「.com」から「.net」へ=《渓流斎日乗 Ⅱ》に移行します

    【皆さまへお知らせ】

 昨日、ちらっと告知させて頂きましたが、Googleアドセンスの獲得を目指して、2024年3月16日(土)を持ちまして、長年御愛読頂いております《渓流斎日乗》のドメインを移行致します。つまり、

keiryusai.com ➡ keiryusai.net

 に引っ越します。頭のkeiryusai は変わらず、「.com」から「.net」へとドメインが変わります。もし、「お気に入り」に御登録の方がいらっしゃいましたら、変更をお願い致します。ただ、当面は、keiryusai.com の記事は残っておりますので、いつでも読むことが出来ます。新しい記事は、keiryusai.net で更新していくということになります。

 逆に言いますと、 keiryusai.com の記事は更新されない、ということです。

 新ブログの当初は《渓流斎日乗Ⅱ》として再スタートしますが、フォーマットや体裁やレイアウトに関しては、少し時間を掛けて変更していきます。ので、当初は記事とそれに見合った写真のみのシンプルな掲載になるかと存じます。

 戸惑ったりすることが多々あるとは存じますが、どうぞ皆さまの御理解と御愛顧を賜りたく存じます。

 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  keiryusai.com ➡ keiryusai.net

 です。

他のドメインで再挑戦します=Googleアドセンスのこと

 いつも《渓流斎日乗》をご愛読賜り、誠に有り難う御座います。

 昨日はちょっとショックなことがありました。Googleアドセンスに再申請したところ、10日経って、またもや「不合格」となったのです。

 理由は「ポリシー違反が見つかりました」とのことですが、具体的にそれは何を指すのか分かりません。ポリシー違反の中には「有用性の低いコンテンツ」というものがありますから、要するに、「おまえのブログは水準に達していない」ということなのでしょう。

 ギャビ~ンです。(ちょっと古いギャグです。)

 これからどうしたら良いのか? ブログ廃業も考えましたが、結局、他のドメインでもう一度、Googleアドセンスに挑戦するということにしました。技術的には私は素人で無理なので、ITコンサルタントのM氏にほとんど丸投げでお願いすることに致しました。契約は3カ月間です。勿論、Googleアドセンスの獲得を目指しますが、Googleという相手は強者です。ですから、Googleアドセンスは最終的に獲得できない可能性もあります。

 「それでも良し」と納得して、M氏とは契約しました。これまで、M氏には1月下旬からボランティアで散々、長きに渡ってお世話になり、100通近いメールのやり取りまでさせて頂きました。それで、今回諦めて、M氏には「これで終わりにします。どうも有り難う御座いました」とお別れするのは忍びないということがありましたけれど、それ以上にチャレンジ精神がムクムクと湧いてきたからです。

 Googleアドセンスを獲得することが出来れば、万々歳で、めでたし、めでたしで終わりますが、もしまた不合格になれば、こちらの落ち度ということが分かります。Googleアドセンスが承認されれば、広告が付き収益を得ることが出来ますが、よほどの人でない限り、ガーシーさんとは違って、「文章」で勝負するブログ広告の収益は限られています。せめて、サーバーとドメイン代の補填になれば良いという考え方がちょうど良いかもしれません。

 それより、長い間、M氏とメールのやり取りをしていて、Googleアドセンスの審査は年々厳しくなっていることから、獲得できれば、むしろ「名誉職」に近いのではないか、と思うようになったのです。いわば、ブログに箔が付くということです(笑)。

 ということで、恐らく、近いうちに、ドメインを引っ越します。正式に決まりましたら、新しいドメインを告知致します。多分、その後は、もうこのドメイン・サイトでは更新しないと思いますので、もし、「お気に入り」か何かにご登録されていたら、変更をお願い申し上げます。

 

職人気質で目立つことが嫌いだったのでは?=「ドラゴンボール」の鳥山明さん死去

 ネット時代の昨今では、もう旧聞に属してしまいますが、「ドランゴンボール」などで知られる漫画家の鳥山明さんが、3月1日に急性硬膜下血腫で亡くなりました。行年68歳。

