公開日時: 2007年12月13日 @ 10:08

「今年の漢字」に「偽」が決まりましたね。

私もそうなると思っていました。と、書くと「後講釈」と怒られそうですが、今年の場合は、「偽」になるだろう、と多くの人は思っていたことでしょう。私も、結果が分かる前に早く書いておけばよかったです。

何しろ今年は、不二家に始まって、ミートホープ、白い恋人、赤福、船場吉兆…と次々と偽装が発覚した年でした。

この「今年の漢字」は、いつも京都・清水寺の貫主(森清範)が、デカデカと書を認めるシーンがニュースになっていたので、清水寺が決定しているのかと思っていたら、財団法人・日本漢字能力検定協会が全国公募で決めていたんですね。もう十年以上続いているのに、ほとんど意識してませんでした。

ニュースで、森貫主が、「こんな漢字が選ばれるなんて日本人として恥ずかしい」と嘆いていました。

そういえば、「恥」も昨今の日本人から消えかかっている美徳ですね。

年も押し詰まり、「来年こそはいい年にしたい」と皆が皆願うことでしょう。

早めに書いておきますが、私もそうです。