アベノマスクで27億円、余計に負担する国民

 本日は、愛用の高級腕時計(パテック・フィリップではなく、グランドセイコーですが、何か?)を家に忘れてきてしまいました。出勤途中で気が付いたのですが、我ながら、やはり、そろそろ頭の方もヤバくなってきたんでしょうか?

 でも、アベノマスクのことは忘れませんよ。

アベノマスク

  岸田首相は21日の記者会見で、希望者に配布するなどした上で、余った分は年度内をメドに、ということは来年3月までに廃棄すると発表しました。何しろ、今年10月末時点で8130万枚もが在庫として保管されていて、その保管費などが昨年度末時点で約6億円に上っていたといいますからね。

 しかも、そのうち、検品したら約1100万枚が不良品で、その検査に掛かった費用が約20億9200万円だったということですから、逆上したくなるほど馬鹿げています。検品でそんなお金掛かるんでしょうか?

 100億円出して宇宙旅行する実業家が日本にいるくらいですから、捨てちゃうじゃなくて、ガーゼを加工するとか、その商才に長けた彼にもっと有効活用してもらったらいいと思うんですけどねえ。

銀座「ムンバイ」ダブルカレーセット1030円

 明らかに安倍晋三政権の失策でしょう。この27億円以上?という「損害」を補填するのは、またまた国民の税金です。それなのに、当該者たちは、この責任を取ろうとは全くしません。それに、「不可抗力だった」だの「予想に反することが起きた」なぞと弁解するんでしょうから、裁判になっても無罪放免になるんじゃないかしら。

 岸田首相は、いわば前々政権の尻ぬぐいをさせられた格好ですから、可哀想といえば可哀想なんですが、彼も閣僚として、安倍内閣の外務大臣などを務めていたわけですから、何らかの責任を取ってもらわなければいけません。未来を担う子供たちにも示しがつかないんじゃないでしょうか。

銀座「ジャポネ」ヘルシースパ 600円 おー、実に6年ぶりに訪問。20分も待たされましたけど。

 外国人がこのニュースを聞いたら、どう思うのかしら?

 「そんな為政者を選んだのは、あんたたちでしょ?」と言われそうですが。

良心の呵責があっては妨げになるのか?=森友学園問題を巡る財務局元職員遺族訴訟の幕引き

 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改竄を苦にして、2018年に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、国などに損害賠償を求めた訴訟は15日、急転直下、国が約1億円の賠償請求を受け入れることで幕引きを図りました。

 当然のことながら、遺族の雅子さんは「お金目的ではなく、真相を究明してもらいたいだけ。非公開の場で臭い物に蓋をするようなやり方は卑怯だ」と反発しました。

 私も大いに同調します。

 新聞もテレビも大きく報じましたが、一番分かりやすかったのが、16日付東京新聞朝刊です。見出し四段で「森友訴訟 急転幕引き」と取り、横見出しで「職員自殺 国が1億円賠償へ」となっています。

 確かに、お金の問題ではありませんが、1億円を賠償するこの「国」って何なんだ?とこの見出しを読むと大いなる疑問が浮かんで来ます。そして、冷静に考えると、結局、その賠償金は、税金から支払われることに気が付きます。つまり、誰が責任を取ったかというと、国でも財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官でもなく、税金を負担している国民だったということが分かります。この許せない事実がこの見出しに込められているように私には思えました。

鎌倉・円覚寺

 妻の雅子さんの「夫は国にまた殺された」という叫びと非難は、非常に切実なものがあります。

 この改ざん問題は、安倍晋三首相に忖度し、自己の出世欲に目が眩んだ佐川理財局長が、強引に赤木さんに指示したのではないかという説が濃厚です。佐川氏に対する訴訟だけは継続される、と表向きでは言われていますが、大本の権力者が安泰である限り、裁判官の斟酌は半永久的に不滅でしょう。

 その大本権力者である安倍元首相は、有権者の票が欲しいので「桜を見る会」で地元民を優遇した人でもあります。しかも、その財源は国民の税金です。彼は、最高権力者のポストは降りても、キングメーカーとして院政を敷いて権力を護持する計画だといわれてますから、また国民がツケを支払わされるのではないかと危惧されています。

 どうも、人が亡くなったというのに、権力者というのは良心の呵責も、自己嫌悪も、反省もしないのでしょうか? それとも、良心の呵責も自己嫌悪も反省もしない人間が、権力者になるのでしょうか? 鶏が先か卵が先か、みたいな話でしょうが、それらの条件は、不即不離の関係にあることは間違いないと私は思っています。