  私は、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らの世代ですので、「ドラゴンボール」は一度も読んだことも見たこともありませんが、漫画の累計発行部数は2億6000万部を超え、アニメ化されて世界80カ国・地域以上で放送されたので、世界中に実に多くの熱烈なファンがいたことを知らされました。

 何しろ、彼は人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のシリーズ1作目からキャラクターやモンスターのデザインを担当したといいますから、世界中で知らない人はいないわけです。私はゲームはやらないので、これまた知りませんでしたが、「ドラクエ」の名前だけは聞いたことがあります。これが、シリーズの累計出荷本数は昨年3月末の時点でダウンロード販売を含めて世界で8800万本に上っているといいますから、つい、著作権料がどれくらい入ってきたのか想像したくなります(失礼!)。

 そんな世界的な超有名人なのに、テレビや新聞などで、彼の「顔写真」が20代の1980年代の頃が今更採用されていることに気がつきました。彼はマスコミ嫌いなんでしょうが、それだけ、マスコミのインタビューに応じることがなく、実に地味に暮らしていたということになります。

 実際、「Dr.スランプ」が大ヒットした1982年頃(当時27歳)の鳥山さんは「あまりブームにはならなかった方がよかったと思っています。騒がれるのは嫌ですから。地道に漫画だけ描いていたかったです」と、NHKのインタビューに応えています。

 やはり、有名になったり騒がれたりするのは嫌いな方だったんですね。漫画を描くことが好きで好きでたまらない「職人気質」の人だったということが分かります。

 とにかく露出して、有名になって、CMに出て、お金を稼ぎたいというタレントが多い昨今の風潮とは全く逆です(苦笑)。特に、今の時代はSNSが隆盛で、プロの有名人だけでなく、無名の素人さんでもYouTubeなどで発信して、視聴回数によって莫大なお金が稼げる時代になりましたから尚更です。

 鳥山さんはスマートフォンさえも持っていなかったといいます。その話を聞いたのが、この記事を書くきっかけになりました。「ドラゴンボール」も読んだことがないので、私に書く資格はないと思っていましたが、この人は本物です。やはり、「本物」はチャラチャラしていません。流行は追わず、他人と同じようなことはせず、孤立を恐れず、自己の信念を貫き通すことによって初めて「本物」になるのではないでしょうか。

「世界はラテン語でできている」とは驚くばかり

 今、巷で話題になっている「世界はラテン語でできている」(SB新書、2024年2月26日第5刷、990円)を読んでおります。著者は「ラテン語さん」という人を食ったような命名ぶりですが、ラテン語を高校2年から学び始め、大学は語学専門の東京外国語大学(英語)を卒業されているということで、そして、何よりも「売れている」ということで、書店で山積みになっていたので購入したのでした。

 ラテン語は古代ローマ帝国の公用語でしたが、それが後に英語やドイツ語やフランス語やスペイン語などに借用され、現代の世界の言語の「語源」になっている、というのがこの本の趣旨、もしくは肝になっています。

 私も学生時代、名著と大変評判だった村松正俊著「ラテン語四週間」(大学書林、初版が1961年!)を購入して独学しましたが、あまりにも難しくて途中で何度も挫折してしまいました。勿論、その本はもう家にありませんが(苦笑)。私も同じ語学専門の大学だったので、ラテン語の選択科目がありましたが、浅はかだったので、敬遠してしまいました。

 でも、大学時代は、俗ラテン語を起源に持つロマンス語系と言われるフランス語を学んだお蔭で、間接的にラテン語も勉強した格好になりました。英語だけ学んでいただけでは、駄目ですね。ラテン語は英語よりもイタリア語やスペイン語、仏語の方が「残滓」が残っています。

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 ラテン語を勉強すれば得するのか?ーいや、別にラテン語を習得すれば商売がうまくいったり、出世したりするわけではありませんので、(例外を除いて)得するわけではありませんけど、知っていても困るわけでもないですし、むしろ、世界が広がるかもしれません。日本語は漢語が語源になっているので、中国語を勉強した方が良いでしょうが、学術用語などで日本語に取り入れられている例がこの本には沢山出てきます。(植物名やホモ・サピエンスなど)

