公開日時: 2005年6月23日 @ 20:13
今日は一日中、帯広市内で開かれたナチュラルチーズ国際交流会議を傍聴していました。
国際会議といっても、外国からはフランスを中心に欧州7カ国から59人が参加して、日本も関係者が100人くらいですから、本当に小さな会議です。言語はフランス語で、同時通訳者のレベルの高さには恐れ入ってしまいました。
一日中、傍聴していて、さぞかし、すごい話が聞けるだろうと期待していたのですが、残念ながらどれも「自慢話」の域を出ず、あまり、「食指」が動きませんでした。
昨年度の数字ですが、日本では約3万5千トンのナチュラルチーズが生産され、そのうち、帯広・十勝での生産が約60%を占めます。雪印など大手3社があるせいですが、地元のチーズ工房が盛んになったのは1980年代以降ですからそれほど歴史があるわけではありません。それでも、欧州以外でこの会議が開かれたのが、今回、帯広・十勝が初めてだというのですから、関係者の皆さんの努力には敬意を表したいと思います。(第1回大会が1991年開催で、今回は記念すべき第40回大会でした)
ちなみに、日本人は一人年間1・8キロのチーズを消費しますが、フランス人は何と25・9キロも食べます。日本人の実に14・4倍です。
ああ何か今晩はピザが食べたくなりました。