鎌倉・円覚寺

 そもそも、これは世界的傾向ですが、罪悪感を覚えたり、良心の呵責に駆られたり、自己嫌悪に陥っていたりしては、為政者なんかやってられませんからね。

 私自身は、「蟷螂の斧」と分かっていながら、またこんなことを書いて、自己嫌悪に陥りそうです(苦笑)。

【追記】(12月17日)

 12月16日付東京朝日新聞夕刊一面の名物コラム「素粒子」に掲載されていた記事。

 「ふざけんな」。真相解明を税金で止めるなんて。森友訴訟、上司の証言ないまま。

   ×  ×

 この約1億円の賠償金支出は、納税者として許し難い。

 たった、わずか二行で、昨日書いた私の記事を表現している。逆に言えば、私の言いたいことなんぞ、ダラダラと書かなくても、二行で済む、てか?

石原伸晃氏の内閣官房参与に異議あり

 今、それほど暇ではないのですが、黙って見過ごすことは罪のような気がして、敢えて書くことにします。

 「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人」というのは大野伴睦が言った有名な言葉ですが、今でも通用するのかと思ったら、豈はからんや、そうでもなきにしもあらずなんですね。

 昨日、岸田文雄首相が発表した石原伸晃・元自民党幹事長を内閣官房参与に起用したというニュースのことです。あれっ? 石原氏って、先の衆院選東京8区で落選し、しかも比例代表でも復活しなかった人じゃなかったでしたっけ? つまり、やっと「ただの人」になったと思ったら、岸田首相の「お友だち」という理由で、また国民の理解も得られずに、政界の重職に復活するとは、とても承諾できませんね。

 内閣官房参与の報酬は、1日2万6400円だとか。私が今、汗水働いている日当の3倍以上ですよ(笑)。この出所が、国民の税金ということですから、これではまるで失業対策じゃありませんか。国民の一人として黙ってられませんよね。

 また、親父が出てきて「余人には代え難い」とエリート意識丸出しするのでしょうか?

 岸田首相には任命責任があります。国民は黙って唯々諾々と従うのではなく、「異議あり」と声を出すべきです。

【追記】12月11日

 12月3日に内閣官房参与に強行就任したばかりの石原伸晃氏(64)の辞任のニュースが飛び込んで来ました。

 やはり、皆さんも大きな声で「異議あり」と表明して頂いたお蔭で、天にも声が通じたということなのでしょう。

 でも、石原氏の辞任の理由は、彼が代表を務める政党支部が、新型コロナの影響を受けた事業者を対象とした国からの緊急雇用安定助成金約60万円受給していたことが発覚し、野党だけでなく身内からも批判が広がったからだというもの。

 年収2000万円以上も税金から貰っている国会議員が助成金を受給するなんてありえない!

 随分、お粗末な茶番劇でした。

菅首相、お辞めになった方が

 8月と言えば、原爆忌と終戦記念日です。

 それなのに、日本という国家の最高権力者である菅義偉首相は、6日の広島市での平和記念式典のあいさつで、事前に官僚が用意した原稿の一部を読み飛ばしたり、9日の長崎市での平和祈念式典では遅刻したりしました。総理大臣としての資質と品性に欠けていると言わざるを得ません。

  特に、広島で読み飛ばしたのは「わが国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要だ」などといった箇所。一番重要な部分を読み飛ばすとは、確信的だったのではないかと疑惑を生むほどです。後で、「その箇所のページが糊付けされていたから」などと釈明したらしいのですが、白々しいもほどがあります。

 式典では、核禁止条約にも一切触れず、これでは、広島にも長崎にも、嫌々行ったことが見え見えで、被爆者の皆さんに失礼ではありませんか。歴代首相の中でも最低の部類です。

 この体たらくですから、安倍政権時代に「御用新聞」と揶揄された読売新聞までもが、「自民支持層も『菅離れ』」などと10日付朝刊紙面で大々的に展開しています。読売新聞の内閣支持率調査で、過去最低の35%だったらしく、「五輪で政権浮揚 不発」「首相の解散戦略に暗雲」といった見出しの活字が躍っています。

 御用新聞にまで見放されては、菅氏の命運も尽きた感じです。それに、「東京五輪開催とコロナウイルス感染拡大とは関係がない」と言い張る辺りは、よほど鈍感なのか、人の機微に触れることを理解できないのか、もう救いようがないのではないでしょうか。

