何で「タイプC」のUSBになると保存画像・動画がウインドウズで全て再現できないのでしょうか?

  最近、携帯電話のiPhoneの機種を最新のiPhone15PROに買い替えた話は以前書きました。

 旧機種(iPhoneXS)からのデータ(住所録や画像など)の移行もスムーズに出来て、「万事めでたし、めでたし」で終わるかと思いましたら、外部記憶装置であるUSBへの保存と再現がどうもうまくいかず、ここ1週間は悩み抜きました。

 結局、ITに詳しい友人の手助けで、「解決」は出来ませんでしたが、カラクリだけは知ることが出来て大いに納得することが出来ました。が、それでもどこか腑に落ちないところがあります。

銀座「和もと」 鳥雑炊 1200円

 iPhoneは、最新機種のiPhone15PROなると、これまでのアップル独自の接続端子「ライトニング」から「タイプC」になりました。パソコンなどで一般的に使われるUSBは「タイプA」と呼ばれ、「タイプC」は「タイプA」より少し小型の端子になります。そのため、iPhone15ではタイプCのUSBを買わなければなりませんが、量販店ですぐ見つかりました。写真と動画を取り込み、まあ、うまくいった、ということで、自宅のパソコン(DELLのウインドウズ10)で読み取りをしようかと思ったら、取り込んだ画像等50枚のうち、半分の25枚ぐらいしか反映しないのです。

 えっ? どういうこと?

 それは、色々理由があるようですが、どうやら考えられることは、写真の保存形式が「jpg」ではなく、アップル独自の「HEIC」(High Efficiency Image File)に、動画は「HEVC」(High Efficiency Video Coding)になっている可能性があるというのです。他にも理由が考えられますが、アップルのiPhoneで撮った写真や動画は、アップルのパソコンなら何ら問題もなく再現できますが、マイクロソフトのウインドウズ搭載のパソコンだったら、すんなり再現できないというわけです。

 ただ、旧機種の「ライトニング」端子が使えるUSBを使って保存した画像や動画は、マイクロソフトのウインドウズ10パソコンでも何ら問題なく反映できたので、何で、タイプCのUSBになったら反映できないのかよく分からなかったのです。

銀座は「問題なし」

 何か他に理由があるんでしょうけど、タイプCのUSB自体は問題なく、他のタイプCのUSBに買い替えても同じだとITに詳しい友人は言います。

 まあ、それは正しいことでしょう。ただ、くどいようですけど、ライトニング端子が使えるUSBは問題なくウインドウズ10パソコンで再現できたのに、タイプCのUSBになったら一部しか再現できなくなったのは何故なのでしょうか? もし、詳しい方がいらっしゃてコメントして頂ければ幸甚です。

 

平成31年、2019年、あけましておめでとう御座います

えっ?今日はお正月、元日ですよ!まさか、正月からブログを書くんじゃないでしょうね。

あ、分かった!ブログの広告をクリックしてもらいたいんだ。誰かさんみたいな強欲吝嗇、我利我利亡者ですねえ。

おっと、あんたは誰ですか?

はい、私はあなたです。

えっ?何?どゆこと?

はい、私は人工知能、AIですよ。

…ということで、昨日からスマホのSiriにハマってしまいました。

バルセロナ・サグラダファミリア教会

私は、いつも有名な追河探訪記者に怒られますが、ブログには正直に何でも書いてしまいます。はい、昨年12月15日に携帯スマホを最新機種に買い替えたことも既に書きました。それは、iPhone XSという最高機種で、カバーとケースを含み、何と13万5660円もしたのでした。パソコンより高かった!

それはともかく、あまり知らなくて、スマホの機能を使うことなく、宝の持ち腐れでしたが、昨日、初めてSiriをやってみました。

吃驚しましたね。


バルセロナ・サグラダファミリア教会

まず「Hey! Siri! 今何時?」 と聞くと、「午前7時36分です」と女性の声で答えてくれたのです。

続けて「今日の天気は?」 と聞くと、「〇〇市の今日は晴れ。気温9度。午前、午後とも晴れで…」と細かく答えてくれたのです。


バルセロナ・サグラダファミリア教会

また、「この辺りに、美味しいイタリアンのレストランありますか?」 と聞くと、Siriは「〇〇にある△△店はいかがですか…」と答えてくれました。

それだけではありません。「Hey! Siri!  電話  前田喜三郎(あくまでも仮名) 携帯 かけてくれますか」 と言うと、ちゃんと、前田さんに電話を掛けてくれ、本当に本人に繋がったのです。この時、スマホに一本も指を触れていませんでした。ただ、音声の指令だけです。

わおー、ホントに吃驚ですよ。これは、子どものときにテレビで見ていた「鉄腕アトム」や「少年ジェッター」や「宇宙少年ソラン」や「デイック・ケーシー」の世界です。近未来の世界で、遠い遠い未来の世界で、自分が生きている限りは、そんな時代は来るわけないと思っていたのに、あらまあ。来てしまいました。


