地球沸騰化の時代に考える

 こう毎日のように気温35度、36度の日が続き、天気ニュースで「命に関わる危険な暑さです」「不要不急の外出は避けてください」などと叫ばれたりすると、さすがに、今年の夏休みの旅行計画は諦めました。泊り掛けだけでなく、片道数時間の小旅行も含めてです。「野ざらし」紀行になりたくありませんからね。

 熱中症が危険なのは、高齢者だけではありません。先程も、山形県の女子中学生が部活帰りに熱中症の疑いで倒れ、亡くなったというニュースをやっていました。若くて元気溌剌なはずなのに、部活で無理をし過ぎたのでしょうか。大変お気の毒で、ご冥福をお祈りいたします。

 この異様な猛暑はどうしたもんでしょうかねえ? 気温40度などという現象は、日本だけでなくイタリア、ギリシャ、米国など世界各国(今は北半球)で起きています。昨日も国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わった。地球沸騰化の時代が到来した」などと発言しておりました。

 思うに、人類滅亡につながりかねない原因は、人為的な環境破壊による気候変動に尽きるかもしれませんね。

新富稲荷神社

 この確信に突き当たるまでに、私自身は、ずっと、ずっと、トマス・ホッブズ(1588~1679年、清教徒革命期から王政復古期にかけての英国の政治思想家。91歳という当時としてはかなりの長命だったので、日本で言えば、家康から五代綱吉の時代まで生きたことになります)の「リヴァイアサン」が気になっておりました。

 リヴァイアサンといえば、「万人の万人に対する戦い」the war of all against all というフレーズが有名です。個人の能力差が明白にないような人間同士が自然権を行使し合うと、結果的に各人が闘争し合うことになるという説です。苛烈な生存競争です。会社や役所内での出世競争もそれに入るでしょうが、道端を歩いていて、こちらが右側の隅を歩いていても、左側を歩いてきた暴漢が「どけ!」とばかりにぶつかってくるような些細なことも入ります。

 自己保存の権利が衝突するわけですから、そこには善悪はありません。お互いに自分が、自分たちこそが正義であると主張します。ホッブズは、この混乱状況を阻止するために、「人間が天賦の権利として持ちうる自然権を国家に対して全て譲渡するべきだ」という社会契約説を主張します。この思想はジョン・ロックやジャン・ジャック・ルソーらにある意味で引き継がれ止揚されていくわけです。

 「生存競争」は、ダーウィンの言葉ですし、「自己保存の権利の衝突」は、人類学的にも生物学的にも簡単に証明されます。法や秩序もない弱肉強食のジャングル状態です。しかし、何が言いたいのかと言いますと、今は、人間同士が争っている暇はないんじゃないですか、ということなのです。

「新宿中村屋」ビーフカリー1870円 えっ?値上がったなあ

 5億4000万年前以来、これまで「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる生物の大量絶滅期がありましたが、一部の科学者は、今は、既に6度目の大量絶滅の危機を迎えている、と訴えております。2億5000万年前には、地球上の生物の種の95%も絶滅した最大危機もありましたが、6度目は一体どれくらいの種の割合が絶滅するのでしょうか?

 今から6600万年前に、1億6000万年間も栄華を誇った恐竜が絶滅しましたが、その原因は隕石と激突と大規模な火山噴火による気候変動だと言われています。でも、今回の「6度目の大量絶滅の危機」の要因は、乱獲や伐採、化学汚染などよる環境破壊など人為的なものという説が有力です。となると、人類滅亡も視野に入れなくてはいけませんね。地球温暖化による熱中症で、若い元気なヒトが亡くなることも何か関係ありそうです。(ちなみに、現生人類のホモサピエンスは20万年前に出現し、文字や話言葉も創造し、農業革命で文明を築いたのもわずか1万年前です。恐竜は凄い!)

 私自身は、別に危機感を煽り立てるつもりは毛頭ありませんよ。それに、人間というものは、おめでたく出来ているようで、いまだにコロナ患者が増え続けていると報道されても、マスクもつけずに、クラスターが起きかねない、人間が密集するお祭りや花火大会を「4年ぶりだあ~」とか何とか言って、楽しんでいるではありませんか!