銀座・ベトナム料理「ニャー」ハーフ&ハーフ(チキンカレーと海鮮フォー)ランチ1130円

 御用新聞といえば、日本で最初にこの名称を付けられたのは、明治7年、福地源一郎が主筆と社長を務めた東京日日新聞(後の毎日新聞)と言われています。同紙は、「太政官記事印行御用」を売り物にしていたため、世間では「御用新聞」と目されましたが、実は、同紙は社説などで常に政府を擁護したわけではなく、御用ではなく誤用だった、と「幕末明治 新聞ことはじめ」の著者奥武則氏は書いていました。

 しかし、世間の評判を覆すことが出来ず、福地源一郎は「御用記者」呼ばわりされ続け、ついに自ら新聞業界から離れ、明治22年、歌舞伎座創設など演劇改良運動にのめり込んでいくのです。 

 菅さんも来月末に任期満了で首相をお辞めになっても、テレビ改良運動の先頭を走るあの「東北新社」が席を空けてお待ちしているのではないでしょうか?

緊急事態宣言・疫病下の東京五輪狂詩曲

 宰相のガースーさんは「もう民百姓の面倒は見きれん」と、ついに匙を投げてしまいました。「もうどこの病院も患者でいっぱいじゃ。疫病に罹ったら中等症でも長屋で黙って寝ていろ!」と御前会議での勅許を得ることなく、記者会見も開かず勝手に通達してしまったのです。

 これに怒った水戸浪士たちは桜田門外で、ガースーを待ち伏せておりましたが、ガースー宰相は、予定を変更して、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」内のレストラン「オーキッド」で秘書官と朝食を楽しんでおりましたので、難を逃れました。

 巷では、東海道五十三次飛脚大合戦と浜名湖古式遠泳競技大会の真っ最中で、これに参加した邦人と異人との間で疫病蔓延が拡大しているのではないかというのが、適塾の緒方洪庵先生の見立てです。

築地・手打そば「つきじ文化人」フランス語講師のベルギー人ローランさんが板前さんやってました

 感染拡大を怖れた庶民があれだけ大会開催に反対したというのに、国際遊戯委員会のヨハン・セバスチャン・バッハ男爵と、米南北戦争の北軍の英雄で、電気紙芝居会社を起業したエヌ・ビーシー会長らの策略で開催は強行されました。全ては天保通宝の威力の賜物でした。お主も悪やのお~、あれです。

まさに、飛脚合戦と遠泳大会は、国際政治の策謀と渦に巻き込まれました。旧おろしや帝国の流れを汲むベラルーシ国の最高責任者ルカシエンコさんという大統領(66)は、「欧州最後の独裁者」と言われ、「大会でメダルを獲らずに帰国したら、牢屋に入れちゃうからねえ」と派遣選手団を脅迫したらしく、女子飛脚大会で予選敗退したツイマノウスカヤ選手は母国帰国を拒否して、ピアノの詩人ショパンを生んだポーランドに政治亡命することになりました。3年後の巴里大会には、 ツイマノウスカヤさんは、ポーランド選手として参加するかもしれませんが、彼女のご両親やご家族はどうなってしまうのか心配です。

それにしても解せないのは、ドーピング違反で出場停止処分を受けたおろしあ国が、国としてではなく、おろしあ遊戯委員会(ROC)だったらいいよぉーと、個人参加が許されたり、香港が優勝しても、他の国の異次元の国歌が会場で流れたりしたことです。誰も「おかしい」と声を大にして叫ばないんですからね。不思議です。

築地・手打そば「つきじ文化人」淡雪せいろ1080円

 そもそも、熱中症が危険視される猛暑のニッポンの夏に大会を開催すること自体が間違いの元です。NBA、大リーグ、アメフト、サッカーとドル箱の競技が目白押しの秋のシーズン開催を避けたいという電気紙芝居エヌ・ビーシー会長の思惑と策略によるものです。

 蝦夷地も、このところ、日中は35度に迫る猛暑で、せっかく江戸開催のマラソンと競歩を蝦夷地への移転開催を決めたというのに、これでは、効果ないかもしれませんね。蝦夷地で選手がバタバタ倒れないことを祈るばかりです。

 あらあら、もっと明るい前向きな話をしたいのに…、うーん、ちょっと無理ですかねえ。

天皇陛下、いまだ接種せず

 銀座「ル・ヴァン・エ・ラ・ヴィアンド」 (LE VIN ET LA VIANDE)ランチ1250円(ドリンク、珈琲付)

