ただし、条件により手数料掛かります)。この銀行のデビッドカードを現金代わりに使えばまたポイントも溜まるという仕組みです。

 これで、「経済圏」の一員になるには、あとは、スマホと電気を三木谷王国に代えるかどうかになりました。

 コンピューターは0と1の世界ですから、中間や曖昧さがありません。all or nothing の世界ですね。勝つか負けるか。寡占するか、敗退してゼロになるかの世界です。「2位では駄目ですか」では駄目なのです。消費者は、否が応でも、こうした「経済圏」の覇者争いに巻き込まれます。

 でも、実にせこい話です。私自身は三木谷様とは面識もありませんし、王国に絶大なる信頼をしているわけでもありません(ただし、通販やカードを利用すると、しつこいくらい小まめにメールで連絡してくれることは大変有難い)。それなのに、ポイントを獲得するために乞食になるしかありません。いや、乞食じゃありませんね。三木谷王国の奴隷ですね。

 庶民の経済防衛として、究極の選択です。よゐこの皆さんは真似しないでください、と言っても真似する人は多いことでしょう。だって、真面目に現金払いをしても全くポイントが付きません。それに、この渓流斎ブログの影響力は絶大ですからね(爆笑)。

ポイント乞食と見事な「迂回政策」

 昨日は「トリキの錬金術」だの「鳥貴族マラソン」だのといった聞き慣れない言葉がネットを中心にあっという間に広まりました。

 何の話かと思いましたら、10月1日から始まった「Go to Eat」キャンペーンで、予約サイトを利用して飲食店を予約することで、ディナー時間帯は一律1000円分のポイントが付与される特典がありました。居酒屋チェーンの「鳥貴族」は1品327円という格安が売りだったことから、予約客が1品だけ注文してその差額の673円分のポイントを獲得する「錬金術師」が続出したというのです。ランチだと500円分ですが、それでも173円分のポイントが儲かるわけです。

 これは法に違反した商行為ではないので監督官庁も黙認していましたが、さすがに鳥貴族側も本日辺りからコース料理注文者のみにポイント付与するなどして変更したようです。

 この話は、昨日も書くことができたのですが、影響力が強い渓流斎ブログのことですから(爆笑)、真似されると困ると思い、控えておりました。もう変更されて、前述のような錬金術が使えないのでこうして安心して書くことにしたわけです。ちなみに、私自身は一度も「鳥貴族」に行ったことはありません。

 「トリキの錬金術」によるポイントの荒稼ぎは違法行為ではないですが、やはり、倫理的な面では「いかがなものか」となります。ネット上でも「ポイント乞食」なる批判が溢れていました。

 でも、こんなネットで予約してポイントを付与するような「迂回政策」といいますか、アナログ世代にとっては大変面倒なシステムにわざわざしたのは、裏に作為があるようです。やはり、この渓流斎ブログ9月17日付「菅新首相の背後に『ぐるなび』と京浜急行電鉄があり」で書いた通り、ということでしょうかね。再録すると、こう書きましたー。

 …例えば、菅氏が先頭に立って推進している最大469億円の予算がついた「Go toイート」というキャンペーン。その背後にはグルメ情報サイト「ぐるなび」の滝久雄会長が控えているようです。1996年から2012年にかけて、滝会長の広告代理店「NKB」から菅氏の政治団体「自由民主党神奈川県第2選挙区支部」と「横浜政経懇話会」に対して、計280万円献金し、ポスター制作費58万8000円請け負ったことが収支報告書に書かれているといいます。

 NKBは、滝久雄会長の御尊父の滝冨士太郎氏が創業した交通文化事業社が母体になった会社で、最初は地下鉄のベンチの広告から始めたといいます。まさに「たたきあげの苦労人」という共通点があるんでしょうか?

