ゴーン容疑者がらみで森友・籠池夫妻が久々に登場

日産のカルロス・ゴーン容疑者は、勾留期限の12月10日にも再逮捕されるようですね。4日付の産経新聞が先駆けて報じてました。

処罰は、特別背任罪、業務上横領ってところでしょうが、次と次と容疑が出てきて、100億円なのか、200億円なのか、彼が一体どれくらいの役員報酬を違法に得ていたのか、分からなくなってきました(笑)。

この際、脱税も容疑に入れてもらって、日本の法律でたっぷり追徴課税してもらいたいものです。

何しろ、「セブン・イレブン」と渾名されたゴーン容疑者は、朝7時から夜11時まで働き詰めで、ランチは外に出ず、社食から一番安いラーメンをとって食べていたという噂です。(新聞に載ってましたが、実際に見ていないので未確認)

夜も、「座っただけで3万円」の東京・銀座の高級クラブに行くではなし。私のような下層貧民でも行けそうな安い居酒屋が行きつけで、座る場所も決まっていたらしいですからね。(こちらはテレビでやってました)相当、お金が溜まっているので、本人にとって、税金を払うことは蚊に刺された程度でしょう。

スペイン・トレド

そんな折、名古屋にお住まいの篠田先生から、昨日の4日早朝、急に電話がかかってきまして「渓流斎さん、今朝の日本経済新聞、お読みになりましたか?」と仰るではありませんか。

何事かと思ったら、篠田先生の言いたかったことは以下の通りでした。

天下の日経の1面に連載されている名物コラム「春秋」を何気なく読んでいたら、驚きました。春秋子がスポーツ新聞にも目を通しているのです。なかなか感心なことですよ。最近の新聞記者、論説委員、解説委員、編集委員は小秀才ばかりで、NYタイムズ、FTなど欧米の大手エスタブリッシュメント(特権・既得支配階層)のマスコミやメディアしか関心、興味がないと思っていたので、聊か驚きましたね。そこで、どこのスポーツ新聞か実名が書いていなかったので、調べたら、スポーツニッポン紙だったといことが分かりました。

12月2日付スポニチ「拘置所の寒さ知る籠池夫妻、ゴーン容疑者にフリース差し入れ

嗚呼、懐かしやの「森友学園」の籠池夫妻です。時流が速い今の世の中で、世間では、もうとっくに、森友も籠池夫妻も忘れ去られてしまった頃に、再登場です。

上のスポニチの記事をクリックして読めば、お分かりになるでしょうが、あの籠池夫妻は、安倍首相とその昭恵夫人に裏切られて(?)、大阪の拘置所に勾留されました。その時、異様な寒さを身をもって体験したことから、同じように拘置所に勾留されているゴーン容疑者に、ユニクロのフリースを差し入れしたというのです。

この記事によると、籠池夫妻は、ゴーン容疑者とは面識がなく、現在、無職なんだそうです。両夫妻は勾留中、同様にユニクロのフリースを差し入れてもらい、「人の優しさに触れた。今後は自分が人に優しくしたい」とスポニチ記者に語ったようですが、無職の人が、200億円もの巨額の大金を懐にした守銭奴さんに、情けをかけるとはねえ(笑)。

スペイン・トレド

一時、スポットライトを浴びた籠池夫妻が、あの頃の快感が忘れず、再び脚光を浴びたくて世間に出てきたのか?または、本当の善意だったのか?

ま、本当の善意だったら、マスコミに披露しないで、誰にも知られないように、こっそりと「陰徳」を積むだけですから、ちとばかし、怪しいかなあ。

ま、「痛み分け」ということにしておきましょう(笑)。