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 本日は、「これぞ」といった書く題材が見つかりません。

 こういう日に限って、大体、独断的な説教臭い話になってしまうんですよね(笑)。どうか、御勘弁をー。

江戸城 蛤壕 Copyright par Keiryusai

 例えば、新型コロナウイルスの変異株について、世界保健機関(WHO)は「もう特定の発生国の名前を冠して呼ぶのはやめます。『英国株』はアルファ株、『南アフリカ株』はベータ株、ブラジル株は『ガンマ株』、インド株は『デルタ株』と、ギリシャ文字を当てます」と主張し出しました。「偏見と誤解を生む」というのが理由で、日本政府もこれに追随するらしいのですが、「何か、なあ…」といった感じです。

 そもそも、WHOは何か、最初から胡散臭い感じです。エジプト出身のテドロス事務局長は、発生源とされている中国(武漢)を大した批判もせず、「世界一効果的な感染対策を実行して成功した国」とべた褒めで、「WHOに対する分担金が多い中国に遠慮したのではないか」との疑惑があったではありませんか。定かではありませんが、当時は、テドロス氏個人の疑惑さえ浮上していました。

 100年前にスペイン風邪(1918~20年)が世界的に大流行しましたが、本来は、第1次世界大戦に参戦した米国の兵士から欧州に広まったのが最初でした。となると、「アメリカ風邪」というのが正しいはずです。たまたま、他の欧米諸国が感染をひた隠しにしていたのに対し、中立国だったスペインが感染を最初に報告してしまったので、スペインの名前が病名に付けられてしまったのは、もう既に周知の事実です。

 新型コロナウイルスの発生源について、米国だけでなく、英情報機関(007のMI6か?)までもが中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性があると考えていると伝えています(5月30日付英サンデー・タイムズ紙)。もし、これが事実だとしたら、WHOは最初のウイルス株を何と命名するんでしょうか?まさか、トランプ前米大統領のように、「中国株」と呼ぶわけがなく、「オリジン株」とでも命名するのかしら?

江戸城 富士見櫓 copyright par Keiryusai

 それにしても変異株は恐ろしい。これまで、水際対策で封じ込めて、「優等生」と世界的に大絶賛された台湾やベトナムまでもが今では感染拡大しているようです。

 となると、もうあと1カ月半ぐらいで開幕が迫った東京オリンピック開催は、どう考えても無理です。たとえ無観客で開催しようと目論んでも、世界各国から集まる選手、役員、関係者だけでも9万人いるとされており、いくら検査を徹底しても、変異株の温床場、もしくは培養場と化してしまうんじゃないでしょうか。(いまだに、感染経路が判明していない!)それでも、IOCと日本の為政者たちは強行するつもりなんでしょうか? それに、IOCも為政者たちも、五輪開催後の感染拡大については絶対責任を取るつもりはないんじゃないでしょうか。

 ここ1カ月以上、毎日、ワクチン、ワクチンのニュースをうんざりするほど読み聞かされます。当然ながら、日本の象徴、天皇皇后両陛下は既にワクチンを接種されていたのかと思いましたら、今朝の読売新聞朝刊によると、上皇さま、上皇后さまら御高齢の皇室6人は接種されましたが、65歳未満の天皇皇后両陛下ら皇室の方々については、国民と同じ接種順位で進め、国民に一定程度行き渡った段階で接種する方針(宮内庁)だというのです。

 へー、天皇陛下でさえ「特別扱いしない」ということなんでしょうね。吃驚。戦前でしたら、全く考えられません。何処かの市長さんは、自分のお抱え運転手さんまで接種させたケースがあったといいますから、このニュースを聞いてどう思うのでしょうか?

 嗚呼、やっぱり、説教臭い話になってしまいました(笑)。

あの人が手ぐすねを引いて返り咲きを狙っているらしい

2021年4月30日 緊急事態宣言下の東京・銀座

 4月29日は、3度目の緊急事態宣言が発令された東京都内で新たな新型コロナ感染者が1027人に上りました。1日の感染者が1000人を突破したのは3カ月ぶりですが、我々はこれから一体、何処に行くのでしょうか?

