公開日時: 2008年3月4日 @ 09:47
出版不況の影響でいわゆる街の本屋さんが次々と姿を消しています。ここ十年で全国で1万軒以上の小さな本屋さんが廃業したという統計があるほどです。
それでは、これだけデジタルカメラが普及した現在、街の写真屋さんはどうなったかと思ったら、何とか頑張って生きているのですね。私も昨日、ちょっとお世話になりました。
いわゆる「デジカメプリント」という奴です。
デジカメのSDカードか何かをそのまま持っていくと、簡単にプリントしてくれるのです。もちろん、自宅のパソコンでもプリントできます。
私の場合、なぜ写真屋さんでお世話になったかというと、自宅のプリンタが芳しくないという問題がありました。それともう一つ、デジカメのデータを、パソコンに「コピー」するのを間違えて、「移動」してしまい、SDカードにはデータがなくなってしまったのです。
例の姪の結婚式の写真です。もう二週間近く経ってしまったのに、何をやっているんでしょうね。そこで、パソコンのデータを、いつぞや買った「ICレコーダー」に入れてみたのです。これは、普段は音声を録音するものなのですが、USB端子が付いていて、フラッシュメモリーのように簡単に接続できて「データ」をコピーできたのです。
このICレコーダーを都心のカメラ店に持っていったところ、「これには音声のデータも入っているので、写真だけプリントできませんね」と断られてしまいました。そこで、駄目もとで、自宅近くの田舎の写真屋さんにICレコーダーを持っていったらプリントできたのです。少し感動してしまいました。
文書も写真も動画も音声も一つのデータとして、簡単に持ち運びできて、複写、交換、削除、追加も簡単にできる時代になりました。いやあ、すごい時代になりました。