ジョン・レノンのクリスマスカード

カナダにお住まいのグルメ王・辻下氏から、突然クリスマスカードが届きました。

  少し驚きました。でも、大変嬉しいことに、私の好きなジョン・レノンの切手を貼って出してくれたのです。「えっ?ほんまもんかえ?とうとうジョンも切手になっちまったのかえ?」と少し複雑な気持ちでした。本人は、自分の名前を空港に付けてくれ、とも切手にしてくれとも、生前言ってませんでしたからね。結構シャイな人なので、生前に話があれば断っていただろう、と私なんか勝手に思ってます(笑)。

 辻下氏は「12月 8日にニューヨークに行くことが決まった際に、切手をアメリカから取り寄せ、カードはカナダで書きました。12月10日にWall Street にある古いハリウッド映画にも登場する老舗レストランDelmonico’sで食事をした後、近くの郵便局で投函しました。10日まで待ったのは、米国のAir Mail ステッカーをどうしても貼りたかったからです」と、心憎い演出ぶりです。

 何と御礼を申し上げたらいいのか分かりません。

 これまた、以前にもこのブログで書いたことがありますが、辻下氏とは、このブログ《渓流斎日乗》を通して知り合ったのでした。辻下氏は、おつな寿司セミナーなどで親しくして頂いた、私の大学の先輩でもある亡くなった翻訳家で画家の片岡みい子さんのご主人だった正垣親一氏(故人・ロシア問題研究家)と成城学園時代の親友だったということで、 小生のブログの記事をたまたま発見してくださって、私に連絡をくださり、このような交友関係にまで発展したのでした。

スペイン・バロセロナ

辻下氏のご尊父様は、その世界では有名な方で、芸能界からそちら方面に至るまで幅広い交際を築いたいわゆる顔役でした。私自身は、単なるブッキッシュなだけで、その手の話は活字を通して知るだけでしたが、辻下氏の場合は、実物の有名人と子どもの頃に遊んでもらったりしておりますから、お話を伺うだけでも、とても興味深いものがあるのでした。

何か、奥歯にものがはさまったような抽象的な書き方になってしまいましたが、固有名詞を出して、あまりストレートに書くと、いわゆる一つのプライバシーの侵害になるものですから、皆様のご想像にお任せします、と書いておきます(笑)。

バルセロナ・サグラダファミリア教会

辻下氏はカナダにお住まいですが、年に何回か日本に帰国されているようで、私も、彼の帰国の際に東京で2度ほどお目にかかりました。2度目は、辻下氏の奥方様も御一緒にランチをする予定でしたが、何か、急に御都合が悪くなって、2人だけでお会いしました。事前に、辻下氏が、ロスチルドの年代モノの超高級ワインを御持参したいと仰るので、「そんな高価なモノはとてもお受けすることはできません」と、当然ながら、丁重にお断りしてしまったので、恐らく、気分を害されたのではないかと思いました。

そしたら、先ほど、辻下氏御本人宛に、クリスマスカードの御礼をメールでしたところ、直ぐに返信で、 そのニューヨークはWall Street にある古いハリウッド映画にも登場する老舗レストランDelmonico’sで御食事をされている辻下氏の奥方様の写真も添付して送ってくださいました。

うーん、何とかユニバースなどに出場されてもおかしくない絶世の美女でした。(でも、流石にその写真をこのブログに掲載するわけにはいきません!)

スペイン・バルセロナ

なああんだ、渓流斎のような危ない男に会わせたくなかったのか、と納得しました(笑)。でも、こんなことを暴露してしまい、できれば、このブログの記事が、辻下氏の目に留まらないことを祈るばかりです(苦笑)。

とはいえ、このブログは、広告をクリックして頂くという皆様の御愛顧、御支援で成り立っておりますので、来年もどうか宜しく御願い申し上げます。あ、まだ、来年まで1週間近くありましたね(笑)。