早生まれか、遅生まれか、それが問題だ

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 懲りないですねえ(笑)。皆さまお馴染みの釈正道老師から、またまた暗号が送られて来ました。

 懐具合は大丈夫?煉瓦亭に資生堂パーラー? 銀座の高級レストランばかり。青色申告で、経費で落とすのがマル分かりですね。(以下略)

 本当は(以下略)の所にいっぱい暗号が織り込まれていて理解不能の部分が多いのですが、理解できる前半部分については、何としてでも、反論を申し述べておきたいと存じます。

 まず、何と言っても、釈正道老師は、長年、超一流企業にお勤められて任期も全うされた方だと漏れ聞いております。ということは、生涯で一度も確定申告はやったことがないと思われます。つまり、帳簿の勘定科目だとか、あれだけ、面倒で、緊張を強いられ、複雑煩雑な確定申告とはどういうものか御存知ないと思われます。

 もし、一度でも青色の確定申告をやったことがある人なら、普段の食事代は、経費として落ちないことぐらい分かりきっているはずです。勘定科目として、個人事業の円滑な業務遂行のための「接待交際費」なら、税務署さんも渋々認めてくれるでしょうけど、個人の外食代は無理ですよ。

 釈正道老師は、残念ながら、まだまだ修行が足りませんねえ(笑)。

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 ところで、全くプライベートな話ながら、このほど、私にとっては3人目の孫(娘)が生まれました。母子ともに健康で、神様、仏様、ご先祖様に感謝したいです。ブログなんかに書くような話ではないとは思いましたが、この孫娘に関して、ちょっと哲学的考察を強いられたので、そのことを記そうかと思っています。

◇to be or not to be

 孫娘が生まれたのは、4月2日午前7時37分でした。この日付が大変重要な分岐点になってしまったのです。

 日本では毎年4月から新学期が始まります。となると、3月生まれまでが、前年度で4月生まれから新年度だと思いきや、4月1日生まれまでが、早生まれとなり前年度、4月2日生まれ以降からが遅生まれで、新年度になるというのです。

 となると、私の孫娘は、4月2日生まれですから、新年度のトップバッターとなるわけです。でも、朝の7時37分生まれですから、もし、その7時間38分前に生まれていたら、4月1日午後11時59分生まれとなり、早生まれの前年度生になっていたわけです。

 極端に言えば、4月2日の深夜零時に生まれたら、遅生まれとなり、あと1分1秒でも早く生まれていたら、前年度生まれになるわけです。逆に、4月1日深夜11時59分に生まれたら、あと1分で遅生まれになることができたのです。

◇コロナで出産助成金も

 こういう微妙なケースの場合、困るのは両親です。早生まれにすれば、同学年と1年間近くも大差があり、体力的、知力的にかなり遅れが出てしまう。遅生まれだと、新学期になるとすぐに誕生日が来てしまい、入学式や新学期の前に年を取ってしまい、可哀そうだ…等々。

 しかも、今年度の場合は、コロナ禍で、ある都道府県では、4月1日生まれまでは、コロナ見舞い名目で10万円の「出産助成金」まで出るということで、微妙どころではない違いがありました。

 そしたら、情報に詳しい会社の人がいまして、出産届は2週間以内に役所に提出すればよく、その際、親の意向で、実際生まれた日とは違って、早生まれか遅生まれに変更する人もいるというのです。そう言えば、明治や大正の昔は、結構いい加減で、名前が間違って登録されたり、父親が酔っ払って、よく覚えていなくて適当な日にちを申請したりした話を聞いたことがあります。

 現在は厳格になって、産婦人科医の証明書がないと役所は受け付けてくれないのかもしれませんが…。

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 そんな話を孫の母親である娘にしたら、「この子はきっと自分が生まれる日を自分で選んで生まれてきたに違いないと思う。学年のことは気にしてたけど、給付金の話はあってもなくても、生まれた日は正確に届けた方がいいと思う」と言うではありませんか。

 親の都合で、早生まれにしたり、遅生まれにしたりするケースがある話をしましたが、娘は親の都合ではなく、子どもの都合を優先にしたい、というわけですから、我が娘ながらアッパレと感じた次第です。

 またまた、実に個人的な話でしたので、この記事はあまり多くの人には読んでもらいたくないなあ、と正直思いました。どうか広めないでくださいね。