伊太利亜ヴェニス
補聴器をしてチャリンコを漕いでいたら、検非違使に捕まった渓流斎翁です。まだ、牢屋に入っておりますが、伝書鳩を使ってこの秘密の文書を皆様にお届けしております。
風の噂では、南の楽園の島で、オストプーとかいう未確認飛行物体が、墜落し、まだその事故原因が解明していないのにも関わらず、わずか6日で飛行を再開したそうな。
倭国は、やはり、麦軍の植民地だったんですね。
何しろ、麦軍の司令官とか言われるいかにも怖そうな顔をした責任者が、「墜落じゃねえ。不時着だ。それも、操縦士は機転を利かして、住宅地ではなく、浅瀬に不時着して、被害者は一人も出さなかったんだから、有り難く思え!」と言い放ったらしいですからね。
そして、昨日の事前通告時間2秒前のオストプーの飛行再開です。おろしあ國の代表も遅刻などせず、麦國に見習ってほしいものです。あれっ?違うか…
倭国の永田町連中は、麦軍からの一方的な再開通告に対して、「ははあ、ご尤もで御座いまする」と平身低頭したとか、しなかったとか。
永田町連中は、南の楽園島に「合理的判断」と、直接ではなく、媒体を通して言ったらしいので、南の楽園の島民は、怒るまいか怒るまいか。
島民長は「言語道断。もう、永田町連中とはやってられん」と、倭国からの独立も辞さない覚悟のようです。
今、第一報の速報として、ゲルマン國のクリシミマス商戦真っ只中のマーケットにトラックが突っ込み、多数の死傷者が出たというニュースが飛び込んできました。
詳細は分かりませんが、計画的テロで、シリア問題が絡んでいるとか。
シリアの内戦には、おろしあ國も深く関与しており、同国は、極東で北方四島、中東でシリア、隣国ではウクライナと未だに19世紀の覇権主義から脱していないようです。
南シナ海では経済大国になった漢族國が、軍事力を増強して、たちまちのうちに、18世紀の世界大国主義復活を目論んでいるようです。
そんな中の、南の楽園の島問題です。一つの島の問題ではなく、地政学的に、世界史的視野で見ていくと、全部繋がっているようにも見えます。