スパコン「富岳」が世界一、おめでとうございます!

WST National Gallery Copyright par Duc de Matsuoqua

 昨日、「ブログを書き続けることが億劫になった」と正直に吐露したところ、このブログを熱心にお読み頂いているYさんを始め、皆様から「是非続けてください」とのメッセージを頂きました。しかも、昨日は普段の2倍以上のアクセスがありました。有難いことです。

 「ほとぼりが醒めてから」再開しようかと思っていましたが、早速書きたいことが出てきてしまったので、もう再開することにしました。懲りませんねえ(笑)。

 6月24日。今日ついに一律給付金10万円が地元の銀行に振り込まれました!やっとですが、やったー!です。高額商品の返済に充てます。はい、これで終わりなんですが、これだけではあっけないので、続けます。懲りませんねえ(笑)。

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 いつも、このブログの写真を使わせて頂いたり、歴史的証人として当時の体験談を伺ったりしてお世話になっている満洲研究家の松岡將氏の御子息である松岡聡・理化学研究所計算科学研究センター長が、開発リーダーとして陣頭指揮を執った富士通製スーパーコンピューター「富岳」がスパコンの計算速度ランキング「TOP500」で世界一になった、というニュースが昨日飛び込んできました。

 日本勢が首位を奪うのは、蓮舫さんから「2位じゃ駄目なんでしょうか?」と指弾された先代の「京(けい)」以来9年ぶりなんだそうですが、久しぶりの明るいニュースで嬉しいじゃあありませんか。

 富岳の計算速度は1秒間に41・6京回(京は兆の1万倍)、と言われても何のことか素人にはさっぱり分かりませんが、昨年まで首位だった米国製スパコンを2倍以上引き離したという話ですから、凄いことです。ただし、進境著しい中国が「富岳」の2倍の性能を持つスパコンで王座奪回を狙いながら、今年は間に合わなかったということで安閑としてはいられませんが…。開発費として国費だけで1100億円も投入した国家プロジェクトですから、センター長としての重責は相当なものだったと推測されます。まずはお疲れ様でした。そして何よりもおめでとうございます。

 もし、ご興味があれば、「富岳世界一獲得記者会見」がユーチューブで御覧になれます。