知らなかった ITセキュリティー

今晩は渋谷のおつな寿司で、久しぶりのセミナー。ゲストは独立行政法人情報処理推進機構のセキュリティセンターウイルス・不正アクセス対策グループ研究員の加賀屋伸一郎氏。

最近のコンピューターのセキュリティ関係で最も話題になっているウイニーなどによる情報流失やアダルトサイトでのワンクリック不正請求、そして偽のセキュリティ対策ソフトの押し売りについての話を聞きました。

まさしく驚くことばかりでした。

ウイニーというのは、今や最も有名なファイル交換ソフトのことです。自分の関知していないのに、勝手に自分のファイルが世界中に飛び火してしまうことは、昨今のニュース、例えば、自衛隊の機密情報や警察の犯罪情報や、銀行の個人情報などが漏れてしまったといったニュースで話題になっていたので、ご存知でしょう。

私自身は「自分のパソコンにはウイニーが入っていないから大丈夫」と他人事のように思っていたのですが、「山田ウイルス」とやらに感染すると、ウイニーが入ってなくても、情報が漏洩してしまうことを初めて知りました。

とにかく「exe」という見知らぬファイルが来たら要注意。これはプログラムなので、変なウイルスにたちまち感染する可能性が大きいそうです。見知らぬファイルは絶対に開かないことが基本のようです。

最近多いのが「ワンクリック不正請求」だそうです。アダルトサイトなどの「無料サンプル」などをクリックすると、警告の通知が来るのにもかかわらず、焦って?「実行」をクリックし続けると、身に覚えがない「請求書」が5分おきに送られてくるそうです。

アダルトサイトは見ないに越したことはないそうですが、殿方でしたら、そのためにパソコンを購入した方も多いでしょう?

大いに気をつけてください。

もし、何かトラブルがあったら、私が言うのも変ですが、独立行政法人 情報処理推進機構にコンタクトしてください。

電話03-5978-7509

メールは  virus@ipa.go.jp (ウイルス関連)

crack@ipa.go.jp(不正アクセス関連)

winny119@ipa.go.jp(ウイニー関連)

isec-info@ipa.go.jp (その他のセキュリティー)