祝ローリングストーンズ、新アルバム発表!

公開日時: 2005年7月27日

ついにローリングストーンズがニューアルバムを発表します。
1997年の「ブリッジズ・トゥ・バビロン」以来実に8年ぶり。リリースは9月6日です。
タイトルは「ア・ビッガー・バン」。何のことかと思ったら、宇宙の起源といわれる「ビッグ・バン」の比較級でした。

思えば、私はストーンズの新曲は1965年の「テルミー」以来、追いかけてきたので、もう40年も経ちます。ミック・ジャガーは7月26日に62歳の誕生日を迎えたそうです。

ストーンズは1963年に、ビートルズをオーディションで落としたデッカ・レコードからプロデビュー。「不良のイメージ」を作ったのは当時のマネジャーのオールドマンですが、ミック・ジャガーは名門ロンドン大学経済学部のインテリ学生でした。ストーンズの成功も、単なる音楽的な才能だけではなくて、ミックの「経営能力」によるところが大きいのです。そうでなければ、40年以上も世界の荒波の第一線で活躍できるはずがありません。

この点だけは、いくらビートルズ好きの私であっても、ストーンズの偉大さは世界一だと思ってます。
ストーンズのニューアルバムが出るなんて、今、私は中学生のようにドキドキしてます。何しろ、1972年の「メインストリートのならず者」以来の長尺で、「Streets of Love」「 Rough Justice 」「Back of My Hand」など全16曲が収録されているそうです。

はっきり言って、ストーンズの音楽は「偉大なるマンネリ」なのですが、もう伝統芸能のように「様式美」化されているのです。
そのうち、ストーンズ亡き後は、伝統芸術になるか、クラシックとして聴かれるでしょう。人類が生き永らえていたらの話ですが…。

ちなみに、プロデューサーの一人、ザ・グリマー・ツインズは、ストーンズファンなら誰でも知っているのですが、ミックとキース・リチャーズのことです。