 私もラテン語が語源の言葉はある程度知っているつもりでしたが、この本を読むと知らないことばかりでした。

 沢山あり過ぎるので、2~3例を挙げますと、money(お金)の語源は、警告者を意味するMoneta(モネータ)が語源です。これは、ローマのカピトリーヌスの丘にあった神殿に女神ユーノー・モネータ(警告者ユーノー)が祀られ、この神殿に貨幣の鋳造所があったため、ということですが、分かるわけありませんよね(苦笑)。

 また、ファシズムの語源になったのは、ラテン語のfasces(ファスケース)で「束」を意味します。これが古代ローマでは特別な意味を持つ「束桿(そっかん)」になります。束桿というのは、斧の周りに木の枝を束ねて革紐で縛ったもので、執政官に仕えた警士が携帯し、権威のシンボルになったといいます。(この本ではこのように書かれていませんが、説明が分かりにくかったので、自分で調べて書きました。)

 ちなみに、斧はラテン語でsecuris といい、語源はseco(切る)になります。これが、英語のsect(分派)、sector (分野)、section(部門)などの語源になったといいます(本文75ページ)。

 キリがないのでこの辺でやめときますが、ラテン語は近世まで欧州各地で使われていたことを特筆しておきます。宗教改革の基になったドイツのマルティン・ルターの「95箇条の論題」(1517年)=私が学生時代は「95箇条の御誓文」と言ってました。また、ルターが糾弾したものは「免罪符」と呼んでおりましたが、最近は「贖宥状」と言うんですか!全然、違うじゃないか!=も、地動説を唱えたポーランドのコペルニクスの「天球回転論」(1543年)も、重力を「発見」した英国のアイザック・ニュートンの「プリンキピア」(自然哲学の数学的諸原理 Philosophiæ Naturalis Principia Mathematica、1687年)もラテン語で書かれていたのです。

元乃隅神社(山口県長門市)Copyright par TY

 いずれにしても、「世界はラテン語でできている」というのは大袈裟ではなく、幾つも例があるので、驚くばかりです。

 ラテン語は日本人にとって、文法がかなり難しいので途中で挫折してしまいますが、文字はローマ字読み出来るので、意外と近しく感じるかもしれません。

インド、そのあまりにも複雑な歴史、民族、言語、宗教

 進境著しいインドは、2027年にはGDP(国内総生産)でドイツ、日本を追い抜いて、米国、中国に続く世界第3位になると予想されています。

 人口は昨年、14億2860万人と推計され、中国(14億2570万人)を抜いて世界一になったというニュースは記憶に新しいです(国連人口基金)。

 まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いですが、考えてみれば、インドの発展は今に始まったわけではありません。19世紀から20世紀にかけて、100年近くも英国の植民地になったため、「遅れた地域」の印象が焼き付けられましたが、もともと人類の世界4大文明の一つ、インダス文明(紀元前2600年頃)の発祥地だったんですからね。建国250年そこそこの米国など当時は影も形もありません。何しろ、「零」を発見した民族で、特別に数学に強く、世界中の大手IT会社から引っ張りだこで、グーグルやマイクロソフトなどでインド系の人がCEOも務めていたりしています。

 インドの歴史を一言で語ることは私には出来ません。アショカ王のマウリヤ朝、カニシカ王のクシャン朝など学生時代に一生懸命に覚えましたけど、大方忘れてしまいました(苦笑)。

 それより、インドといえば、何よりも宗教と哲学(ウパニシャッド)の国だという印象が私には強いです。宗教に関しては、日本の外務省の基礎データによると、インドでは「ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.7%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.4%(2011年国勢調査)」になっています。

 日本を始め、チベットや中国、朝鮮、東南アジアに普及して多大な影響を与えている仏教徒が、本国インドではわずか0.7%しかいないとは意外でした。イスラム教は、パキスタンやバングラデシュがインドから独立してイスラム国家をつくったのですが、インド本国にもイスラム教徒が14.2%占めていたんですね。でも、ほとんどのインド人は約8割を占めるヒンドゥー教徒だということが分かります。

 ですから、インドではヒンディー語が使われているものと思っていたのですが、多言語国家だと知って吃驚しました。ヒンディー語は「公用語」ではありますが、他に州単位で21の言語が公認されているというのです。知りませんでした。本日、この記事を書くきっかけとなりました。