バルセロナ・サグラダファミリア教会

ということで、2019年、今年は4月30日で平成時代は終わり、5月1日から新天皇御即位、新元号になるという変革期となります。

皆様も色々とあると思いますが、荒波を乗り越えられて、本年もどうか《渓流斎日乗》を宜しく御願い申し上げます。

 今年こそ、体力の関係で、更新頻度を落としますから、しっかり、ついてきてくださいね(笑)。

Apple ID は確実に漏洩してます

また、来ましたよ。フィッシングメールが。以下の文面です。

親愛な abcd123@ezweb.ne.jp

あなたのアカウントは、疑わしい場所から最近アクセスされました。

ログインの詳細:

日付: 2018年12月17日
オペレーティングシステム : iPhone 7
ロケーション : China

24時間以内にこのメッセージを確認するまで、お客様のアカウントは保護されます。 

指定された締め切りまでこのメッセージを確認しないと、あなたのアカウントは永久にロックされます。ログインボタンをクリックしてアカウントを確認してください。 

スペイン・サラゴサ

えー??また、中国から不正アクセスなの!?

焦りました。

24時間以内にログインしないと、「永久にロックされる」とあったからです。今晩は大事な人とお会いする約束をしていたので、今すぐ処理しなければなりません。

差出人は、Apple 。正真正銘のロゴマーク付きです。下の方には、問い合わせ先の電話番号(Apple サービスセンター)があり、かけると本当の番号で、しっかりサービスセンターに繋がりました。

でも、いけない!「オレオレ詐欺」に引っかかるところでした。

スペイン・サラゴサ

Apple サービスセンターに電話が繋がるまで、10分以上待たされました。

その間、ITに詳しい石田先生に以前教えられた通り、このメールを自分の他のメールアドレスに転送してみました。差出人がApple しか読めなかったのが、転送してみると、差出人の本当のメールアドレスが浮かび上がってきました。あえて公開します。


差出人: АρρIe <daDIKTiLpaJ@6plqieu84j.com>

何だ!Apple のAの文字も入ってない!これは偽物だ!

Apple サービスセンターのオペレーターさんは「最近、手が込んでいて、態とApple の文字を入れたメールアドレスにして、偽メールを送ってきますから気を付けて下さい。Apple からは、そのような『永久にロックする』というようなメールを送ることはありませんから」と言うではありませんか。

危ないところでした。犯人は、ログインしたパスワードを盗み読み、クレジットカードの番号や銀行口座の番号を察知することでしょう。

でも、残念でした。こういうことがあるので、私は、お財布携帯も、何とかpayもやりませんから!「スマホをかざすだけ」というのは本当に便利ですが、落とし穴があります。

全財産をスマホに預けるマネなどとてもできませんね。

スペイン・サラゴサ

【結論】

Apple ID は確実に漏洩してます。ハッカーにとっては、簡単に盗みやすい脆弱性があります。ただし、パスワードまでは盗めないのでしょう。犯人はログインさせて盗む魂胆です。ですから、このような怪しいサイトやメールを送りつけて来たら、皆さんも絶対にログインせず、直ちに削除してください。

焦ると、オレオレ詐欺に引っかかってしまいます。皆さんも気をつけてくださいね。

「ビンボーでも楽しい定年後」は、かゆいところに手が届く本

 獨協大学教授森永卓郎著「ビンボーでも楽しい定年後」(中公新書ラクレ、2018年10月10日初版)は、随分、あからさまなタイトルだと思いつつ、ついつい読んでしまいました。

 著者は大学教授だったという肩書きを今回初めて知りましたが(笑)、テレビに出て、走ったり、痩せたり、タレント活動もなさっている有名人で、いじられ役のようなキャラクターのため、どこか、信用できるかどうか不安な面がありました。でも、この本を読むと「庶民的な感覚」の「下から目線」でしたので、ご同輩の皆様には大いに参考になるかもしれません。

 私は斜に構えて物事を見る癖があるのですが、著者の飾らない性格で、何でも告白してしまう態度には共感してしまいました。例えば、彼には埼玉県所沢市の自宅近くに「B宝館」と称する、趣味で集めた12万点のミニカーやグリコのおまけなどを集めた展示館があるそうですが、収集に掛かった総額は何と3000万円!(その前に中古ビルを買い取り、内装にかけたお金が1億8000万円!) でも、コレクションをテレビ番組の中で鑑定してもらったら、200万~400万円の価値にしかならなかったそうです。

 まあ、私には全く興味がない御本人の趣味ですから、何とも言えませんが、わざわざテレビに露出して、10年間休みなく働き、自分のプライバシーを犠牲にしてまで稼いだお金が、10分の1になってしまうとは、これは同情するしかありませんね。

 新書ですから、新聞を読んでも分からなかったり、浅く書いてあることでも、突っ込んで、深堀してくれるので有難いです。例えば「マクロ経済スライド」なんて言われると、何だか、素晴らしい言葉で、物価が上がると年金も増えるものと勘違いしていたら、全く逆で、これからの「人生100年時代」。平均寿命が伸びて、年給受給者が増えて行くので、それに合わせて、年給支給額を減らしていきましょう、という誠にお上に都合の良い政策でした。「長生きせずに、さっさと早く死ね」と奨励しているようなものですね。