 結局、地球温暖化も他人事ですし、マルセル・デュシャンの墓碑にあるように「D’ailleures, C’est toujours les autres qui meurent.(何はともあれ、死ぬのはいつも他人)」だと思っているのです。

 

「個人の判断」も忖度優先なのか?=コロナのマスク着用に関する哲学的考察

 3月13日(月)から、政府方針により、マスク着用は「個人の判断」に委ねるということになりましたので、私も俄か文化人類学者になってフィールドワークを試みました(笑)。

 まず、自宅から最寄り駅までバスを使いますが、車内のマスク着用率は100%。全員マスクをしていたので拍子抜けしました。そして、最寄り駅からの通勤電車。超までいきませんが、車内は満員で、やはり、私が見える範囲で全員マスクをしておりました。

 職場は、東京・銀座なのですが、街を歩く人で、外国人観光客の3人に2人はマスクを着用せず、日本人らしき人はほぼマスク着用でした。私がすれ違った数十人の中で、3人だけがマスクをしていませんでした。マスク着用率98%といった感じです。

 昼休みに、雨の中、ランチがてら、私の縄張りである(笑)銀座、築地、新富町辺りを散策しましたが、やはり、ほとんどの人がマスク着用でした。

 厚労省の発表では、3月12日は全国で7013人がコロナに感染し、43人が死亡したといいます。ということは、コロナは終息も、収束もしたわけではないということです。専門家の中には、日本人全員がマスクを外せば、5月には感染者が倍増するといった予想をした人もおりました。

 岸田首相や小池都知事といった権力者たちが「マスクなし」で出勤したとはいっても、まさか、満員の通勤電車に揺られて来たわけでなく、運転手付きの黒塗り高級車に乗って来られたわけでしょ?

 つまりは、為政者が声高に叫んでも、一般庶民は、権力者のことを誰も信用していないということになりますかね? 庶民がコロナに罹ったとしても、「経済を回す」ことの方が優先なのでしょう。それとも、日本人は横並びで、斟酌、忖度が得意な民族なので、周囲の皆と一緒に合わせているのでしょうか?

 私自身は花粉症でもあるので、しばらくの間は、今まで通りマスクを着用するつもりです。勿論、コロナ感染者の被害者にも加害者にもなりたくありませんからね。

 明治維新になって、ちょん髷からザンギリ頭になっても、大正の頃までちょん髷を結っていた人がいたぐらいですから、ずっとマスクをし続ける人もいるかもしれません。そう言えば、昭和の40年代ぐらいまで女性で日本髪で和服の人が結構いたような記憶があります(明治生まれの祖母の洋服姿は見たことなかったなあ)。京都の舞妓さんは、今でもそうですし、お相撲さんは現代でもちょん髷じゃありませんか!(笑)

「日本は消滅する?」=仏経済学者ジャック・アタリ氏ーこいつは春から縁起が悪い

 本日は1月5日ですが、今年初めてのブログ更新ですので、皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しく御願い申し上げます。

 5日ぶりの更新ですが、どういうわけか、その間も、かなりのアクセス数があったようで、本当に感謝申し上げます。有難う御座いました。

氷川神社

 更新しなかったのは、特段のことがなかったからでした(笑)。お正月は、私がアジト(塒)にしている関東地方は快晴に恵まれ、自宅からも雪が積もった富士山を拝むことができました。その半面、大雪に見舞われた奥羽越列藩同盟を始め、日本海側の皆様には申し訳ない気持ちでした。

 例年通り、1月1日は実家に行っておせち料理を御馳走になり、2日は自宅に子孫が参上して幣家が振舞い、3日は近くの神社へ初詣に行くというお決まりの「三が日」のパターンを遂行することが出来ました。酒量はめっきり減りましたが、今年は奮発して高価な「越乃寒梅」を呑んじゃいましたよ(笑)。何と言っても人類にとって、一番の幸せとは、家族団欒で一緒に飲食を共にすること以外、他にありませんからね。ウクライナではいまだに戦争が続き、コロナもほとんど収束していないという現実の中、本当に申し訳ないほど安逸に過ごすことができました。

 さて、今年も年賀状をたくさん頂きましたが、最全盛期と比べると4分の1近くに減少しました。少子高齢化(笑)の傾向は数年前からですが、このままいけば、あと数年で50枚を切るんじゃないかと思っています。私は、頂いた年賀状は必ず返事を出しますが、こちらが出しても向こうから返事が来なかった場合、翌年からはやめるという方針を取っているからです。それに、他界されてしまわれる方も増えてきました。

 今年の賀状のハイライトは、少しご無沙汰してしまった友人のA君が、昨年の夏に新型コロナに感染してしまい、1週間、ホテルに監禁されてしまったというお報せでした。全く知らなかったので、申し訳なく思い、メールしたら、咳とのどの痛みと発熱がかなり酷かったらしく、出所後(本人談)も、2週間以上も喉の違和感が続いたとの返信が来ました。今は回復したそうですが、彼ももう若くはないので、大事に至らずによかったと思い、安心しましたが。