 例えば、インド北東部では「ボージュプリ語」、南インドでは「タミル語」、インド西部では「マラーティー語」、北インドとパキスタンでは「ウルドゥー語」、インド南東部では「テルグ語」、インド東部では「オリャー語」が話されているというのです。タミル語とウルドゥー語はかろうじて知っていましたが、その他は初めて聞く言語ばかりです。

 インドの歴史を一言で語れないのもそのせいかもしれません。あまりにも複雑で、色んな民族が入り乱れているからです。今のアフガニスタン系の人が一時ですが、インドの一部に王朝を築いたこともあります。

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 インド文明の転換点は、紀元前1500年頃のアーリア人の侵入だと言えます。これまで、印欧語族のアーリア人は、インド北西部から今のイラン、アフガニスタンを経てインド大陸に侵攻し、ついに南部のドラヴィダ人のインダス文明を滅ぼしたという説が有力でしたが、最近では、インダス文明の滅亡は、インダス川の氾濫などが要因で、アーリア人侵攻とは無関係という説が有力になっているようです。

 それでも、アーリア人がインドを征服したことには変わりはありません。彼らが信仰していたバラモン教は、現在のヒンドゥー教に発展し、バラモンを頂点とするカースト制度がこの時に社会形成されたと言われています。征服者のアーリア人が被征服者のドラヴィダ人などの上に君臨するといった構図です。

 そうです。やはり、インドといえば、カースト制度の国で、「バラモン」(司祭)、「クシャトリア」(王侯・士族)、「ヴァイシャ」(庶民)、「シュードラ」(隷属民)の四つの身分制度があり、その制度の最下層に「ダリット」と呼ばれる不可蝕民がいます。仏教の開祖ゴータマ・シッダールタ(釈迦)は出家する前は王子でクシャトリア階級でしたから、お釈迦さまでさえバラモン階級から差別されました。そこで、身分の隔たりなく、煩悩凡夫でも誰でも覚りを開くことを導く宗教を打ち立てのでした。その関係なのか、現在のインド仏教は、最下層のダリット階級の人々に多く信仰されていると聞いたことがあります。

 この身分制度は、3500年間、ガチガチで揺るぎないものだと私は思っておりましたが、最近では、「反バラモン運動」なるものが盛んで、これまで高額所得が得られる公務員や大企業の社員などになれるのはバラモン階級ぐらいだったのが、だんだん、その他の階級にも門戸が開かれるようになったといいます。現代インドは共和政であり、為政者も国民による選挙で選ばれるようになっていますからね。

 いずれにせよ、インドの歴史、文明、宗教、哲学はあまりにも複雑過ぎて、とても一言では表現できません。というのも、現在、日本で報道されるインド関係のニュースといえば、モディ首相の動向ぐらいです。あとは、世界最大と言われるインド映画の話題ぐらいですか。「反バラモン運動」が盛んになっていることなど、私は全く知りませんでした。

 今、聴き逃しサービスで聴いている水島司東大名誉教授によるNHKカルチャーラジオ「歴史再発見 走り出すインド」(全13回)で色々と教えてもらっています。

祖父のこと=新曲”Going back to Rome”も公開します

 私の父方の祖父高田正喜は小学校の音楽の先生でした。明治36年(1903年)10月に佐賀県浜崎町(現唐津市)に生まれ、昭和19年(1944年)9月に亡くなっておりますのでまだ40歳でした。父浩が18歳の時に亡くなっておりますから、当然私は会ったことがありません。序ながら、小松製作所の社員だった母方の祖父岡本五八も明治30年(1897年)5月に生まれ、昭和17年(1942年)12月に45歳で病死しているので会ったことがありません。お爺ちゃんは二人とも知らないわけです。

