村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei
京都にお住まいの京洛先生から、村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜の写真を贈ってくださいましたので、アップいたします。
いつも有難う御座います。
大した魂消たです。
村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei
ところで、これでも私(わたくし、と安倍首相風に)渓流斎は、「フランスの専門家」と誰も言ってくれないので、ただ単に自称しているだけなのですが、つい、2年近く前に三途の川を渡りかけて全くの不勉強だったため、フランスに関して、世の中がすっかり変わっていたことを全く知りませんでした。そのことを、最近になって初めて分かったのです。
人間、やはり、ボヤボヤしていたら、置いていかれますね。(確かに、ボヤボヤしていたことはまぎれもない事実でした)
一体何のことを言っているのかと言いますと、フランスの地方圏の行政区が、2016年1月1日を境に、従来の「22」(海外地域圏は5)から、「18」(海外を含む)に統廃合されていたのです。
日本人なら、パリとかリヨンとかカンヌ程度の地名を知っていれば、もしくは知らなくても、何不自由もなく暮らせて困らないのですが、当のフランス人にとっては、明治維新後の「廃藩置県」にも相当するような革命的なことだったはずです。
そんなことさえ知らなかったんですからね。ボヤボヤしていて、日々のニュースを追っていなかったせいでした。
村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei
どう変わったのかと言いますと、例えば、アルフォンス・ドーデの小説「最後の授業」で有名なアルザス地方とロレーヌ地方は、隣のシャンパーニュ=アルデンヌ地方と統合して「グラン・テスト地域圏」(首府ストラスブール)になっていたのです。
知らなかったなあ…。
よく分かりませんが、あのシャンペンで有名なシャンパーニュもアルザスもロレーヌも少なくとも行政区の名前から消え去ってしまったわけです。
統合された代わりの名前の「グラン・テスト」とは、「偉大なる東」という意味です。何か、胡散臭い名前です(笑)。左派社会党政権でこんな名称を付けるものなんですかねえ?
とにかく、不勉強のため、今の時点で何でこうなったのか経緯もよく分かっておりません。
ただ言えることは、私が昔から使っていたフランス語の辞書や地図がすっかり使い物にならなくなってしまっていたということでした。