 とはいっても、昨年4月に初めて緊急事態宣言が発令された時と比べて、緊張感がありませんね。4月28日まで、「越境呑み」なるものが流行ったらしいのです。緊急事態宣言が発令された東京では、居酒屋でさえお酒の提供が自粛されたので、東京人が川を越境して隣りの県の居酒屋に流れ込んだというのです。「せんべろ」(千円呑んでベロベロ)で有名な東京・北区の赤羽で飲めなくなった東京人は、荒川を渡って、縁もゆかりもない隣りの埼玉県川口市へ。東京南部にお住まいの東京人は多摩川を渡って、お隣りの神奈川県川崎市や横浜にまで遠征。東部の東京人は江戸川を渡って、千葉県の船橋市や浦安市や松戸市へなだれ込んで、「お酒を求めて三千里」の旅です。

 こうなれば、各紙も報道しているように、度重なる宣言で「緊張が緩んだ」というより、もう「我慢の限界」てなところでしょうか。(28日以降は、東京近県の都市もお酒提供が自粛になりました)

 私が住む街も民度が高いとはいえず、緊急事態宣言が発令されたわけではないので、駅近くの立ち飲みが多い居酒屋街ではどこの店も満員です。扉を開放しているので、外からでも中が丸見えです。マスクなしで至近距離で大声で話しながら、つばきを飛ばしながら、密集して呑んでいるので、大丈夫かなあ、と思ってしまいます。

 まあ、余計なお世話なんでしょうが、変異ウイルスはかなり強烈で、見くびれないということを肝に銘じておくべきだと思います。インドでは、変異ウイルスで28日に1日の感染者が35万人を超え、死者も3000人を超えたというではありませんか。

銀座 長寿庵 かつ丼1100円 朝、自宅近くで通勤途中、狭い歩道を、自転車で道路交通法違反の右通行で突進して来た女に轢かれそうになりました。民度の低い街です。

 恐ろしいのは、一度新型コロナに罹れば、免疫ができて、一安心かと思っていたら、後遺症がかなり長期にわたり、しかも激しいらしいですね。4月23日付の「日経サイエンス」によると、発症から半年後も6割以上の人が倦怠感と筋力の衰えを感じているといいます。新型コロナによる死亡率は65歳以上の高齢者が圧倒的に多いのですが、後遺症に関しては、軽症と思われていた20代、30代の若年層の方が多いといいます。

 後遺症の症状は、倦怠感の他に、睡眠障害、脱毛、臭覚障害、動悸、関節痛、記憶障害、集中力の低下などです。これではまるで精神疾患と同じです。倦怠感などは外見では分からないので、酷いケースでは、単に「こいつは怠けている」とみなされて、家族からも、会社からも理解されることなく、仕事をクビになる人もいたといいます。

◇我々は何処へ行くのか?

 さて、最初の難問に戻って、我々、この先、何処へ連れていかれるのでしょうか?

 私は占い師でも予言者でもないので、先のことは分かりませんが、最悪のシナリオは、このまま感染が拡大して収束しなければ、東京五輪開催は中止。強引に強行したとしても「無観客試合」で、入場料収入が見込めない大会組織委員会は、大幅な赤字を抱え、国民の皆さま(その前に開催地の都民の皆さま)に赤字補填の御願い。当然、国民の支持を失った菅内閣は総辞職し、あの健康回復した安倍さんが「意欲満々」を取り戻して、再々出馬し、総理大臣に返り咲き。もう勘弁してくれよ~と叫びたくなります。

【追記】

 東京都内は映画館、劇場も閉鎖されてしまったことから、東京にお住まいの会社の同僚は、川崎まで越境して、アカデミー賞作品賞・監督賞受賞の「ノマドランド」を見に行ったらしいです。この作品、私は早めに公開日に見てしまいましたからね。アカデミー賞まで取るとは思いませんでしたが。

菅政権の政策は後手後手に回っているのでは=3回目の緊急事態宣言を考える

 銀座・熊本館

 本日4月25日(日)から東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で3回目の緊急事態宣言a state of emergency が発令されました。

 解せないのは5月11日までのわずか17日間だということです。昨日4月24日の時点で、大阪の感染者数は1097人、東京は876人。ちなみに…

第1回緊急事態宣言 2020年4月7日から5月25日までの49日間(発令日の東京の感染者数は87人だった!)

第2回緊急事態宣言 2021年1月8日から3月21日までの73日間(1月7日の東京の感染者数は2447人!)

 過去2回の緊急事態宣言と比べて、異様に短いことが分かります。変異ウイルスが大量に増えてきたというのに、です。

 今回、わずか17日間というのは、5月17日に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が来日するので、それまで何としてでも解除しておきたいという政治的忖度が働いたためではないかと噂されていますが、市民の生活よりも、経済との両立よりも、新型コロナ撲滅よりも、「オリンピックを優先させたい」という菅政権の思惑がチラつきます。