中山神社

 2日に遊びに来てくれた子孫のうち、娘婿の一人は米国人なので、色んなことを尋ねることが私の愉しみになっています。私の英語は、実は杉田敏先生の「現代ビジネス英語」仕込みで、ネタ元は全て杉田先生によるものです。でも、これが本当に難しい。杉田先生はもともとジャーナリストでしたから、今でもニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ガーディアンなど主要紙は全て目に通して、ビニュエットに反映されていますが、あまりにも最先端の単語やイディオムを使うので、英語が母国語の娘婿さんでさえ、知らない言葉があるのです。今回も、彼に Do you get sloshed ? と使ってみました。

 そしたら、何それ? 意味分かんない、と言うのです。これも、勿論、杉田先生仕込みです(笑)。米国人のアシスタントのヘザーさんは「私の辞書では、1946年以降アメリカでも使われるようになった」と解説していたので通じると思ったのです。

 「酔っ払った?」という意味だよ、と言うと、彼は「いやあ、知らない。聞いたことない。イギリス英語じゃないですか」とスマホでチェックし始め、「やはりイギリス英語だ」と勝ち誇ったように、私に「Britishi English」の画面を見せるのです。「酔っ払った」という意味の俗語で米国で一番使われるのは、hammered らしいのですが、これはあまり辞書に載っていないので「へー」と思ってしまいました。泥酔すると、ハンマーで殴られたほど前後不覚になるということかもしれません。

 もう一つ、米国の下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Patricia Pelosi )さんについて、「ペロシなんて誰も言いませんよ。プロシですよ。プロシと発音します」と彼から聞いたことを以前、このブログに書きましたが、今回は第2次世界大戦時の米国大統領ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)の発音について、彼に聞いてみました。「え?まさか。ローズベルトですよ。ルーズベルトなんて言う人、誰もいませんよ。まさか」と言うのです。

 新聞社は、中国人や韓国人らについて「現地語読み」を採用するようになりましたから、欧米人や地名も現地語読みを優先するなり、改正するなりした方が良いと思います。歴史の教科書も同じようにルーズベルト大統領ではなく、ローズベルト大統領とするべきだと私は思います。

中山神社

 年末年始は結構、テレビも見ました。とは言っても、専ら、某国営放送が放送した教養番組です。「松本清張と帝銀事件」「徳川JAPANサミット」「混迷の世紀」「欲望の資本主義」「新・幕末史」などですが、これら全て取り上げてはキリがないので一つだけにします。NHKスペシャル「混迷の世紀」の中でのフランスの経済学者ジャック・アタリ氏の発言です。彼は言います。人類は4000年間、戦争をし続けてきましたが、一番の原因は飢餓によるものです。フランス革命でさえパンを求めて民衆が立ち上がりました。今戦争が続いているウクライナとロシアは、全世界の小麦の30%、肥料は40%以上輸出用に生産していました。しかし、食糧危機になると15億人が影響を受けることでしょう。

 そこで、NHKの解説委員長が尋ねます。「日本の食料自給率は38%しかありません。大丈夫ですか?」 するとアタリ氏は「日本はもっと農業を魅力的にするべきです。農家が高齢化してほぼ絶望的です。社会的にも収益的にも農業を改善するべきです。さもないと日本人は昆虫と雑草を食べるようになりますよ」と断言するのです。解説委員長は、目を丸くして再び尋ねます。「そんなこと出来ますかねえ?」 アタリ氏は苦笑をかみ殺すようにしてこう言い放ちます。「単純な話です。そうしなければ(食料危機になれば)死にますよ。日本は消滅するだけです」

 フランスは意外にも農業大国で、現在、フランスの食料自給率は、何と125%。出生率(2020年)も1.83人(日本は1.34人)ですから、世界的食糧危機になっても、フランスは消滅することはないでしょう。それが、アタリさんの発言の自信の裏付けになっているわけです。

【お断り】

 ジャック・アタリ氏と解説委員長の発言は、精密・正確ではありません。少し補足したりしております。

ブログ更新できなかった言い訳=コロナは陰性でした

 ブログ更新は7月15日(金)以来実に1週間ぶりです。

病気してました(苦笑)。今年5月の大型連休中には酷い風邪に罹り、3日間も寝込みましたが、今回はもっと酷くて、17日(日)昼前から21日(木)深夜にかけて、5日間もwatery diarrhea に悩まされました。多い時は、夜中に20回もトイレに駆け込みましたから、疲労困憊。薬をのんでもなかなか治らず、こんなの初めて。さすがに人間やめたくなりましたよ(苦笑)。

