クロマツ

「クロマツは海辺に多く、アカマツとは対照的に荒々しい」と解説されていました。

羽衣伝説の松もクロマツなのでしょうか?

松の木ばかりが松じゃない…

アカマツ

知らなかったのですが、アカマツになるのが松茸らしいですね。

赤塚不二夫の「おそ松くん」にはなかったと思いますが…

 

ソメイヨシノ

ソメイヨシノは、桜を代表する木です。葉より先に花が咲きます。

ソメイは、江戸末期に江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木職人らが交配によって生み出し、吉野桜として売り出したというのが有力な説です。

学生時代によく通った染井霊園が懐かしいです。ここには二葉亭四迷や芥川龍之介の墓がありました。

キンモクセイ

キンモクセイは、秋のお彼岸過ぎの頃に、小さな黄金色の花を咲かせます。

その甘い香りで、すぐに、キンモクセイの在り処が分かります。

ケヤキ

樹形が雄大で、木目も美しく、昔からお椀や臼を作るのに使われてきました。

街路樹としても植林されることが多く、川越街道や埼大通りなどには見事な欅並木が続きます。

 

コブシ

はじめに

私は、都心から1時間半程の田舎に住んでいるので、まだまだ緑が豊富です。近く(とは言っても、自転車で30分近くかかりますが)の「馬場東公園」は、樹木の博覧会です。私も、小さい頃の遊び場は、雑木林だったので非常に樹木には愛着があります。でも、名前と実物と一致しなかったので、ここに「図鑑」として、公表致します。

 

変な雑学やつまらない事を覚える前に、ぜひとも木の名前を覚えてくださいね。第一回は「コブシ」です。

 

冬の花芽に早春に葉に先立って大きな白い花が咲きます。

 

「コブシ咲く、あの北国へ~」演歌のフレーズが思い出されます。

彷徨えるウイグル人

 根津

 

昨日は、久しぶりにおつなセミナーに参加しました。ゲストは、中国近現代史と日中関係がご専門の水谷尚子さん。テーマは「彷徨えるウイグル人~東トルキスタン独立運動・人権運動組織と主要活動家」でした。

 

このテーマに関しては、私は全く門外漢で、こんなに多難な流血事件が中国の新疆ウイグル地区であったことを知りませんでした。日本では、この方面の専門家が少なく、ほとんど報道されることがないからかもしれません。「チベット問題」に関しては、ダライ・ラマのような精神的支柱がいたり、ハリウッド俳優のリチャード・ギアらが独立運動に関心を持っているので、かなりの頻度で報道され、世界中でも注目されていますが、「ウイグルの独立問題」については、ほとんどの日本人は知らないのではないでしょうか。

 

水谷さんは、この問題を月刊誌「諸君」(文藝春秋)で何度も取り上げ、今後も、何回か執筆される予定です。この問題の最も信頼のおける専門家の一人であると言っていいでしょう。

 

彼女の不満は、東トルキスタン(ウイグル人は自分の国をそう呼ぶ)に関連する記事や論考が、レベルが低く、直接取材しないで、インターネットで流れている「偽の情報」を丸写しにしているケースが多いということです。人名さえまともに表記できていないというのです。例えば、天安門事件で有名になった学生運動のリーダーであるウー・アル・カイシはウイグル人ですが、その名前は中国読みで、本来は「ウルケシ」と表記するのが正しいそうです。

 

もともと、遊牧民だったウイグル人は、国家を形成する観念が低く、18世紀に清朝の乾隆帝の時代に征服されて、中国の領土になったのが始まり。1933年に東トルキスタンイスラム共和国、44年に東トルキスタン共和国として独立するものの、短命に終わってしまいます。49年に同共和国の首脳陣が「飛行機事故」で死亡(実際は、ソ連のスターリンの指示でモスクワKGB刑務所で殺害されたという説が有力)してから、亡命政府設立さえ不可能になり、結局、中国共産党軍による侵攻で、55年の新疆ウイグル自治区の設置に至ります。これ以降、90年のバレン郷事件、97年のイリ事件など独立運動が展開されます。

 