銀座・熊本館 1階は物産店ですが、2階には簡単な食堂がありました

 今回の緊急事態宣言でチグハグなことは、東京のよみうりランドや大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは閉鎖させるというのに、東京ディスニーランド・シーの営業はオッケーよ、という政治的配慮です。ディスニーランド・シーは、普段は頭に「東京」を付けて観光客を煙に巻いておきながら、実際は千葉県浦安市にあることから、「緊急事態宣言地域じゃないもんね」ということで、御注進でもあったのかしら?今、総務省や厚生労働省などではタダ酒接待が流行っていますからね(笑)。遊園地関係の監督官庁は国土交通省なのかしら?(報道では、千葉県からの要請らしいですが)

銀座・熊本館 「天草 海鮮丼」(真鯛漬け丼)1000円

 もう一つは、対象地域の居酒屋では、時短営業どころか、酒類提供を禁止させることです。「お酒のない居酒屋なんて」とコマーシャルに使えそうです。それでいて、コンビニ等では酒類販売はオッケーということで、戸外の公園や路上だけでなく、夜の通勤電車の中で、堂々とビールや酎ハイなどを飲んでいる乗客が多いと聞きます。

 まさに政治家による恣意的、感情的、意図的政策があからさまに見え隠れします。

 個人的には、都内の映画館や劇場や美術館などが休館させられてしまい、ゴールデンウイークなのに行く所がなくなった難民化して、「あんりまあ、どうしてくれるんだよお」てな感じで嘆いているぐらいです。

2020年4月 第1回緊急事態宣言下の東京・銀座

 しかも、連休には、久しぶりに遠出して、鎌倉の寺社仏閣散策を再開して、今回は、建長寺、円覚寺などの禅宗寺巡りでもしようかなと思っていたら、神奈川県の黒岩知事は「神奈川県には遊びに来ないでください!」と、東京都の小池知事の「東京には来ないでください」の真似するぐらいですからね。

 せっかく、神奈川県のために、神奈川県の地で、大量のお金を散財しようかと思ったのに、残念なことでした。

 SNSで写真が投稿されていましたが、緊急事態宣言が発令されていない比較的感染者が少ない県のレストランの中には「他県からのお客様はお断り」の張り紙まで出す始末。「自分の県さえよければそれで良い」という実に分かりやすい日本人的行動ではあ~りませんか。

◇ワクチンの副作用で何人亡くなったのか?

 メディアでは、盛んにワクチン、ワクチンと騒いでいますが、「副反応」と分かりにくい用語を使って目くらませして、副作用で何人の死者が出たかについては積極的に報道してくれません。その前に、国民全員にPCR検査をして感染者を隔離する方が先、の話なのに、今の菅政権の政策は後手後手に回っています。

 まあ、今年のゴールデンウイークも読書三昧で、こうして「嘆き節」を唄ってお終いになりそうです。

 

「冷戦期内閣調査室の変容」と「戦後日本のインテリジェンス・コミュニティーの再編」=第35回諜報研究会

 4月10日(土)午後にZOOMオンラインで開催された第35回諜報研究会(インテリジェンス研究所主催、早大20世紀メディア研究所共催)に参加しました。ZOOM会議は3回目ぐらいですが、大分慣れてきました。S事務局長様はじめ、「顔出し」しなくてもオッケーというところがいいですね(笑)。今回私は顔出ししないで、質問までしてしまいました。勿論、露出されたい方は結構なんですが、私は根っからの照れ屋ですし、失礼ながら「野次馬根性」で参加していますから丁度いい会合です。インテリジェンスに御興味のある方は、気軽に参加できますので、私は主催者でもないのにお勧めします。

 でも、研究会は、素人さんにはかなり堅い内容で、理解するのには相当厳しいと思われます。お二人の報告者が「登壇」しましたが、正直、まだお二人の著書・訳書は拝読していないので、私自身もついていくのが大変でした。まあ、長年の経験と知識を総動員してぶら下がっていた感じでした。

岸俊光氏「冷戦期内閣調査室の変容ー定期報告書『調査月報』『焦点』を手がかりにー」

◇「冷戦期内閣調査室の変容ー定期報告書『調査月報』『焦点』を手がかりにー」

 最初の報告者は岸俊光氏でした。早大、駒大非常勤講師ですが、現役の全国紙の論説委員さんです。諜報研究会での報告はこれで4回目らしいのですが、私も何回か会場で拝聴し、名刺交換もさせて頂きました。そんなことどうでもいい話ですよね(笑)。報告のタイトルは「冷戦期内閣調査室の変容ー定期報告書『調査月報』『焦点』を手がかりにー」でした。

 何と言っても、岸氏は首相官邸直属の情報機関「内閣調査室」、俗称「内調」研究では今や日本の第一人者です。「核武装と知識人」(勁草書房)、「内閣調査室秘録」(文春新書)などの著書があります。