 一番辛かったのは、私の人生の愉しみの「最後の砦」(笑)だった食欲が全くなくなり、少し口に入れても受け付けなかったことでした。アルコールも駄目です。

 先週までは、入院した友人や、メールをしても返信が来ない年長の先輩たちの健康問題のことばかり気になり、心配ばかりしておりましたが、自分のことで精一杯になり、それどころではなくなりました。人生、美味しいものが食べられて、夜ゆっくり眠られることが最も幸せであることを身に染みて体験しましたよ。

◇コロナが身近に

 15日(金)を最後に会社に行っていなかったのですが、その間、不運にも会社の同僚が新型コロナに感染していたことが分かりました。彼は、かなりの潔癖症で、手洗い消毒は欠かさず、帰宅する際に自分の机の周りを一生懸命にアルコール消毒するほどでした。しかも、会社の近くに住んでいるので通勤電車に乗ることさえありません。不思議ですねえ。一番気を付けていて、一番罹りそうにもない人がコロナになるとは!

 私自身は熱も咳もありませんでしたが、一応受けておいた方が良いと考え、19日に自宅近くの内科クリニックで、「ついでに」PCR検査も受けることにしました。翌日、結果が分かるはずでしたが、ここ最近、コロナ患者が爆増したこともあり(7月21日は全国で18万6246人、東京でも3万人を超え、過去最多)、検査も殺到して、間に合わず、21日の朝8時にやっと、結果が分かりました。

 結果は「陰性」でした。ヤレヤレです。

銀座「ローマーヤー」イングリッシュマフィンのオープンサンド~ローストビーフとクロックマダム~1540円

 クリニックの先生はとても良い人なのですが、どういうわけか、「症状」が出た人は院内の冷房の効いた待合室に入れてもらえず、外の炎暑で待たされます。自家用車を持っている人はいいでしょうが、私にはないので、暑い中、外のベンチで、一時間ぐらい虫の息で待ち続けました。そして、色々と症状を聴かれ(問診)、いよいよ検査でもしてくれるのかな、と思ったら、看護師さんらしき人が出てきて、会計と処方箋の紙を持ってきただけです。多分、食当たりか、ウイルス性胃腸炎でしょうが、病名も何も分かったもんじゃありません。どちらにも効く薬を処方したようでしたから。

 こんな目に遭わないためには、人間、病気にならないことです。でも、細心の注意を払っている品行方正な真面目人間に限って、病魔が襲ってくるんですよね。どうにかなりませんかねえ?…。

銀座・昭和通り

 実は、症状が一番きつかった18日(月)=「海の日」祝日=は、私の誕生日でしたので、3人の友人知人と、親戚家族からお祝いのメッセージを頂きました。その中には、Facebookをやめたのに、わざわざ私のブログに直接アクセスしてくれたり、意外にも「隠れて読んでいる」人だったりしました。驚くとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 というようなことがあったもので、御心配をお掛けした皆様に対して、今回、ブログを更新できなかった言い訳をクドクド述べさせて頂いたわけです。

 人間、健康が一番。健康にさえなれれば、死んでも構わない。ちっぽけなブログを貶されようが、監視されようが、大したことではありません。

 なんくるないさー。

「コロナ後」は、もう「コロナ以前」に戻らない?

 オミクロン株の感染拡大が止まりません。第6波の真っ最中です。

 昨日(25日)は、全国で6万2610人の感染拡大が確認され、首都東京は1万2813人といずれも過去最多を記録してしまいました。もっとも、日本の人口の3倍弱の米国では25日の1日だけで、実に100万8502人もの莫大な感染者を輩出?していますから、それに比べれば微々たるものかもしれませんが。(米国の死者は87万人近くに及び、南北戦争での死者=75万人~90万人=に匹敵してきております)

 とはいえ、私が勤務する会社の同じ階のフロアで2人も感染者が出てしまいました。でも、どうも、「コロナ慣れ」してしまったのか、大騒ぎせず、周囲は緊張感が足りないように感じています。

 会社は、第5波までは、「自宅待機」処置にするなど、「密」を避ける方策を打ち出していたのに、今回は、そんな素振りもなく、毎日、「何処そこで(社員の)感染者が出ました」と、他人事のように、事務的に、淡々と、社員に一斉メールで報告するだけです(ここ数日は、毎日です!)。

 私がよく行く、地下にある銀座のイタリア料理店でも、以前は、入店前に厳しく体温測定していたのに、本日ランチに行ったら、測ることなく「素通り」です。本当に緊張感が足りないなあ、と感じました。

