ついに、ラ・ベットラに


銀座一丁目のイタリアンレストラン「ラ・ベットラ」に行ってきました。
「日本一予約が取りにくいお店」ということなので、勿論、落合シェフがいる(とみられる)本店ではありませんが、この近くにある姉妹店の「ラ・ベットラ・ビス」の方です。でも、メニューはそれほど違うわけでもないということでした。
私は、1890円のBランチを注文しました。前菜とイカスミ・スパゲティをチョイスしました。

料理は、頭や講釈で食べるものなんですね。もし、予備知識がなかったら、それほど感動しなかったかもしれません。

でも、予備知識があったおかげで、そのまろやかな味に感激することができました。

とはいえ、一人でもくもくと食べたため、感動も半減してしまいました。今度、妙齢な方とご一緒しようかと思っています(笑)。

さて、昨日は東京・秋葉原で凄惨な事故がありました。25歳の通り魔によって、7人が死亡し、10人が重軽傷を負った大事件のことです。通り魔は、静岡県の沼津からレンタカーのトラックで秋葉原まで乗り付け、歩行者天国を歩いていた人を数人はねた後、車から降りて、サバイバルナイフを振り回したというのです。

丁度、7年前の同じ日に、大阪の池田小学校で8人の児童が殺害された日だったので、何かの因縁を感じます。

日本は、丁度、梅雨の真っ最中で、どうも、頭の中も空と同じように曇っている感じがします。

今回の加藤智大容疑者は「誰でもいいから、人を殺したかった」と供述していますが、鬱陶しい天候も影響していたかもしれません。

それにしても、誰でもいいから、人を殺したかったという人間とそういう人間を生み出した社会は、明らかに狂ってます。3月に土浦で起きた無差別殺人事件で逮捕された24歳の容疑者も同じようなことを言っていました。

こういうことは、連鎖反応が起きるのでしょうか?私には全く理解の範疇を超えるので、コメントすらできません。

ただ、加藤容疑者のように、自己の挫折や不満の責任を世間や他人のせいにすることは間違っています。
自分で責任取るしかありません。

何処に住んでいようと、善人が豹変して殺人者になりうる時代になりました。ただ、生きているだけでも覚悟が必要の世の中になったということでしょう。

今回、犠牲になられた方と遺族の方には本当にお気の毒で、ご冥福をお祈り申し上げます。