◇内調主幹の志垣民郎

 何故、岸氏が、内調の第一人者なのかと言いますと、内調研究には欠かせない二人のキーパースンを抑えたからでした。一人は、占領下の1952年4月9日、第3次吉田茂内閣の下で「内閣総理大臣官房調査室」として新設された際、その創設メンバーの一人で20数年間、内調に関わった元主幹の志垣民郎氏(経済調査庁から転籍、2020年5月死去)です。岸氏は志垣氏の生前、何度もインタビューを重ね、彼が残した膨大な手記や記録を託され、本も出版しました。

◇ジャーナリスト吉原公一郎氏

 もう一人は、ジャーナリスト吉原公一郎氏(92)です。彼の段ボール箱4箱ぐらいある膨大な資料を岸氏は託されました。吉原氏は「中央公論」の1960年12月号で、「内閣調査室を調査する」を発表し、一大センセーションを巻き起こすなど、内調研究では先駆者です(「謀略列島 内閣調査室の実像」新日本出版社 など著書多数)。吉原氏は当時、「週刊スリラー」(森脇文庫)のデスクで、内部資料を内調初代室長の村井順の秘書から入手したと言われています。私は興味を持ったのは、この「週刊スリラー」を発行していた森脇文庫です。これは、確か、石川達三の「金環食」(山本薩夫監督により映画化)にもモデルとして登場した金融業の森脇将光がつくった出版社でした。森脇は造船疑獄など政界工作事件で何度も登場する人物で、政治家のスキャンダルを握るなど、彼の情報網はそんじょそこらの刑事や新聞記者には及びもつかないぐらい精密、緻密でした。

 あら、話が脱線してしまいました。実は今書いたことは、岸氏が過去三回報告された時の何度目かに、既にこのブログで書いたかもしれません。そこで、今回の報告で何が私にとって一番興味深かったと言えば、内調を創設した首相の吉田茂自身が、内調に関して積極的でなかったのか、政界での支持力が低下して実力を発揮できなかったのか、そのどちらかの要因で、大した予算も人員も確保できず、外務省と旧内務省(=警察)官僚との間の内部抗争で、中途半端な「鬼っ子」(岸氏はそんな言葉は使っていませんが)のような存在になってしまったということでした。岸氏はどちらかと言えば、吉田茂はそれほど熱心ではなかったのではないかという説でした。

◇保守派言論人を囲い込み

 もう一つは、内調を正当化したいがために、先程の志垣氏らが中心になって、保守派言論人を囲い込み、接待攻勢をしていたらしいことです。その代表的な例が「創価学会を斬る」で有名な政治評論家の藤原弘達で、内調主幹だった志垣民郎と藤原弘達は東大法学部の同級生で、志垣氏は約25年にわたり接待攻勢を繰り広げたといいます。他に内調が接近した学者らの中に高坂正堯や劇作家の山崎正和らがいます。

 内調が最も重視したのは日本の共産化を防ぐことだったため、定期刊行物「調査月報」「焦点」などでは、やはりソ連や中国の動向に関する論文が一番多かったことなども列挙していました。

小谷賢氏「戦後日本のインテリジェンス・コミュニティーの再編」

 もう一人の報告者は、小谷賢・日大危機管理学部教授でした。ZOOMに映った画面を見て、どこかで拝見したお顔かと思ったら、テレビの歴史番組の「英雄たちの選択」でゲストコメンテーターとしてよく出演されている方だったことを思い出しました。

◇「戦後日本のインテリジェンス・コミュニティーの再編」

 報告のタイトルは「戦後日本のインテリジェンス・コミュニティーの再編」で、岸氏の研究の内閣調査室も小谷氏の専門範囲だったことを初めて知りました。テレビでは、確か、古代から戦国、幕末に至るまで的確にコメントされていたので、歴史のオールマイティかと思っていましたら、専門は特に近現代史の危機管理だったんですね。

 テレビに出る方なので、テレビ番組を見ているような錯覚を感じでボーと見てしまいました(笑)。

 彼の報告を私なりに乱暴に整理すると、戦前戦中にインテリジェンスの収集分析の中核を担っていた軍部と内務省が戦後、GHQによって解体され、それらの空白を埋めるべき内閣調査室が設置されたが、各省庁の縦割りを打破することができず、コミュニティーの統合に失敗。結局、警察官僚の手によって補完(調査室長、公庁第一部長、防衛庁調査課長、別室長のポストを確保)されていくことになるーといったところでしょうか。