東京・汐留

 さて、昨日はこのブログで「築地の電通旧本社の思い出」と題して、芥川賞作家のA氏のことを書いてしまいましたが、実は、必要に迫られて、ここ1カ月、私自身のこれまでの経歴を振り返ってみたら、色々と思い出してしまったからでした。

 30年も40年も昔のことで、時効みたいな話なので勘弁してほしいのですが、「あの頃は、今ではとても考えられないことも普通に起きていたなあ」と感じる今日この頃です(歌謡曲か!?=笑)。

 「歴史は繰り返す」とよく言われますが、40年前と今ではかなり時代が変わり、恐らく、現代人は、能動的に過去を繰り返すことはないだろうと思います。40年前の常識は、今の非常識になっていることが多い、と言えるでしょう。

 例えば、40年前でしたら、スポーツ選手は「途中で水なんか飲むな、それが常識だ」と鍛えられましたが、今では、途中で水どころか、お菓子まで食べてしまうスポーツもあります。

 何と言っても、女性の権利が少しは向上したのではないでしょうか。ウチの会社は以前から男女平等の給与でしたが、大半の企業も男女差別が少なくなったと思います。そのせいか、共働きの家庭も増え、今では専業主婦が白い目で見られたり、逆差別されたりする世の中です。

東京・汐留

 個人的な会社の仕事の話ですが、コロナ前は、霞ヶ関の官公庁や企業などが発表する資料を「バイク便」といって、オートバイを使って担当者に取りに行ってもらったものですが、コロナになってからは、官公庁も発表資料はホームページにアップするか、記者クラブ員宛メールに添付するようになりました。その結果、最近、社内ではバイク便が廃止されたというのです。(オートバイのお兄さんはどうなっちゃったのかなあ?)

 今は100年に一度のパンデミックに襲われていますから、以前の物差しでは全く通用しなくなりました。これだけは言えますが、「コロナ後」は、もう「コロナ以前」に戻ることはないでしょう。

 つまり、コロナ後も、バイク便が復活することはないでしょうし、以前のように元に戻ることはないと思います。

 仕事も遊びも、今さら、ネットがなかった時代に戻れないのと同じように。(アーミッシュのような生活をするしかありません)

 

 

ついに、1回目ワクチン接種してきました

 昨日は、ついにコロナワクチン1回目を地元で打ってきました。まあ、「案ずるより産むが易し」てなところでしたね。

 モデルナ製ワクチンでしたが、既に1回目を打った会社の同僚から「打った翌日は痛くて肩があがらないほど」と聞いていたので覚悟しておりました。その通り、今日は打った左上腕部が痛いですね。でも、痛みは2~3日で治ると聞いています。

 ファイザー製では発熱した人がいたと聞いてますので、個人差によりますが、ファイザー製は熱が出るかもしれません。

銀座・ロシア料理「マトリ・キッチン」お勧めランチ1100円

 接種会場は、軍隊のように規律がとれていて、日本人らしい厳格なスケジュールが守られ、粛々と行われました。ポイントごとに案内してくださる方がいて、全部で10人以上いました。この他に、打つ医者、問診する先生、2回目の予約を受け付ける人などいましたから、相当なスタッフの数でした。残念ながら、「撮影禁止」だったので、ブログに写真を掲載できません。

 ワクチンを打つのは15秒ぐらいだったでしょうか。あっという間でした。その前に、問診で「何かありますか?」と聞かれたので、「副反応が心配です」と伝えたら、若い先生は頷いただけで、何んとも応えず、書類を戻されてしまいました。「ああ、そうですか」てな感じでした。はっきり言って、「心配したければお好きにどうぞ」といった冷たい感じでした。いちいち、取り合っていたら時間がない、といった感じでした。ここまで来て、アンタ、何を今さら?てな感じでした。

 今さら怖気づいても、野暮だということなんでしょう。さすがの私も、言わなければよかったと思いました。でも、「大丈夫ですよ」ぐらい言えないんでしょうかねえ。

 2回目はちょうど1カ月後の7月24日(土)で、変更がきかないようです。もう野暮なことは言いませんよ(笑)。

銀座「マトリ・キッチン」デザート ここで3回食事すると、150円割引してくれます!

