マスコミはグルなんですよ

福井の西崎先生です。

いつも、いや、たまに拝読させて頂いておりますが、老婆心ながら、貴ブログは、今ひとつ踏み込みが足りないので、一筆啓上仕ります。

一昨日は、日本ボクシング連盟の山根会長のことを書かれていたようですが、「池に落ちた犬は叩け」の格言通り、マスコミは束になって盛んにバッシングしておりました。まるで、山根会長が「諸悪の根源」のような、「悪の権化」のような扱いでしたね。

しかし、どう見ても、テレビに映っていた会長への貢物なんか、カンロ飴とか仏壇に供える程度の粗品ですよ。宿泊するホテルも二流か三流でしょう。

高等地検特捜部みたいに山根会長を叩いているマスコミも、清廉潔白で、疚しいことは何一つないと胸を張ることができるもんなんでしょうかねえ?イエスさまも仰いました。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」と。(ヨハネによる福音書第8章)

山根会長よりも、もっともっと悪どい人間は山のようにいるじゃあありませんか。

例えば、アメフト監督コーチによる悪質な反則行為指示であれだけ世間を騒がせた日本大学の田中英寿理事長です。彼も、暴力団との交際が噂されながらも、結局、山根会長のようにテレビに出演したりせず、雲隠れし、どこのマスコミにも本人が登場しないではありませんか。何故だと思いますか?

それは、2016年4月に新設された「危機管理学部」が怪しいのですよ。

例えば、河本志朗教授(1954年生まれ)と金山泰介教授(57年生まれ)は、元警察官僚。勝股秀通教授は元読売新聞記者(83年入社)。安部川元伸教授(52年生まれ)は、元公安調査庁。。。しっかり、マスコミ出身者を入れて抑えを効かせてますね。

日本の社会の仕組みがそうなっているのです。政界ー官界ー財界ー学界ーマスコミがつながって人事交流をしているのですよ。最近では「天下り禁止令」が出ているようですが、元大物官僚に来てもらうだけで、企業は格が上がるし、後輩官僚に対する抑えが効いてくれて、「用心棒」を雇うようなもんですから、「越後屋、おまえも悪やのう・・・」と言いながら、お互いに利権を分け合うことができるのです。

◇◇◇

ただ、このゴールデン・リングを見ているだけでは利権の構造は分かりません。裏社会が絡んできますし、宗教界、それに、NGOやNPOや国際的な諸団体も複雑に絡んできます。その中で、特に利権の宝庫は国際オリンピック委員会(IOC)じゃないですか。

精神は高邁かもしれませんが、実体は米国の大手テレビ局の代理人みたいなもんで、IOC貴族と呼ばれる、大して汗水たらして働こうとしない、不労所得狙いの連中が利権をむさぼっているに過ぎないのですよ。

マスコミもIOCとグルですから、どこも批判しません。熱中症で死亡者が出かねない真夏の猛暑の東京五輪開催も、「注意しましょう」と一言ぐらいで、根本から批判しません。恐らく、お金持ちの中国人が押し寄せるでしょうが、五輪開会式の入場料が30万円なんて、開いた口が塞がりません。

国会が閉幕して、いつの間にか、森友・加計問題は雲散霧消してしまいました。ボクシング連盟の山根元会長の仏壇の供え物粗品よりも、森友学園8億円の値引きや、不明瞭な獣医学部創設の加計学園問題の方がはるかに大きいはずです。

そのキーパースンは、あの人なのに、マスコミの批判は鈍いばかり。特に、政府から電波事業免許を握られている民放も国営放送もテレビ局は、惨憺たるものですよ。それでいて、庶民には政治に関心を持たせないよう、興味を持たせないようなお笑い番組ばかり放送します。