ウイグル人は現在、800万人ほどいると言われています。その新疆ウイグル自治区には、北京政府の意向で、漢民族の移殖が始まり、1950年に約30万人だった漢民族の人口は、99年に687万人に膨れ上がり、政府公共機関の要職は漢人によって占められ、肥沃な土地は、ウイグル人は追い出されて、漢人が居座ってしまったという話です。しかも、同化政策によって、ウイグル語が禁止され、教育も中国語だけになったようです。

 

もともと、ウイグル人は、コーカサス系で、顔立ちもインド・ヨーロッパ系に近く、中国とは言葉も文化も風習も全く違います。また彼らはゆるやかなイスラム教を信奉しています。今まで、バラバラだった独立運動も2004年になって、やっと「世界ウイグル会議」(総本部=ミュンヘン)が設立されましたが、参加しているのも独立運動派の8割で、前途多難なようです。

 

私も、これからはもう少し、この「ウイグル問題」について関心を持とうと思いました。

芸能界相関図  

 上野

久しぶりに芸能界の話題を。テレビドラマ「おくさまは18歳」や「パパと呼ばないで」などで知られる石立鉄男さんが、6月1日に急性動脈瘤のため、熱海市の自宅で亡くなりました。まだ64歳だったとのこと。ドラマの内容についてはほとんど覚えていないのですが、昔、これらのドラマを見たことがあり、随分過剰な演技をする俳優だなあという印象は残っています。私生活でもかなり破天荒だったらしく、同居していた女性が、彼が息をしていないのを発見したようです。

 

5月27日に亡くなったZARDの坂井泉水さんは、シングル盤が1751万枚で歴代女性歌手で、浜崎あゆみに続く2位、アルバムは1871万枚で、歴代2位の売り上げを誇るヒットメイカーだったようです。

彼女は1991年にデビュー。私自身、90年代は、ほとんどクラシックかジャズしか聴かなかったので、ほとんど聴いていません。さすがに彼女の代表曲である「負けないで」(164万枚)と「揺れる想い」(139万枚)は、よくラジオで流れていたので、何となく分かりますが、歌詞内容に影響受けるまで至りませんでした。しかし、彼女が亡くなると、途端に「よく、歌で励まされた」「救われた」というファンの声を聞き、改めて、聴いてみたくなりました。90年代は、バブルが崩壊して、就職の超氷河期などで先行き不透明で社会閉塞の時代と呼ばれていた時期でした。彼女は、メディアにわざと露出しないで、ファンの飢餓感を呷る逆の戦略で成功し、この戦略は後に倉木麻衣らに影響を与えました。

 

まだ40歳という若さですから、本当に惜しまれます。

 

芸能人という人たちは、あれだけ、強烈なスポットライトを浴びるものですから、後ろに出来る影は一般人と比べて遥かに濃くて深いものです。とてつもない幸運の持ち主であるとういう半面、病気や金銭トラブルや事故やスキャンダルなど悪い因子も人並み以上に引き寄せてしまうものなのです。

 

そういう不安定な職業ですから、何かに縋りたいという気持ちはよく分かります。「週刊新潮」の今週号に「タレント相関図」を特集していました。それによると…。

久本雅美(48)、滝沢秀明(25)、上戸彩(21)、石原さとみ(20)、長井秀和(37)、はなわ(30)、氷川きよし(29)、クリスタル・ケイ(21)、パパイヤ鈴木(40)、オーランド・ブルーム(30)、チョウ・ユンファ(52)、モンキッキー(38)、相田翔子(37)、柴田理恵(48)、山田花子(32)、若槻千夏(23)、鈴木杏(20)、青木さやか(34)、研ナオコ(53)、高橋ジョージ(48)、三船美佳(24)、岸本加世子(46)、AI(25)、Def TechのMicro(26)、井沢八郎、木根尚登(49)、山本リンダ(56)(敬称略)らがそうだというのです。私自身は、ほとんど知っていましたが、中には意外な人もおりました。

 

彼らには、NHK紅白歌合戦や大河ドラマの「出場枠」があり、テレビで売れなくなっても、自前の興行団体を持っているので、喰いはぐれることはないという誠に至れり尽くせりの「福利厚生」設備が整っているのです。