願掛けて眼科へ

モンティチェロ Copyright par Duc de Matsuoqua

 また、個人的な話なので、「どーでもいい」お話なのですが、右眼の下にものもらいが出来て、もう1カ月以上苦しんできました。眼痛はひどいし、視界もぼやけてきました。このままでは、ブログさえ書き続けられません。

 以前だったら、2~3週間で治っていたのですが、老人力が付いてきたのか、市販の目薬では全然治りません。溜まりかねて、昼休みに会社の近くにある眼科を調べて飛び込んだら、さすがに満員御礼。仕事が終わった夕方に出直すことにしました。

クレーンで富士山を持ち上げようとしましたが重くて中止になったようです Copyright par Duc de Matsuoqua

 銀座の歌舞伎座の近くにあるTアイクリニックという眼科医院ですが、院長さんは、レーシックの世界的権威らしく、院内には表彰状とか、週刊誌や日刊ゲンダイなどで取り上げられた記事などがベタベタと貼られていました。個人的には、あんまし、こういうのは好きではないし、レーシックなんて、おっとろしくてやる気も起こらず。こっちは、単なる、ものもらいの目薬を処方してもらうために気軽に立ち寄っただけですから、合計約1時間の待ち時間は、ずっと目をつぶって瞑想しておりました。

 銀座という地価が高い土地柄、院内はとても狭い空間で、患者さんがひしめき、受付と会計には若い女性が5~6人も待機し、「三密」状態でした。

 単なるものもらいなのに、事前に、眼圧を測ったり、視力を測ったりしました。やっと呼ばれた先生は40歳代ぐらいの女医さんでした。瓜実顔で目が横長で、ちょっと、浮世絵に出てくる江戸美人といった感じです。でも、話をすると、とても言葉遣いが丁寧で、非常に頭が切れて賢そうな信頼できる先生でした。

 とはいえ、ものもらいの治療と称して、患部は針でブチューと刺され、膿を出しましたから、痛いの何のって。麻酔液をかけてくれましたが、1分ぐらいでは効き目がなく、先生は「痛いですよーーー」と言ってはくれましたが、本当に痛かった。

 目薬は銀座のマツモトキヨシで処方してもらいました。コロナ禍で、外国人観光客がいないので空いていました。