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ツイッターの4人の創業者
エヴァン・”エブ”・ウイリアムズEvan Williams、クリストファー・”ビズ”・ストーンChristopher Stone、ジャック・ドーシ―Jack Dorsey、ノア・グラスーNoah Glass。この4人の米国人の名前を知っている日本人は、ネットsavvyですね。IT関連の関係者なら知らない人はいない常識なんでしょうけど、少なくとも、門外漢の私は知りませんでした。彼ら4人は、今でも何かと話題になっているツイッターの創業者なんだそうです。
特に、天才プログラマーの”エブ”は、世界で初めてブログを作成して管理するアプリ「ブロガー」を開発して、世界中にブログを広めた功績者だといいます。私も毎日、こうしてブログを書いているのに、フェイスブック創業者のザッカ―バーグCEOは知っていましたが、エブさんのことを全く知らず、大変失礼致しました。
エブは、前述の3人ととともに、ツイッターを開発し、CEOに就きますが、ジャック・ドーシ―との確執からお互いに追放したり、追放されたりして、現在はジャックがツイッター社のCEOです。エブの方は、Medium という双方向性メディアサイトを運営しているようです。
「ネット興亡記」読了
杉本貴司著「ネット興亡記」(日本経済新聞出版社)をやっと読了しました。1週間近くかかったかもしれません。757ページの大作だったとはいえ、視力も落ち、読書力(速度、吸収度、記憶)も劣化しましたね。
私が30歳代の頃は、月に30冊以上読んでいました。1日1冊のペースです。大半は、文藝記者として仕事として読んでいましたが、500ページぐらいの大作でも1日で読み切ってしまうのです。締切に間に合わないからです。その代わり、電車内は勿論、信号待ちでも、食事中でも、トイレの中でも、睡眠中とお風呂以外は、四六時中、本を読んでいました。当時はネットも発達しておらず、テレビは一切見ません。さすがに、半年ぐらいで心身ともにダウンしてしまいました。
ある有名作家が、還暦を過ぎてもいまだに、「月に50冊読んでいる」と豪語しておりましたが、凄いなあと感心してしまいます。経験者だから分かります。恐らく、睡眠時間は3時間ぐらいじゃないでしょうか。
私は、metallic years(gold in the tooth, silver in the hair and lead in the pants)になり、読んだことをすぐ忘れてしまう境地に達したので、この本の備忘録としてメモ書き致します。
「iモード」開発戦略チームに小山薫堂ら
・1997年、NTTドコモの「iモード」開発戦略チームに、NTTの「無線屋」栃木支店長・榎啓一がスカウトしたリクルート「とらばーゆ」の編集長などを務めた松永真理と、彼女が推薦したハイパーネット副社長の夏野剛のほかに、後にDeNAを創業する経営コンサル会社マッキンゼーの南場智子と、後に映画「おくりびと」の脚本でアカデミー賞を受賞する放送作家の小山薫堂らもいた。
楽天市場の開店時の出店はわずか13店
・興銀を辞めてクリムゾングループを起業した三木谷浩史が、慶大大学院生だった本城慎之介とともに創業したのが後の楽天で、創業メンバーには、京大大学院を出て「大学への数学」の東京出版にいた「すご腕のプログラマー」増田和悦(社員番号3)と、慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)大学院出身の1期生、杉原章郎(同4)と小林正忠(同5.大日本印刷を退社)と、それに三木谷の妻・晴子(同6)がいた。(増田を三木谷に紹介した早大大学院生でいったんはNTTに入社した安武弘晃を7人目に入れる時も)1997年5月1日に楽天市場が開店した時に出店したのはわずか13店(そのうちの8店舗が三木谷の個人的コネで出店)だった。
起業家の梁山泊だった渋谷の「ネットエイジ」
・1998年2月、AOL日本法人にいた西川潔が渋谷に立ち上げた「ネットエイジ」は、渋谷の「ビットバレー」の拠点となり、無名の若者が集まる梁山泊になった。ここから、ミクシィを創業した笠原健治、コンプラを創業した千葉功太郎、グリー創業者の田中良和、メルカリを起業する山田進太郎、ヤフーのeコマースを手掛けた小澤隆生らが巣立った。小澤は、ネットエイジが主催する飲み会で、青学大生で電脳隊を創業していた川邉健太郎と知り合い、後に川邉がヤフーのCEOに、小澤はヤフーのCOOとなる。また、ネットエイジの共同創業者の一人になったNTTの社員だった西野伸一郎は、後に、農水省官僚からリクルートなどに転身した岡村勝弘と一緒に渡米し、アマゾンのジェフ・ベゾフに直談判し、2000年11月に、ソフトバンクの孫正義に先んじてアマゾン日本法人の設立に成功した。
以上、敬称略で、未完ながら、長くなるとまた釈正道師に怒られるので、この辺でやめておきます。
【追記】
この記事は、いったん書いてアップしたのに、どういうわけか後半が消えていて、もう一度、書き直しました。5~6時間掛かったのではないでしょうか? 面倒臭い厄介な引用があると、消滅する傾向があります。もうネットもブログも嫌いだぁー。時間を返してほしい。