 ーということで、この面倒臭い「迂回政策」というのは「ぐるなび」に一部「蒸留水」が還元されるということなのでしょう。しかも、この蒸留水は、真水ではなく、黄金色に輝いています。

【追記】

 8日付東京新聞によると、「ぐるなび」「食べログ」など大手10サイトは、夕食なら200円程度の「手数料」を店から徴収しているといいます。

 政府は8日、夕食1000円未満、ランチ500円未満はポイント還元しない方針を発表しました。

菅新首相の背後に「ぐるなび」と京浜急行電鉄があり

 コロナ禍になる前は、誰一人も予想すらしなかった菅義偉さんが第99代の内閣総理大臣に昨日就任されました。まずは、おめでとうございます。秋田県出身の首相は初めてで、法政大学出身も初めてということで、「たたきあげの苦労人」というイメージも板につきました。

 菅氏の地元秋田県湯沢市はお祭り騒ぎで、何と「提灯行列」まで繰り出されたようです。提灯行列なんて、昭和12年12月の「南京陥落」を私は思い出しましたよ。生まれていませんでしたが…。

 閣僚人事も発表されましたが、マスコミ、特に週刊誌は、大臣の「身体検査」に余念がありません。17日発売の文春砲では、菅義偉首相本人のスキャンダルを追っていたので、早速買い求めました。出勤途中の電車の中で読んだのですが、私以外、私の目に入る範囲で、一人も週刊誌を読んでいる人はいませんでした。勿論、新聞を読んでいる人も皆無です。新聞を読まなければ、週刊誌の広告を目にしないので週刊誌の売り上げも落ちていることでしょう。私なんか数少ない上客です(笑)。

 そう言えば、電車内でも週刊誌の吊り広告も減った気がします。東洋経済によると、関西の阪急電車は、週刊誌の広告の扱いをやめたようですね。メディアの衰退は、国力の衰退に等しいのです。健全じゃありませんね。そのうち反動がくることでしょう。

 さて、菅首相の話ですが、「政商による献金とそれの見返りの政策」という明治以来の利権の構造という伝統です。

 例えば、菅氏が先頭に立って推進している最大469億円の予算がついた「Go toイート」というキャンペーン。その背後にはグルメ情報サイト「ぐるなび」の滝久雄会長が控えているようです。1996年から2012年にかけて、滝会長の広告代理店「NKB」から菅氏の政治団体「自由民主党神奈川県第2選挙区支部」と「横浜政経懇話会」に対して、計280万円献金し、ポスター制作費58万8000円請け負ったことが収支報告書に書かれているといいます。

 NKBは、滝久雄会長の御尊父の滝冨士太郎氏が創業した交通文化事業社が母体になった会社で、最初は地下鉄のベンチの広告から始めたといいます。まさに「たたきあげの苦労人」という共通点があるんでしょうか?

 「Go toイート」は、コロナ禍で大きなダメージを受けた飲食店の救済が表向きの名目ですが、結局は、菅氏の政治団体に何かと気を遣う「ぐるなび」にも還元される仕組みになっているようです。

 もう一つ、菅首相が、官房長官時代から異様な意欲を示しているIR(カジノを含む統合型リゾート)事業です。その菅氏のIR事業を推進する「横浜カジノ計画」に名を連ねているのが京浜急行電鉄です。またまた文春砲によると、京急は2014年8月にIR事業参入発表し、カジノ建設地として想定される山下埠頭へのアクセスを整備したといいます。

 その間、京急の副社長から社長、会長に昇りつめた小谷昌氏は、1998年から2013年にかけて、菅氏の政治団体「自由民主党神奈川県第2選挙区支部」に対して、確認できるだけで700万円の献金をし、京急の関連会社「京急開発」の斎藤行正社長は900万円を寄付していたといいます。

 一方の菅氏は、その見返りなのか、京急の屋台骨の一つである京急百貨店で毎年開催される「京急将棋まつり」の名誉会長を務めているそうです。

 それにしても、随分、分かりやすい政商と政策の意味深な関係ですね。こういう裏ではなく、本筋の話は、テレビや新聞ではどういうわけか、あまり報じないので、週刊誌はなくなってほしくないものです。

