12月8日、今年は、真珠湾攻撃からもう81年になります。当時を知る生き証人の方もだんだん減って来ていますが、語り継がれなくてはいけない歴史です。
もう一つは、ジョン・レノン暗殺から42年です。こちらは、私でもよく覚えております。第一報は、日本時間12月9日午後2時頃だったと思います。当時の私は、マスコミ入社1年目の新入りで、あまり外に取材に行かせてもらえず、デスク補助として、電話で先輩記者が送稿する原稿を書き取ったり、雑巾掛けしたりの修行期間でした。事件の一報を最初に知ったのは、速報やフラッシュニュースが出た際のアナウンスで、「元ビートルズのジョン・レノンさんがニューヨークの自宅近くで撃たれました」といった簡単な一文だったと思います。そう記憶しているだけで、間違っているかもしれませんが(苦笑)。
当時、ニュースが集積する整理部でバイトをしていた顔馴染みのMさんが、ニュースの電ガラのコピーを持って来てくれたと思います。私が熱烈なビートルズ・ファンだということを知っていたからです。その時、私は勤務中だったので、涙も出ず、冷静さを努めましたが、仕事が終わってからは、Mさんと自由が丘で泥酔するほど吞みました。この衝撃をどう対処していいか分からなかったからです。
翌日は、駅のキオスクに売っていた全ての新聞~一般紙、スポーツ紙、英字紙~を購入しました。ジョン・レノンの記事は皆、一面と社会面に掲載されていました。それらを切り抜いてスクラップブックに貼り付けていましたが、何処にいったのやら。探せば出てくるかもしれませんが…。
あれから42年ですか…。あの事件を同時代として体験した人もだんだん減って来ました。
そんな12月8日(木)の本日は、会社を休んで、近場のクリニックで5回目のBA5用のコロナワクチンを接種して来ました。私が住んでいる最寄り駅の反対側改札の西口にあるクリニックで、初めて訪れましたが、医師1人で受付兼務の看護師さんが5人もいて、皆さん感じが良い人ばかりでした。
5回ともそうですが、(今のところ)副作用がなかったのは、何よりでした。
平日の午前は、通勤電車の中は、働き世代の若い人ばかりですが、クリニックは高齢者の方ばかりでした。これほど対照的なものはありません。普段の通勤電車では全く自覚しない「少子高齢化」を実感した次第です。つまり、クリニックでは、10人中8人が私より年長の高齢者、通勤電車や街中を元気に歩いている人たちの10人中8人は、私より確実に若いということです。
そう言えば、この日はその最寄り駅で人身事故がありました。いつもなら利用している鉄道の電車が止まり、朝の8時10分過ぎ?に再開したようでしたが、大幅にダイヤが乱れ、沿線駅の中には改札入場制限がされ、「90分待ち」もあったようです。
12月8日は色んなことがある日でした。