 父方の祖父高田正喜ですが、父親から伝え聞いた話では、佐賀師範学校(現佐賀大学教育学部)を首席で卒業して銀時計をもらったそうですが、卒業後、地元の渕上(ふちのうえ)小学校などで音楽教師を務めた後、昭和6年(1931年)に上京して横浜に出てきて、鶴見の下野谷小学校などに勤めたといいます。よく分かりませんが、当時は、師範学校卒だけでは中学などの上級の教師になれないので、資格検定試験を受けたそうです。祖父は、声が悪かったので、いつも声楽の試験で落とされたそうです。そこで、声を良くしたいと、本当かどうか知りませんが、ナメクジを飲んでいたそうです。

 祖父は小学校の生徒を引き連れて、日本放送協会での子ども合唱会のラヂオ番組に出演したことがあったと聞き、昔、私がNHK記者クラブに勤務していた時、資料室に行って確かめてみましたが、見つからず、裏が取れませんでした。

 当時、ピアノが家庭にある家はお金持ちでしたが、久留米藩士の末裔で維新後、焼き物店などを開いたものの、「武士の商法」で家計は火の車だったと聞いたことがある高田家にピアノを買う余裕があるはずもなく、祖父が何処でピアノを習ったのかも不明です。同じ佐賀県出身で、小澤征爾のピアノの師だった豊増昇(1912~75年)にも習ったことがあったか、知り合いだったのか、薄っすら父親から聞いたことがありますが、詳しく聞かないうちに父も亡くなってしまいました。

 いずれにせよ、音楽教師ともなれば、ピアノは必需品ですから、父親の記憶では、祖父は家に居る時は、朝から晩までピアノばかり弾いていたようです。祖母が「ご飯ですよ」と呼びに行くと、「うるさい!」と言って怒鳴っていたそうです。特に、ベートーベンのピアノ・ソナタが多かったと聞きました。私は特にモーツァルトとバッハ、ブラームスが好きなのですが、クラッシック好きは祖父の遺伝なのかと思っています。

 また、クラシックに限らず、私は、ビートルズやジャズ、ボサノヴァなどの音楽が好きで、作詞作曲したりするのも、これまた祖父の血かな、と思っています。

 ということで、昨日つくったばかりの新曲”Going back to Rome” も公開することにしました。

“Going back to Rome” composed by Kin-no-souke TAKATA

1,Hey, You run away from home.

I swear it, I’m coming back from Rome.

2,You look so bad,. You’re buried, never to be found.

I’m feeling down. I’m feeling like going outbound.

※ You seem to me how long life to be

But you should remember how short it could be

ちょっと暗い曲なのですが、最近の私のメンタル状況を反映していると思われます(苦笑)。次はもっと明るい曲をつくります(笑)。

新曲「バタフライ効果~言葉にならない」を公開します

 学生時代に音楽ユニット「エトランジェ」を結成して、学園祭などで演奏して楽しんでおりました。

 別に誰かに頼まれたわけではありませんが、あくまでも自分たちで作詞作曲したオリジナル曲に拘りました。「好いた、惚れた」だの、「恨み、つらみ」だのと日本語で唄うとどうも恥ずかしいので歌詞は英語にしました。30曲以上作りました。

 知る人ぞ知る存在なので、内輪だけに受けておりました(多分=笑)。社会人になって仕事が忙しくなったこともあり、活動は休止しましたが、昨年、また学生時代の音楽クラブのOB会で実に45年ぶりにステージ立ちました。

 そしたら、やはり、また、音楽活動がしたくなり、オリジナル曲づくりも再開しました。しかし、相方の刀根君は遠く名古屋に住んでおり、しかも、最近は病気がちで、こちらがメールを出しても返信すら出来なくなってしまいました。

 以前でしたら、こちらが作った曲で、途中で嫌になって投げ出した曲などに彼は2番の歌詞を作ってくれたり、バックにチェロの伴奏を重ねるアレンジをしてくれたり、コーラスも付けたりしてくれたのですが、最近は「身体がしんどい」と言って、寝込んでいるようです。

 とても心配なのですが、早く回復してくれて、また一緒に活動を再開してもらいたいと願っております。

 本日は、まだ途中のラフの状態ではありますが、独りで作った曲を公開させて頂くことにしました。人類学者の山際寿一氏の「言葉が人類に暴力性を生んだのではないか」という発言に触発されて作りました。

 タイトルは「バラフライ効果~言葉にならない」です。1本目は、マーチンDー28、2本目はオベイションのセレブリティで演奏しています。刀根君が元気なら歌詞をつくってもらい、アレンジしてもらいたいと思っているのですが。。。

  アインシュタインは「私はしばしば音楽で考える。私はめったに言葉では考えない」と発言したことがあるそうです。ムフフフフ、私も最近、真似しているのです(笑)。

SNS詐欺の被害額が455億円だとは!

