銃規制と刀狩り

ミラノ

昨日書いた政治評論家の篠田氏の解説面白かったですね。あれから、篠田氏から電話がかかってきまして、「言い忘れたことがある。小池の希望の党は、上納金まで取っとるらしいやんけ。供託金を含めて400万やと。これじゃ、どこかの広域団体と変わらんじゃろ。そのうち、分裂して、出て行った方は『任侠 希望の党』と名乗るちゃうか。ワハハハ」とまくし立てておりました。

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さて、1日に米ラスベガスで銃乱射事件がまたまた起きました。今のところ、59人が亡くなり、500人以上が重軽傷を負ったということですが、死者はもっと増えるのかもしれません。

米史上最悪の事件のようです。

まだ、犯人の動機が分からず、不可解なことが多過ぎますが、たった一人の64歳の初老(という言い方でいいと思いますが)の男が、ホテルの32階から銃を乱射して、320メートルも離れた所の野外広場で、カントリーミュージックの公演を楽しんでいた一般の市民を無差別に虐殺するとは常軌を逸してます。

犯人は、不動産投資でかなりの資産があり、自家用飛行機まで持っていて、カジノでは一日に1万ドルも賭けていたという報道もありました。政治的、民族的、宗教的動機どころか、貧困差別に喘いでいたわけでもなく、軍隊歴もないので、何が彼をそうさせたのか不可解極まりない。銃マニアだったらしいですが、普段は普通の市民として暮らしていたと思われ、何か、米国社会の底深い闇を見せつけられた感じです。

カントリーミュージック公演ですから、被害者の殆どが白人で、恐らく裕福な人たちだったと思われます。そして、何よりも、米国社会を分断する銃規制に関しては、規制反対派に属する人たちだったようです。

日本だったら、これだけ被害が甚大だったら、銃規制に対する強化が叫ばれると思いますが、そうならないのは米国の歴史のせいでしょうね。

これは私が言い出したわけではありませんが、竹林の賢人によれば、アメリカはまだ刀狩り以前の国だということなのです。

これは、歴史の進歩のみに着目する歴史観とは真逆なので、言い得て妙です(笑)。21世紀になっても、ニューギニアやアマゾンの奥地では、未だに裸で縄文時代とあまり変わらない生活を営んでいる民族がいると聞いてます。進歩=正義という思想には相反してますが、淘汰されず生き残っているということは、近代的ビルを建てて資本主義の権化に染まり、齷齪働くよりましだから、そう選んだに過ぎないのでしょう。

米国が刀狩り以前の国だというのは、インディアン(ネイティヴアメリカン)を銃で虐殺してフロンティアを開拓してきた歴史的背景があるからでしょう。

私は、刀狩りを断行した秀吉は偉かったと思います。結果的に、米国より安心して好きな音楽が聴ける環境をつくってくれたことは感謝すべきだと思ってます。

犠牲になった皆様の御冥福を御祈り致します。