ここ数日、DVDで映画ばかり見ています。近くのレンタルビデオ屋さんが、半額セールをやってくれたからです。1本何と150円です!ロードショーの値段で10本以上見られてしまいます。
この半額セールは、レンタルビデオ屋さんにメールアドレスを登録すれば、その時期がくれば教えてくれます。店頭で、「半額セール」の証明書メールを見せればいいのです。1カ月に1回くらいあります。便利な世の中になったものです。
早速、3カ月前から見始めた「デスパレートな妻たち」シリーズを借りようと思ったのですが、丁度見たい巻だけが借りられていて、続けて借りられませんでした。仕方なく、第2シリーズの第5巻だけ借りてきました。内容の説明は省きますが、相変わらず、台詞がしゃれているというか、恐らく、本物のデスパレートな妻たちに取材して、彼女たちの会話を取り入れていることでしょう。とてもフィクションだけでは、ここまで書けません。
あとは、「ボビー」。1968年6月5日にロサンゼルスのアンバセダーホテルで暗殺されたロバート・ケネディ大統領候補を取り巻く、当日のホテルで繰り広げられた人々による群像劇。ロバート・ケネディは当時のテレビ画像などを使って本物が登場し、臨場感たっぷり。うまく作っていました。
「ダイ・ハード4」。おなじみのブルース・ウイルス主演の刑事ものアクション。コンピューター・ギークGeekが登場して、アメリカのインフラ(電気・ガス・水道・交通標識)システムに侵入して、米国内を大混乱に陥れる敵と戦うブルース・ウイルス。ありえるわけがない矛盾だらけの話なのに、「なかなか死なない人」の活躍を最後まで見てしまいました。
「ブラックブック」。第二次大戦末期のナチス支配下のオランダ。レジスタンス闘志の活躍を描くハラハラドキドキの物語。主人公は美人のユダヤ人で、ナチス大尉に取り入って、スパイとして潜り込むのですが、裏切りや報復があったりして、何か展開がよくわからなくなってしまいました。敵だと思ったナチスがレジスタンスのシンパだったり、一番信用していたドクターが結局は裏切り者だったりするからです。レジスタンスの闘志はほとんど殺され、最後はこの美人の主人公とリーダーだけしか残らない。美人さんはイスラエルに移住して二人の子持ちの母親兼小学校の先生というハッピーライフを送るのですが、ハリウッド資本映画にありがちな映画になってしまいました。ここには詳しく書けませんが、迫害されるパレスチナ人が主役の映画はほとんど全くないか、公開されたりしませんし、小説や物語が全世界で翻訳されることもありませんね。ということだけに留めておきます。
あと「オーシャン11」がありますが、まだ見ていません。