 昨日、警察庁が発表したSNS詐欺の被害額が455億2000万円(3846件)にも上り、オレオレ詐欺など特殊詐欺の被害額(441億2000万円)を上回ったと言いますから、魂消ました。

 警察庁が命名したSNS詐欺は、「投資詐欺」と「ロマンス詐欺」を区別しているようです。要するに「金」と「女」(「男」)ですか。。。平均しても一人1000万円以上が騙し取られたといいます。

 率直な感想を書けば、炎上するかもしれませんけど、このニュースを読んだ最初の感想は「よくもそんな大金(余裕資金)を持っているものだ」と「よくもそんな簡単に騙されてしまうものだ」でした。とにかく、総額455億円という巨額の大きさに唖然としました。

 まあ、敵はプロですから、やり口は巧妙なのでしょう。人の弱みにつけこむ心理作戦計画は、知的レベルが高い学者さんや説法が鋭い宗教家以上なのでしょう。SNSですから「口八丁手八丁」ではなく、「文章」だけで騙してしまうんですからね。

 SNSといっても色んなツールがありますから、警察庁はその「内訳」も発表しています。例えば、SNS型投資詐欺被害は、昨年2271件あり、男性は1292件。SNSの内訳ベスト3は、①フェイスブック=285件②LINE=273件③インスタグラム=231件の順。女性は979件あり、ベスト3は、①インスタグラム=308件②LINE=188件③マッチングアプリ=138件の順番でした。

 実は、私がフェイスブックをやめたのも、「友だちの友だち」らしき若くてとても美しい女性から「友だちリクエスト」があり、もし応えれば、ズルズルと投資詐欺なり、ロマンス詐欺なり、誘惑にはまりそうだったからでした。私は、実にメンタルが弱いですからね(笑)。

 ということで、老婆心ながら、あまりSNSにはのめり込まない方が良いかもしれませんよ。昔の話ですが、幕末に薩長軍に最後まで抵抗した長岡藩の河井継之助は、評判を聞いた陽明学者の山田方谷に弟子入りするために、わざわざ、今の新潟県から、山田方谷が参政を務めていた備中松山藩(岡山県)にまで出掛けて行き、弟子入りを許されたのはその半月後だったといいます。山田方谷が河井継之助の人物を見定めていたからです。

 弟子入りの話はともかく、友だちになるには、クリックすれば良いなどとザッカーバーグさんが夢想するほどそんな簡単なものではない、ということを私は言いたかっただけです。彼は、他人の個人情報を利用して広告収益を図ることしか考えていないので、フェイスブックが詐欺に利用されようが、しまいが、我関知せずなのかもしれませんが。。。

携帯電話メッセージの詐欺ショートメールにはご用心

 私は格安のR社の携帯電話(スマートフォン)を契約していますので、通話やメール等はR社の専用アプリ「R LINK」を使う場合が多いです。

 機種はiPhoneなのですが、それゆえ、最初からiPhoneにアプリとして搭載されている「電話」や「メッセージ」のアプリは有料になるので使いません。

 それでも、こちらから使わなくても、外から「電話」が掛かってきたり、「メッセージ」が送られてきたりします。

 先程も「090-8276-7641」という私自身全く心当たりのない電話番号からショートメッセージが送られてきました。「お客様宅の表札と宛名が一致しないため、配達を見合わせました。」と変な日本語があり、その下にリンク先のサイトが添付されていました。

 怪しい!