 著者の森永氏は61歳で、学生時代の同期は定年になってますが、ほぼ全員、定年後も働き続けているといいます(例外は一人だけ)。この年代は63歳からしか年金が降りないからです。でも、定年後の年収は、現役時代の2分の1か3分の1に大幅に減っている、と書きます。

 ちょっと、待ってください。あたしなんか、2分の1や3分の1どころか、8分の1ですよ!  ポテトチップスみたいなもんです(苦笑)。森永氏は、最高学府を出た方なので、同期の方は、大企業か、国家公務員の方が多いのではないでしょうか。現実の庶民の世界は、現役の8分の1だと公開しておきます。

森永先生の取材が足りないだけかもしれません。

スペイン・マドリード

 もう一つ、昨日のこのブログで、スマホのiPhoneの最新最高機種XSをかなりの高額で買い求めたことを皆様にご報告しました。端末が高額なら、毎月の通信料も約7000円と高額です。小生の場合は、まだiPad との契約があるので、毎月約9000円は払っているのです。

 そしたら、この本を読んだら、著書は「格安スマホで十分」とお勧めしているのです。森永氏は、試しに楽天モバイルのベーシックプランを契約したところ、月額がわずか1250円の負担で済んだというのです。まるでガラケー並みの安さです(通話は30秒当たり20円)。ただし、データ通信速度は、200kpbsと通常のスマホの1000分の1で、動画向きではないそうです。彼はメールとネットを見るぐらいなので、それで十分なのですが、どうしても動画が見たい人向きは、2GBまでの高速通信と10分以内の国内通話かけ放題のスーパーホーダイ・プランの2年契約で、それでも月額1980円なんだそうです。(数字は、この本に書いているものを写しただけで、最新情報は御自分で調べてください)

 楽天モバイルのスマホそのものの端末機種にどんなものがあるのか、それに代金はいくらなのか、といったことは書いてませんでしたが、「維持費」である通信費が、小生の5分の1で済んでしまいます。

 なあんだ、知らなかった…。早く言ってよ!!

マドリードからサラゴサへ

iPhone 新機種断念は残念無念

シュークリーム fabriqué à la main

朝出勤して、トイレの鏡を見たら、口の周りに白い歯磨き粉が山賊のようにべったりとくっついていました。この顔で、バスに乗り、電車に乗り、華の東京は銀座の街を闊歩していたので、我ながら、一瞬、冷や水を浴びせられたような心境で微苦笑してしまいました。

怪しい変なおじさんです。

Milano

私のスマホは、2年前に初めてiPhoneに買い換えてすっかり気に入ってしまい、通話から、写メール、インスタ映え(やってましぇん)、静止画に動画撮影、そして、電車の中でのこの《渓流斎日乗》書きと八面六臂の活躍をしてくれています。

でも、購入して2年ともなると、電池の消耗が早くなり、何よりも、アプリやシステム設定の更新が頻繁に来るようになりました。そこで、「2年契約」の縛りも切れることですし、新機種に乗り換えようかと画策しました。

◇iPhone6はタダだった!

実は、今持っているiPhone6は、2年前は最新機種より2世代ぐらい古い昔の機種だったため、「一括ゼロ円」で購入したのでした。つまり、タダ!

しかし、そんな素晴らしい制度は、総務省の鶴の一声で廃止されてしまいました。私が画策した範囲内ですが、何処に行っても「一括ゼロ円」がなくなったどころか、量販店でも正規ショップでも、場末の裏街の携帯屋でも、ほぼ全く料金が同じになってしまったのです。店員が同じようなタブレットを持っていて、価格をはじき出すだけでした。

今、iPhoneの最新機種は「8」と「Ⅹ」ですが、一番安いiPhone8の64GBでも約9万2000円。iPhoneⅩ256GBとなると15万円もするのです。

繰り返しますと、それが何処に行ってもほぼ同じ値段なのです。

そこで、正規ショップで、値崩れした古い機種のiPhone7を購入しようとしたら、近くのショップは全て売り切れ。遠いショップも10軒以上電話で問い合わせてみましたが、全て在庫なしでした。価格は7万5000円ぐらいです。

確かに、量販店にはiPhone7はありましたが、正規ショップの1万5000円の割引券(ポイント還元)が使えないばかりか、3240円の手数料も取られるので、馬鹿らしい。

結局、新機種買い換えは諦めてしまいました。

何しろ、今、パソコンが、台湾製ながら特別価格で2万円を切る価格で販売されているんですからね!もう文房具に近くなってきました。しかも、高級万年筆よりも安い!

しょうがないので、今のiPhone 6でも十分に使えますので、半年後、新機種iPhone 8EかiPhone 9が発売された時に、値下がりしたiPhone 8でも買おうかなあと思っています。

やっぱり、変なおじさんでした。