 でも、ワクチンに関しては、政治家の発言がコロコロ変わります。予約の空席が有り余っているからといって枠組を拡大したり、職域接種を推進したりしたら、今度は、「ワクチンが足りなくなった」との理由で職域接種申請予約をストップ。政策が猫の目のように日替わりで替わります。やはり、「東京五輪開催ありき」で動いているからなのでしょう。

 7月23日の東京五輪の開会式までもう1カ月切りました。国際オリンピック委員会(IOC)と日本政府と東京都と、五輪放送権を持つ米NBCは何が何でも開催を強行するようです。

 特に、合計7000時間余の番組を計画しているNBCユニバーサルのジェフ・シェルCEOは6月14日、クレディ・スイス主催の会議で、「視聴率次第では、当社の歴史の中で最も収益の高い五輪になるだろう」と豪語したそうな。NBCは2016年のリオデジャネイロ五輪で、五輪としては同社史上最高となる2億5000万ドル(約275億円)の利益を上げましたが、延期前の昨年の時点で、東京五輪向け広告枠販売が過去最大の12億5000万ドル(約1400億円)余りに上ったと発表しております。

 私がワクチン接種を決めた理由について、東京五輪開催による10万人近い世界各国の選手団と報道陣とIOC貴族とスポンサーらの来日があることをこのブログで書きました。6月11~13日に先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれた英コーンウォールでは、「2450%増の感染爆発した」なんてニュースが飛び込み、来日したウガンダの選手団で「2人目のが陽性者が出た」と今朝の新聞にも載っています。

 IOC貴族の利権と、NBCという米国の一企業のために、五輪開催を強行し、日本国民がコロナ感染の犠牲を払うのはどうもおかしいのではないでしょうか。菅首相は「国民の命と安全を守るのが私の責務、守れなくなったらやらないのは当然」とも発言しています。

 信用してもいいんですよね?

 

打つべきか打たぬべきか、それが問題だ

  迷いに迷い果てましたが、24日(木)にワクチン接種することにしました。

 接種する所は、「空気銃事件」(液を入れないで注射するミス)があった同じ地元の会場ですが、まあ、しゃーないです。

 報道では全国で既に64歳以下や職域接種が開始されているというのに、私の地元では、恐らく、全国自治体の中でも高齢者の予約受付が最も遅いと思われる本日6月21日から、やっと、本当にやっと受付が始まりました。9時から開始だったので、通勤電車の中でスマホで予約しようとしたら、何と「メンテナンスのため本日13時以降から受け付けます」とのメッセージ。

 仕方ないので、13時になって予約すると、また同じメッセージが表示されます。「どないなっとるねん?」と苛立ちましたが、先に進んで「会場の予約」をクリックすると、やっと日程が表示されて、たった1件だけ残っていた24日(木)14時の予約をしました。2回目の接種は自動的に同じ日時になるので、7月24日(土)14時になると思われます。ワクチンはモデルナです。

 ワクチンに関しては賛否両論です。本日も、CNNニュースで、米プロフットボールリーグ(NFL)バッファロー・ビルズのワイドレシーバー、コール・ビーズリー選手(32)が、「ワクチン接種を受けるくらいなら引退する」とツイートして話題になっています。

 ワクチンは強制じゃないので、そういう人がいても尊重するべきだと私は思っています。

 私も迷いに迷いましたが、最終的に接種を決断したのは、日本国政府の菅首相も、東京都の小池知事も東京五輪開催の断行を決定したからです。「無観客」案を一蹴し、「最高1万人の観客」説も一蹴し、開会式では、何と2万人の観衆を入れるつもりなんですからね。ブラジルでは、コロナによる死者が50万人を超え、まだまだ感染者が増えている(サッカーの南米選手権の参加選手スタッフの65人が感染、ブラジル各地で新型コロナ軽視の姿勢を貫くボルソナロ大統領への抗議デモ)というニュースが昨日あったばかりだというのに、このブラジルを含め、世界中から選手、関係者を日本に入れるというのですから、まさに狂気の沙汰です。

 五輪を開催したせいで、感染者が拡大したら一体誰が責任を取るんでしょうか?バッハさんも、コーツさんも、菅さんも、小池さんも雲隠れするんじゃないでしょうか?

 私自身、ここ数日間、ワクチン接種予約に関して、どうしようか、てんてこ舞いで、今日もどうも予約が取れるまで気分が優れず、食欲もなかったので、銀座ランチを楽しむ余裕すらありませんでした。結局、会社の近くの「凱旋門」で、600円のカレーライスを食べました。600円ですよぉ! 安い~。

 銀座ランチを楽しめるのは、心身ともに健康で、食欲があった上での話だということを再認識しました。

何や!ワイのところやないけぇ!=ワクチン狂詩曲

 相変わらず、日々のニュースの話題は、ワクチン、ワクチンですね。

 これまで、毎日、感染者数を発表していたメディアも、ワクチンの接種率まで発表しだすようになりました。

 それに、医療従事者と65歳以上の高齢者に加え、一昨日からは「職域接種」(全日空、日航、読売新聞などまだ大手に限られていますが)が開始され、64歳以下の人たちにもワクチン接種が全国で広がっています。

