海城高校の同窓生と早めの忘年会 社長談義

東銀座「西邑」ひれかつ定食1100円

昨晩は、海城高校時代の友人と早めの忘年会を開いて、タイムマシンに乗って一気に高校生の悪ガキになってきました。

場所は、自著も多数出版している株式評論家の岡本君の行きつけの高田馬場の「梵天」という居酒屋。ここに行くのは3回目ぐらいですが、小生は方向音痴なので、またまた迷ってしまいました(笑)。

JR、西武線、地下鉄東西線の高田馬場駅から5分ぐらいというすぐ近くですが、途中の店前で長い行列があり、「何じゃらほいな」と思っていたら、今や某グルメサイトで、都内のナンバーワンに輝いたとんかつ屋さんの「成蔵」とかいうお店だということが後で分かりました。

私が通りかかったとき、50メールぐらいの行列がありましたが、甘く見ても「2時間待ち」なんだそうです。

何でこのお店のことが分かったかと言いますと、同窓会に参加した田中君の本職が宝石商で、日本全国を越中富山の薬売りのように歩き廻って行商し、数年前に出掛けた広島県福山市で知り合った人から「今度、ウチの息子が東京の高田馬場にとんかつ屋を出しますので宜しくお願いします」と頼まれていたというのです。凄い偶然ですね。

今や、ネットでの評判を見て、海外から観光客も訪れており、長い行列につながっているようです。

高校時代のクラスメートは、男ばっかし50人もいましたが、今回集まったのは8人。いやあ、皆、同級生ですが、年も年ですから、私以外は皆さん、随分と立派になったこと。芸能人が1人、会社社長が2人、会社役員1人、都心にある有名女子学園副校長1人…といった具合です。

銀座「岩戸」 いわしの天麩羅定食890円(いわしの天麩羅は写ってませんが、ボリュームがあって安くて美味しい)

昨日の話で一番驚いたのは、今回参加した3人だけが高校1年5組、担任福島先生の時に同じクラスメートだった木本君が大手百貨店の高島屋の社長になっていたということです。

えっ?あの木本が?

彼はおとなしくて、控えめで目立たず、いるかいないのか分からず、彼と会話した内容も覚えておらず、かすかに名前を記憶しているくらいだったからです。

大変失礼ながら、高校生の彼は、大企業の社長タイプに見えませんでしたねえ。

すると、磯君が「俺なんか、中学時代の同級生が社長になったよ」と言うではありませんか。彼はわざわざ学芸大附属中学から海城高校に進学した変わり種でした(笑)。

「誰なの?」と私。

「読売の山口」

「読売の山口って、あの読売新聞社の山口寿一社長のこと?」

「そうだよ」

ゲッ! これでも、私も業界の端くれの人間ですからね。驚きましたよ。

ゼロ円のカラクリ(IT業界裏事情)

宝登山神社(長瀞)

昨晩は、IT青年実業家松長社長と神田神保町の著名居酒屋「酔の助」で、IT業界の極意を伺いつつ、痛飲してしまいました。

「酔の助」は、いわゆるひとつの大衆酒場ですが、よくテレビドラマのロケで使われ、「居酒屋のシーンが出てくれば、あれは『酔の助』だ」と言われるくらい、その筋の人なら知る人ぞ知る有名な居酒屋です。

松長社長には、この「渓流斎日乗」のホームページ化で大変御世話になりました。これまで、gooブログで配信していたのですが、思い切って一本独鈷で、新規に独立サイトをこの9月1日から始めたのです。

彼の言うことが粋です。

「渓流斎さん、これまでのgooブログでは、300万人か500万人の中の一人で、いわば小池で泳いでいたようなものです。今回独立したということは、世界に飛び出し、60億人の中に飛び込んだということになるんですよ」

うーん、うまいこと言いますなあ。

「だから、渓流斎さんのサイトは60億分の一になるわけですから、アクセスの上位にいかないと誰も見ないのです。しっかり更新しないと埋没してしまいますよ」

はっ、それが言いたかったんですね(笑)。

松長社長は、IT業界で長年苦労してきたせいか、さすがに業界通で何でも知っています。何しろ、自分でプログラムまで書けてしまうので、これまで地方の地元有力者(と言えば分かりますよね?)の監視カメラや売り上げ伝票のソフト製作など幅広く手掛けてきたようです。

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色んな話を聞きましたが、一番印象的だったことは、よく大手ネット通販が「ゼロ円」で中古本などを販売している、その裏のカラクリです。

「渓流斎さん、この生き馬の目を抜く厳しい資本主義社会で、利益の出ないタダなんてあり得ないでしょ?」

嗚呼、そう言えば、私も数年前にゼロ円で買ったことがあり、ドキッとしました。

「それはですね。モノをタダで買うような厚かましい輩が、どんな顔して何処に住んで、何をしているのか、年齢住所職業、メルアド、携帯番号、銀行口座まで、個人情報を登録させて、その情報を転売している可能性があるんですよ」

えーーー!!それは困る。

「でも安心してください。渓流斎さんも私も庶民ですから、何億も何十億も資産があるわけない。銀行口座がバレたとしても、犯人は10万、100万の端金には見向きもせず、最初に目をつけて手をつけるのは、数百億円クラスの大金持ちでしょう?だから、渓流斎さんは何の心配もいらないのです」

そっかー。そう言われて嬉しいやら、哀しいやら。複雑な気持ちになってしまいました。

Gメールやヤフーメールなどの無料メールも、何でタダなのか、疑ってかからなければなりません。スノーデンが暴露したように、あらゆるメール情報は当局に筒抜けになっていることは、業界では常識のようです。

そんなこんな話で盛り上がりました。

松長社長は、名門(笑)海城高校の後輩で私より一回りも若いので、私より確実に10年も20年も長生きしてくれるので、このホームページを任せてよかったと思ってます。

松長社長、今後とも宜しくお願い致します。