マーチン D-28

 公開日時: 2006年7月17日

今日と明日は私にとって特別な日です。

明日に備えて今日は大きな買い物をしました。

マーチン D-28です。

言わずと知れたギターの名器です。フォークギターの元祖のようなものです。

特にビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーが愛用したギターとしても知られています。「ハロー・グッドバイ」のプロモーション・ビデオでジョンが弾いています。映画「レット・イット・ビー」の中でポールが「トゥ・オブ・アス」で、左利き用に弦を逆に張り替えて弾いています。

フォークギターといえば、ジョンは、初期の頃、ギブソンのJ-160Eを愛用していました。茶色のピックアップ付きは、映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」の「恋に落ちたら」などで弾いています。解散後の「平和を我ら」にで弾いているのもJ-160Eのようです。ポールの「イエスタデイ」はエピフォンのテキサンというフォークギターで演奏しています。ジョージ・ハリスンは、ジョンと同じギブソンのJ-160Eのほかに、ギブソンのJ-200も愛用していました。

でも、レコーディングでは結構、D-28を使用しているようです。「ホワイトアルバム」の「アイ・ウイル」もそうだと思われますし、ポールの最初のソロアルバムの「マッカートニー」では「エヴリ・ナイト」にしても「ジャンク」にしてもシャリシャリした音色は、マーチン以外には考えられない音なのです。

私はこれで、エレキギターはギブソンのESー335TD、クラシックギターはオベイション、そしてフォークギターはマーチンのD-28と「3種の神器」を揃えることができました。

ギブソンもマーチンも、ギター少年にとってはあこがれのギターで、とてもとても手に届かない代物でした。私も手に入れるのに半世紀も掛かりました。

うーん、フェンダーも欲しくなってきました。