 昨日のニュースで驚いたのは、K市で新型コロナウイルスのワクチンを保管していた冷凍庫が故障したのか、温度が上昇して使い物にならなくなって、ワクチン約6300回分を廃棄処分したというのです。勿体ないですね。しかも、冷凍庫の故障は今回が初めでじゃないらしく、他にも全国の市町村であったようです。冷凍庫会社の責任が問われますね。

 それより、もっと腰を抜かすほど驚いたのは、ある市区で、60代の男性に対して、ワクチンが入っていない空の注射器で注射してしまったというのです。

 空気銃か!?です。不幸中の幸いで、空気0.2ミリリットルが体内に入った男性の体調に異常がなかったといいますが、調べてみたら、その接種会場は、何と!私が、予約すれば接種するよう指定されている会場そのものではありませんか!

 何や! ワイのところやないけぇ!

 と、関西人でもないのに、関西弁が飛び出しました。

 私の場合、来週から予約できるのですが、地元はやめて、まだガラガラに空いていると喧伝されている自衛隊さんがやってくださる東京の大会場にしようかなあと思案中です。

 本日、言いたいことはこんだけなので、これでお終い(笑)!

 と思ったら、カナダにお住まいのT.T氏から航空郵便が届きました。

T.T氏は、この渓流斎ブログを通じて知り合った方で、亡くなった翻訳家で画家の片岡みい子さんの御主人の親友だった方です。このブログでも「杉下さん」という仮名で何度か登場させて頂いております。

 T.T氏のご尊父は、東京・赤坂などで大型のナイトクラブ数軒を経営する顔役だったため、同氏もご幼少の頃から、芸能・スポーツ関係者から政財界の大物を身近に接してきたというあの杉下さんです。何しろ、あの力道山やデストロイヤーから可愛がってもらったという人物ですからね。

 本日届いた郵便の中には、「ひと昔前」に銀座九兵衛の二代目と一緒に写るT.T氏の姿がありました。銀座の九兵衛が行きつけとは、私とは桁違いであることは当然のことながら、驚くべきことにこの写真のシャッターを押したのが、あの先だってのマスターズ・ゴルフで日本人として初優勝という快挙を成し遂げた松山英樹さんだったというのです。

 お二人の関係は分かりませんが、恐らく、T.T氏は、松山プロのパトロンの一人なのかもしれません。

 銀座の資生堂パーラーに行って驚愕している私のことですから、彼は、全く住む世界の違う雲の上の人だと改めて痛感致しました。

天皇陛下、いまだ接種せず

 銀座「ル・ヴァン・エ・ラ・ヴィアンド」 (LE VIN ET LA VIANDE)ランチ1250円(ドリンク、珈琲付)

※※※※※

 本日は、「これぞ」といった書く題材が見つかりません。

 こういう日に限って、大体、独断的な説教臭い話になってしまうんですよね(笑)。どうか、御勘弁をー。

江戸城 蛤壕 Copyright par Keiryusai

 例えば、新型コロナウイルスの変異株について、世界保健機関(WHO)は「もう特定の発生国の名前を冠して呼ぶのはやめます。『英国株』はアルファ株、『南アフリカ株』はベータ株、ブラジル株は『ガンマ株』、インド株は『デルタ株』と、ギリシャ文字を当てます」と主張し出しました。「偏見と誤解を生む」というのが理由で、日本政府もこれに追随するらしいのですが、「何か、なあ…」といった感じです。

 そもそも、WHOは何か、最初から胡散臭い感じです。エジプト出身のテドロス事務局長は、発生源とされている中国(武漢)を大した批判もせず、「世界一効果的な感染対策を実行して成功した国」とべた褒めで、「WHOに対する分担金が多い中国に遠慮したのではないか」との疑惑があったではありませんか。定かではありませんが、当時は、テドロス氏個人の疑惑さえ浮上していました。

 100年前にスペイン風邪(1918~20年)が世界的に大流行しましたが、本来は、第1次世界大戦に参戦した米国の兵士から欧州に広まったのが最初でした。となると、「アメリカ風邪」というのが正しいはずです。たまたま、他の欧米諸国が感染をひた隠しにしていたのに対し、中立国だったスペインが感染を最初に報告してしまったので、スペインの名前が病名に付けられてしまったのは、もう既に周知の事実です。

 新型コロナウイルスの発生源について、米国だけでなく、英情報機関(007のMI6か?)までもが中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性があると考えていると伝えています(5月30日付英サンデー・タイムズ紙)。もし、これが事実だとしたら、WHOは最初のウイルス株を何と命名するんでしょうか?まさか、トランプ前米大統領のように、「中国株」と呼ぶわけがなく、「オリジン株」とでも命名するのかしら?

