「フィクサー」はよく分かりませんでした

アカデミー賞主演男優賞を受賞した「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド」を見ようとしたら、「満員」で断られたため、仕方なくジョージ・クルーニ主演の映画「フィクサー」を見てきました。(ティルダ・スウィントンが助演女優賞)

正直、よく分からない映画でしたね。ある製薬会社が外部に漏れると、薬害訴訟裁判で不利になる内部文書を手に入れた弁護士が殺害されたり、揉み消し屋のクルーニが、命を狙われたりしますが、最後は目出度し、目出度しで終わるような結末です。

 

その上辺のストーリーだけはどうにかついていけましたが、細かい描写など、例えば、子供が好きな赤い表紙の童話と内部文書との関係とか、揉み消し屋マイケル・クライトン(ジョージ・クルーニ)が自家用車から降りて、放し飼いになっている馬数匹を見にいくと、車が爆破され、彼は命拾いするシーンとかは、何を意味していたのだろう…などと考えると、よく分からない。

 

何か、お馬さんにしても、何か深い意味を示唆しているのでしょうが、こっちは理解力が不足しているのか、さっぱり分からない。

ただ、何も細かいことを考えずに楽しめばいい、ということなら、それでいいのかもしれませんが、腑に落ちない映画でした。