フォーが食べたい、そして日産の正体

 9月も半ばになろうとしているのに、まだ気温が30度を超え、猛暑のように暑い。地球温暖化は進む。去年もこんなに暑かったっけ? 残念ながら、もう忘れています。

 こう暑いと、急にヴェトナム料理が食べたくなってしまいました。ヴェトナムは、ハノイ、ハイフォン、ホーチミン、ビンズオン省など、仕事と遊びで何度か訪れています。私の世代は、どうもベトナム戦争のイメージだけが濃厚で、行く前は、大変な国だという印象ばかりでした。

 でも、着いてみると、そんなイメージは全くなく、戦争の爪痕が残っているのはホーチミンの「戦争証跡博物館」ぐらいで、私が訪れた5、6年前は、ベトナム人の平均年齢が27歳という若々しさ(年長者は戦争で亡くなっていたということか)でした。フランスの植民地だったのに、フランス語で話しかけても全く通じませんでした。

 ハノイもホーチミンも、都市は驚くほど近代的なビルが建ち並び、ゴミも少なく清潔でした。ただし、やたらとモータバイクだらけで道路を渡るのに苦労しました。また、取材で訪れた日系企業の工業団地なども衛生管理が行き届いていて、日本の工場よりきれいじゃないかと思ったぐらいでした。

 そこで、初めて触れたヴェトナム料理は、日本人にも合って、病みつきなりました。特に「フォー」という米粉のラーメンみたいな麺料理は、ラーメンと同じような色んな味付けがあり、上に載せる具までも、鳥から豚から牛肉など本当に千差万別で、毎日食べても飽きませんでした。

鶏肉入りフォー

 ということで、ランチは、フォーがまた食べたくなって、銀座のヴェトナム料理店に向かいました。今の愉しみといったら、食べることぐらいですからね。金に糸目は付けません(大袈裟な)。お互い、いつ死ぬか分かりませんから、子孫に美田を残さず、です。

 入った店は、マロニエビルの11階にあり、結構、高級店で、フォーのランチセット(春巻きとベトナムコーヒー付き)が1650円もしました。普段の私のランチの1.5日分です(笑)。

 さすがに高級店らしく、お客さんも裕福そうでした。私の隣に座った40歳前後の女性は、文字盤を見れば一目で分かる50万円ぐらいのフランク・ミュラーの高級腕時計をさり気なくしておりました。女性客の大半は、着ているものも、ジョン・スメドレーとかストロベリーフィールズとかいかにも高級そうでした。

 肝心の料理ですが、お値段なりに、とても美味しかった、とブログには書いておきます。

◇日産の正体

 さて、昨日のこのブログで、日産自動車へ1300億円もの政府保証融資がなされ、「何で日産だけが特別待遇になるのか?」といったような趣旨のことを書きました。

 そこで、調べてみたら、確かに日産は特別な会社だということが分かりました。日産は、皆さん御存知のように、戦前は日本産業株式会社と呼ばれていました。設立者は、満洲の「二キ三スケ」の一人、鮎川義介です。鮎川は、義弟の久原房之助が1905年に設立した久原鉱業や日立製作所など久原コンツェルンが、第一次世界大戦後の慢性不況により経営不振に陥ったため、1928年にその経営再建を託されたのでした。鮎川は手腕を発揮して多角経営に乗り出し、日産自動車もダットサンなどを吸収合併して手に入れたものでした。ダットサンのダットは国産第一号車「脱兎号」の出資者DAT(田、青山、竹内)の頭文字から取ったという話は、皆さんも御案内の通りです。

 こうして、日立製作所、日産自動車、日本水産、損害ジャパン、ENEOSなどの日産グループは現在、「春光懇話会」と呼ばれています。

 そして、この春光というのは、初代総理大臣伊藤博文の子息(婚外子)の伊藤文吉(元日本鉱業社長)の雅号でした。芝公園にあった文吉の私邸(現春光会館)にグループ企業の幹部が集まり、「春光会」を開いたのがその始まりでした。文吉の長男俊夫(伊藤博文の孫)も東大法学部を卒業後、日産自動車に勤務していたといいます。

 日産は、初代総理大臣伊藤博文と縁のあった会社だったんですね。ビスマルクは「鉄は国家なり」という名言を残しましたが、その伝でいけば、「日産は国家なり」というわけだったんですか? 日本政府の皆さん。