大政奉還150年の二条城

二条城

今、京都にいます。

京洛先生の北政所の十三回忌の御法要のために、久しぶりに京都に来てます。

空いた時間を利用して、二条城に足を運びました。

二の丸御殿

今年は大政奉還150年ということで、歴史好きの諸兄姉の皆様方でお城に入る切符売場の前は大行列でした。

よく見聞したら、殆どが外国人観光客でした(笑)。大政奉還のことを知ってるのかなあ…。

8時45分開場の朝一番で行ったのですが、二の丸御殿は込み込みでした。でも、二条城庭園や本丸跡に初めて行きましたが、こちらは空いてました。かなり広い敷地でした。徳川家康の威光が偲ばれます。

 

本丸庭園

二条城の二の丸御殿は、中学校の修学旅行以来、およそ半世紀ぶりでしたので、感慨深いものがありました。

徳川慶喜をはじめ、あの「大政奉還」の有名な絵画を大広間で人形を使って3D再現しておりました。

【追記】2017年10月13日

13日付東京新聞夕刊、「大政奉還 克明に『実況』」によると、新発田藩京都留守居役の寺田喜三郎が残した記録文書によると、二条城大広間に集められたのは、約40藩の重臣約50人で、出座したのは老中板倉勝静(かつきよ)。つまり、将軍徳川慶喜はこの時いなかった!後で、居残った薩摩藩の小松帯刀、土佐藩の後藤象二郎ら6人だけが慶喜と直接面会した。ということは、有名な大広間で絵で、諸藩の重臣に大政奉還を宣言する慶喜が描かれているのは間違いだった!?