◇「省益あって国益なし」

 戦前も、インテリジェンス活動に関しては、内務省と外務省が対立しましたが、戦後も警察と外務省が覇権争いで対立します。小谷氏によると、警察は情報をできるだけ確保しておきたいという傾向があり、外務省は、情報は政策遂行のために欲しいだけで、手段に過ぎないという違いがあるといいます。いずれも、政府に対して影響力を持ちたいという考えが見え隠れして「省益あって国益なし」の状態が続いたからだといいます。これはとても分かりやすい分析でした。将来悲観的かといえば、そうでもなく、若い官僚の中には軛と省益を超えて国益のために活躍してくれる人がいるので大いに期待したいという結論でした。

◇歴史学者の役割

 小谷氏は、明治から現代まで、日本のインテリジェンス・コミュニティー通史を世界で初めてまとめたというリチャード・サミュエルズ(米MIT政治学部教授)著「特務」(日本経済新聞出版、2020年)の翻訳者でもありました。三島由紀夫事件のことも少し触れていたので、同氏の略歴を調べてみたところ、1973年生まれで、若い(?)小谷教授にとって、1970年の「三島事件」は生まれる前の出来事だったので、吃驚してしまいました。別に驚くことはないんでしょうが、歴史学者は、時空を超えて、同時代人として経験しないことまでも、膨大な文献を読みこなしたり、関係者に取材したりして身近に引き寄せて、経験した人以上に詳細な知識と分析力を持ち得てしまうことを再認識致しました。

厚労省官僚が深夜宴会した銀座の居酒屋=監視社会の賜物か?

 銀座6丁目

 最近、ブログを書くネタがなくて困っています。以前ですと、西国方面から阿弥陀如来さまのような方が写真と一緒に玉稿まで送ってくださり、年中行事の風物詩の記事を添えることができたのですが、昨年6月からそれもプッツリ切れてしまいました。

 その代わりに帝都の高級住宅街にお住まいの釈正道老師が「暗号」を送ってくださるようになりました。「放送なら基準?違反かな」という見出しでいきなり次の文章が追い込みで始まります

タップリのCM量で、本文の写真か糊口のタネか分からないというあくどい商法かな。銀座周辺の昼メシ情報で活路を見出したかな、と安心していたら、元の木阿弥で、独り善がりの映画、書籍などのウンチクブログに戻ったのは、悲しい限りです。非行少年が、真の道を歩めないのと同様です。悟りの道を求める釈正道が、改心のお手伝いをしましょう。

 これを「暗号」と呼ばずに何と呼ぶことができるのでしょうか? 諜報機関の方々には、是非、この暗号を解読してもらいたいものです。

 まあ、あっしは非行少年みたいなもんなんでしょう。それなら、釈正道老師のお導きで是非とも改心しなければいけませんね。

 さて、厚生労働省老健局の職員23人が過日、東京・銀座の居酒屋で深夜まで送別会を開催したことで、主催した老健局の課長が更迭を含めた懲戒処分、田村厚労相まで閣僚給与2カ月分を自主返納する事態にまで発展しました。

 正直、ここまで厳しい「判定」が下されるとは思いませんでしたが、他にニュースがないので、マッチポンプのテレビがこの話題で大騒ぎしてましたし、引っ込みがつかなくなったということなんでしょう。ただ、コロナ禍で夜の宴会は私自身も自粛していますし、率先垂範して国民に綱紀粛正を求める側のお役人さんが、深夜まで浮かれて騒いでいては、示しがつかないことは確かです。

 実は、個人的には、厚労省の処分よりも、「東京・銀座の居酒屋」が何処なのか気になってしょうがありませんでした。知らなければ、銀座を縄張りにしている渓流斎としては、「銀座博士」の称号を返納しなければなりませんからね(笑)。

 そしたら、意外にも簡単に見つかりました。恐ろしい世の中になったものです。偶然なのか、張り込みなのか、東洋経済の記者が「3月25日0時近くにようやく居酒屋を出て帰路に向かう厚労省官僚たち」の証拠写真まで撮っているではあーりませんか!

 こわ~。ジョージ・オーウェル「1984」の世界です。

 現場は、会社から歩いてすぐの所ですから、すぐ分かりました。

 ちなみに、ビルの名前であるLa Paix(ラペ)とは、フランス語で、「平和」という意味です。渓流斎の野郎にまで写真を撮られて、このビルは平和を乱され、いい迷惑だったかもしれません。

 でも、23人の団体客を受け入れて深夜までやっている薩摩料理の店ということですから、美味しそうですし、楽しめそうです。いつか機会があれば、御一緒しませんか?(笑)。