私も多額納税者の仲間入り?

 一難去ってまた一難です。もう笑うしかありません。

 本日は午前、自宅近くの税務署に行って来ました。この渓流斎ブログも「個人事業主」として青色申告してますので、一足先に確定申告に行って来たのです。

 今は、2年前から会場で、パソコンではなく、スマホで一人で操作(確定申告)するようになってます。国税庁は、自宅で一人で自分のパソコンかスマホを使ってe-TAX をやれ、と盛んに喧伝しますけど、まず一人じゃ無理ですね。自分でやっていても、細かい所で何度も何度も分からない点が出てきます。会場に行けば、側で巡回している税務署員に声を掛ければ、すぐにではなく、何度も何度も呼んでやっと、しかも、嫌そ~うな顔して、やっと対応してくれます。失礼ながら、誰もいないよりマシです。

 私も、係の人を6~7回呼び止めて教えてもらい、1時間ぐらいで終わりました。しかし、納税額が8万6000円と巨額です。えっ? どういうこと? 昨年は、逆に約2万円の還付金があったのです。しかも、ブログの広告収入が昨年は2万5000円ぐらいありましたが、今年はわずか約3000円しかありません。大赤字です。そんなんで何で納税? あり得ない!

 ということで、調べたら、個人事業主としての「収入」は記入しましたが、雑費や消耗費などの「経費」は記入していなかったことが判明しました(苦笑)。若い税務署員(もしくはバイトさん)は笑いをかみ殺しながら、「もう一度、最初からやり直すしかありませんね」と言った後、私の側から二度と姿を現すことはありませんでした!

 え~~~~~~~~~~~~~~~

 ですよ。仕方がないので急いで最初からやり直ししたら、40分ほどで数字の記入が終わりました。それでも、納税額が6万5200円もありました。もう終わってしまったから仕方がないのですが、他の給与や年金などの「収入」分野はキチンと記入出来ても、いわゆる掛かった経費の「支出」を申告していなかった分野があったことが後で分かりました。

 でも、もう手遅れです。納税は国民の義務です。私はこれで、お天道様の下を堂々と歩けるということを声を大にして言いたい。裏金まみれの自民党派閥議員にも面と向かって言いたい。「お前たちも、日本人なら、しっかり、国民として納税義務を果たせよ」。

国民の義務を果たして来ました=個人的な確定申告

去年2020年2月はこんな状況でした。

Go to確定申告

 全く個人的な話ながら、今朝、地元税務署まで確定申告に行って来ました。国民の義務を果たせて、やっとすっきり出来ました。(国民の義務って、納税の他に何だっけ?徴兵?まさか…)

 何しろ、昨年10月辺りから、この確定申告について、本当に夜も眠れないくらいずっと悩んできましたからね。親しい友人、知人、中には、ほんまものの税理士さんまで巻き込んで相談しまくりました。(本当は税理士さんに相談すると何万円か、掛かるようですが、メールでしたので、粗品を送って胡麻化してしまいました=笑)

 昨秋から何冊か、その手の本を買って、租税公課やら減価償却費やら独学しましたが、まず、素人じゃ無理ですね。専門用語が多過ぎてさっぱり分からなくなってしまうのです。

 特に、不動産の減価償却費なんか、極め付きです。一度、一人自宅で「e-TAX」でやろうと試してみたのですが、参考書に出てこなかった「未償却費」なんぞが出てきて、どうやって計算したらいいか分からず、お手上げです。途中で諦めて「一時保存」したつもりが、どうも、保存されていなかったようで、頭がピーマンになってしまいました。(特に私の場合、個人事業主のほかに、会社員と年金の雑費計上があるので、かなり複雑で、素人には無理です)

2020年2月はこんな状態でした!人間、すぐ忘れます。

◇税務署員は本当に親切丁寧

 そこで、もう直接、税務署に出向くしかない、と事前に連絡したところ、新型コロナで「入場整理券」を配るので来てください、応じてくれたので、今朝早く、休みを取って行って来たわけです。平日しかやってくれないからです。(それに、2月14日からの本チャンの大会場での確定申告は、人が多く並んで半日仕事になる、との噂を聞いたので、事前申告にすることにしました)

 1時間ほど待ち時間がありましたが、結果的に、手続きは1時間10分ほどで、スムーズにいきました。何と言っても、分からなくなったら、身近に教えてくれる若い係員の方がいらっしゃるので、こんな有難いことはありません。e-TAXに挑戦した時にも、電話で問い合わせたら、結構応えてくれましたが、その時は、かなり時間が掛かりました。

 昨年は、新型コロナの影響で、通訳翻訳の仕事が全くなく、収入はゼロ。文筆業の原稿代として入るのは、このブログのわずかな「広告クリック」収入ぐらいです(笑)。それでも、本代やセミナー代などの必要経費を請求すると当然、マイナスになります。その結果、青色申告しても、収支が赤字だと、10万円の控除額が反映されないことが今回初めて分かりました。マイナスだと、これ以上、差し引きようがない、控除しようがない、ということなんでしょう。

 控除がなくても、想像していた金額より少ない納税額となりました。早速、コンビニで支払って来ました。便利な世の中になったものです。

 終わったら、大袈裟ですが、天にも昇る気持ちでした。国民の義務を果たせてホッとしました。今夜はよく眠られそうです(笑)。