帯広
公開日時: 2006年9月12日 @ 10:06
ある年配の未亡人に話を聞く機会がありました。
彼女は、若い頃、3人の子供たちを大学に行かせたいという思いで、また、薄給の夫の家計を支えたいがために、保険の外交員の仕事を20年近く続けました。時には罵倒されたり、時には馬鹿にされたり、時には色目を使われたり、嫌なこともあったそうです。しかし、持ち前の我慢強さでその度に難局を切り抜けてきました。もちろん、その間、給料から厚生年金は天引きされていました。
そのおかげで、わずかながら、年金が出るようになりました。しかし、昨年、夫を亡くした途端、これまで、受給していた年金額が半額になったというのです。社会保険庁に問い合わせても「それがシステムだから」という一点張りで埒があきません。
何か、逆じゃないかと思いました。本来なら、夫が亡くなれば、2倍にしていいのではないのではないでしょうか。
全く不可解な話です。
またまた、どうしようもない、どこにもぶつけようもない怒りに駆られてしまいました。