 と、私の第六感が働きましたので、リンクサイトを開くことはありませんでした。恐らく、怪しいサイトに誘導されるフィッシング詐欺なのでしょう。

 私は、転んでもただでは起きませんので、この怪しい番号「090-8276-7641」は、何者なのか調査してみました。今は検索すれば、すぐ分かります(笑)。

 やはり、推察通り、フィッシング詐欺専門の電話番号でした。それも手を変え品を変えての暗躍ぶりです。メッセージの内容が少し変わったりしているのです。ある時は「お宅にお伺いしましたが、ご不在で荷物を返却いたしました。後程ご確認を。https://t.co/8jyMAe8LF5」だったりしておりました。

 何故、分かるのかと言いますと、検索すれば、迷惑な詐欺ショートメールの事例が沢山出てくるからです。

 例えば、電話番号「080-9792-0627」から送られてきたショートメッセージは「お荷物をお届けしようとしましたが、ご不在でしたので持ち帰りました。https://t.co/Am0SU3fJ1k」、電話番号「070-9016-1983」からのショートメッセージは「配達予定日にお荷物をお届けできず申し訳ございません。ご連絡をお待ちしております。 URL」…といった具合です。

 私のところには、詐欺のショートメッセージだけでなく、詐欺メールも来ます。いつぞや、「フィッシング詐欺にご注意ください。」と某銀行から親切御丁寧なメールと瓜二つ、誠そっくりの銀行サイトが来たことがありますが、その某銀行には私の銀行口座がないので、直ぐ「怪しい」と判断できました。フィッシング詐欺を騙るフィッシング詐欺だなんて、まさに大胆不敵です。恐らく、罪悪感も羞恥心も後悔も何一つない人間がやらかしていることでしょう。何しろ、対面で恫喝したり、傷つけたりしないで済み、コンピュータが勝手にやってくれるわけですから、罪悪感そのものを感じることはないのでしょう。

 やはり、人類学者の山極寿一氏が力説する通り、人間は、オンラインや電話音声などではなく、握手したり、一緒に食事したりするなど身体的コミュニケーションを取ることで、初めて信頼や共感を得ることができるのでしょう。Facebookに何百人も友だちがいようと、会ったこともなければも怪しいもんですよ。

 

犬養毅の孫安藤和津が女優デビュー=安藤サクラの母ですが、元法相犬養健の娘さん

  本日3月7日付のスポーツ報知に「エッセイストでコメンテーターの安藤和津が76歳で女優デビュー」という記事が載っていました。16日から18日まで、東京・六本木トリコロールシアターで上演される朗読劇「動機」に出演し、「この年齢で新しいお仕事ができる幸せ」などと語っています。

 安藤和津さんは、俳優奥田瑛二の奥様としても知られていましたが、今や映画監督安藤桃子と女優安藤サクラの母といった方が通りが早いかもしれません。

 スポーツ報知では、安藤和津さんの略歴が掲載されていて、そこには「祖父は犬養毅、父は法務大臣で小説家だった犬養健」と書かれていたので、「えっ?」と驚いてしまいました。いや、昔、彼女の血筋が良いことをうろ覚えはしておりましたが、すっかり忘れておりました。

王子・金剛寺

 祖父の犬養毅は岡山県出身で、慶應義塾で学び、郵便報知新聞記者として西南戦争に従軍したことがあります。政界に転身し、立憲政友会の総裁などを務めて首相の座に昇り詰めましたが、5.15事件で暗殺され、教科書にも載っているので知らない人はいないと思います。

 私はむしろ注目したのは安藤和津さんの父犬養健です。私が長年勉強してきたゾルゲ事件に連座して起訴された人(後に無罪)だったからです。犬養健は白樺派の小説家から政界に転じ、ゾルゲ事件当時は政友会の衆院議員で、近衛文麿首相の側近で、汪兆銘(南京国民政府)の顧問も務めていました。ゾルゲ事件の中心人物である尾崎秀実の友人だったことから情報漏洩の容疑で起訴されたわけです。一転して、戦後は、法務大臣(吉田茂内閣)を務め、1953~54年の造船疑獄事件指揮権を発動した法相として歴史に名前を刻んでおります。

 犬養健の長女道子は評論家、長男康彦は共同通信の社長を務めたことはよく知られています。安藤和津さんは、犬養健と柳橋の芸妓だった荻野昌子との間の娘として生まれて認知されたといいます。昭和23年3月6日生まれですから、スポーツ報知の取材を受けた昨日が76歳の誕生日だったわけです。