江戸城 富士見櫓 copyright par Keiryusai

 それにしても変異株は恐ろしい。これまで、水際対策で封じ込めて、「優等生」と世界的に大絶賛された台湾やベトナムまでもが今では感染拡大しているようです。

 となると、もうあと1カ月半ぐらいで開幕が迫った東京オリンピック開催は、どう考えても無理です。たとえ無観客で開催しようと目論んでも、世界各国から集まる選手、役員、関係者だけでも9万人いるとされており、いくら検査を徹底しても、変異株の温床場、もしくは培養場と化してしまうんじゃないでしょうか。(いまだに、感染経路が判明していない!)それでも、IOCと日本の為政者たちは強行するつもりなんでしょうか? それに、IOCも為政者たちも、五輪開催後の感染拡大については絶対責任を取るつもりはないんじゃないでしょうか。

 ここ1カ月以上、毎日、ワクチン、ワクチンのニュースをうんざりするほど読み聞かされます。当然ながら、日本の象徴、天皇皇后両陛下は既にワクチンを接種されていたのかと思いましたら、今朝の読売新聞朝刊によると、上皇さま、上皇后さまら御高齢の皇室6人は接種されましたが、65歳未満の天皇皇后両陛下ら皇室の方々については、国民と同じ接種順位で進め、国民に一定程度行き渡った段階で接種する方針(宮内庁)だというのです。

 へー、天皇陛下でさえ「特別扱いしない」ということなんでしょうね。吃驚。戦前でしたら、全く考えられません。何処かの市長さんは、自分のお抱え運転手さんまで接種させたケースがあったといいますから、このニュースを聞いてどう思うのでしょうか?

 嗚呼、やっぱり、説教臭い話になってしまいました(笑)。

ワクチンで85人が死亡?=何を信じていいのやら…

Mt Fuji Copyright par Duc de Matsuoqua

 不可解なる孝之進の変節の背後に毬ありき。友情より毬を取りし孝之進の行為は人倫に悖り両者諸共別次に堕ちなんと覚ゆ。今生どころか来世でもゆめ相まみえまじ。

Copyright par keiryusai

 相変わらず、毎日、ワクチン報道のオンパレードです。東京と大阪で大規模接種会場が特設されて、テレビや新聞は「やっと打てて、これで一安心です」といった声ばかり拾ってます。まるで、「バスに乗り遅れるな!」といった感じで煽っています。でも、本当に安心なのでしょうかー?

 というのも、「医療従事者」ということで私の娘が一昨日ワクチン接種したところ、発熱し、自宅の階段も昇れないほどフラフラで、昨日は仕事を休んだという話を聞いたからです。

 そこで、本日発売の「週刊現代」の「日本人ワクチン死85人『自分は打たない』と決めた医師たちの意見」という記事を読んでみました。いきなり、鹿児島県のひらやまのクリニックの森田洋之院長が「私はワクチンを打たない」と宣言しています。

  厚生労働省は26日に開いた専門家部会で、3月の接種開始から5月21日までの約3カ月間で、ファイザーのワクチンの接種を受けた601万6200人余のうち25歳から102歳の男女85人の死亡を確認したことが報告されたというのです。ただし、政府は、ワクチンと死亡との因果関係が認めていません。

 週刊現代では、69歳の妻を亡くした夫が「基礎疾患もなくあんな元気だったのに…。死因はワクチン以外考えられない」と悲痛なコメントを寄せています。

躑躅 Copyright par keiryusai

 同誌によると、インフルエンザワクチンによる一般人の死亡例は100万回に0.08人ですが、新型コロナワクチンの場合は、100万回に9.9人(5月21日時点)もいるというのです。

 「接種後に亡くなった人を解剖していない。だから、因果関係が分からない」と言う医師もいるので、上に挙げた数字の信憑性まで分かりません。が、普通、ワクチン開発には10年、20年単位の治験が必要だという話を聞いたことがあります。今回のコロナはわずか1年です。やはり「大丈夫なのかなあ」という疑念は払しょくできません。

 かなりの接種が進んでいる米国や欧州での死亡例がほとんど報道されていないことも疑念に拍車が掛かります。米国では「ワクチン接種した人に100万ドル(1億1000万円)が当たるクジをプレゼント」などという州(オハイオ州など)もありましたが、何か、怪しいなあ~。