そろそろ、テレビは、政府広報の広告会社と認識を改めるべきなんですよ。

今の世の中、根元から腐ってますよ。本当に酷い話です。

国民はなめられている

 東京の調布先生です。
 ワールドカップ・サッカーの観戦で、皆さん、また寝不足のことでしょう。チャップリンが生きていたら、「サッカー狂時代」とかいうタイトルで、面白い風刺映画をつくっことでしょう。
 「渓流斎日乗」の読者の皆さんのようなインテリさんまで、「サッカー汚染」されるのですから、時の為政者安倍首相は「世の中は、チョロい。チョロいもんだよ」と一昨日は、二代目猿翁の稽古場跡の居酒屋「赤坂 うまや」で「忖度部下」と一緒にニンマリと酒を飲んでいるのです。
 そして、昨晩は、東京・赤坂のイタリア料理店「キッチャーノ」で、曽我豪(朝日新聞編集委員)、山田孝男(毎日新聞特別編集委員)、小田尚(読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員)、石川一郎(BSジャパン社長)、島田敏男(NHK名古屋放送局長)、粕谷賢之(日本テレビ取締役報道解説委員長)、政治ジャーナリスト田崎史郎(元時事通信)と優雅にも食事しているのです。
 まさか、官房機密費から食事代が出ていないでしょうね。納税者として、曽我、山田、小田、石川、島田、粕谷、田崎の名前は覚えておくことです。特に、国営放送の島田局長は、わざわざ、名古屋から飛んできたんですか。。。国民から視聴料を簒奪している公共放送の幹部が、現場をほっぽり出したりしていいんですかねえ?誰も批判しないので、迂生が指摘しておきます。
 もう一回、まさか、と言いますが、「国民はバカだから新聞を読まない。これで、自民党も安泰、万々歳だ」「ごもっとも、ごもっとも」と茶坊主のような会話を交歓しなかったでしょうね?
 マスコミがスクランブルを組んで、時の最高権力者にこびへつらったのか、為政者が下々の生活を知りたくて昵懇のメディア関係者を呼びつけたのか、どちらか分かりませんが、さぞかし、藤原道長も催したことがないほど和気藹々とした懇親会だったことでしょう。いずれにせよ、国民はなめられているということですよ。
 そういえば、赤坂の居酒屋「うまや」には、昔、貴人と御一緒しませんでしたか? 亡くなった藤間紫さんと市川猿之助(猿翁)の稽古場を改造したお店で、迂生は何度も行きました。

でも、総理大臣が行くには、聊か不釣り合いですよ。若いミーちゃん、ハーちゃんが行って喜ぶような雰囲気です。

 

それから、「昭和シェル」との合併問題で「出光一族」が、賛否で内部対立しているようですね。数年前あった「大塚家具」の親と娘の家族対立みたいな構図です。創業者の出光佐三も、泉下で泣いていると思いますよ。それに、「村上ファンド」やインチキ弁護士、コンサルタント屋、周旋屋なども入り込み、内実は漫画みたいな展開になっていると思います。取材するには面白いと思います。

追河探訪記者がワクワクする素材です(笑)。

石橋正和さんって誰?「白いばら」が閉店とは!

新聞の片隅に出ていた石橋正和さんがどんな人なのか気になりました。

田村正和に似たいい男?それとも、ブリヂストン財閥の親戚の方?

正解は、寿司職人さんのようです。

昨晩、日本の国家最高権力者で、御自身のことを「リベラル」と自称されている安倍首相が、アッキー夫人同伴で大物国会議員夫妻らとディナーに訪れたのがこの東京・銀座のお店だったのです。

「銀座通」を自称する私も知らなかったので、気になって少し調べてみました。

クリスマスイブ

所は銀座三丁目。正式名称は「鮨一 石橋正和」。あの地方別出身のホステスさんを取り揃えて、「貴方のご出身の女性を御指名下さい」と看板に書かれているグランドキャバレー「白いばら」の真向かいにあるそうです。

あたしは、東京生まれの東京育ちなもんで、この店に行ったことはありませんが、京都にお住まいの「地獄耳」の京洛先生から、「『白いばら』はもうすぐ閉店してしまいますよ」という極秘情報を先日聞かされたばかりでした。

こちらも調べてみますと、「白いばら」は何と昭和6年創業。満洲事変があった年ではありませんか!(ちなみに、同じ年に、松屋浅草店と新宿ムーランルージュが開業してます)来年1月10日に87年の歴史の幕を閉じるそうなのです。

何とまあ、歴史と伝統があるキャバレーだったんですね。昭和初期ですから、ミルクホールの流行ったモボモガの時代です。太宰治(青森)や檀一雄(福岡)、坂口安吾(新潟)ら地方出身の無頼派も通ったかもしれません。恐らく、全盛期は昭和30年代、石原裕次郎や浅丘ルリ子を気取ったナウいヤングが、ごゆるりと集ったことでせう(笑)。

あ、石橋正和さんのことでした。この鮨一という店は、ミシュランの星を取ったり、外されたりしたそうで、高いようで、そうでもないようで、美味いという人もいれば、それほどでもないという人もあり、「白いばら」の凄さと比較したら、何かどうでもよくなってしまいましたよ…(笑)。

「国難突破解散」なのか、「敵前逃亡解散」なのか?

日比谷公園(本文と関係ありません)

安倍首相が昨晩記者会見しまして、28日の臨時国会召集日に、演説も質疑応答もなく、問答無用の「冒頭解散をする」と宣言しました。

解散の理由が、遠い先の2年後の消費税増税の使い道の変更を国民に問いたいからだそうな。そして、北朝鮮ミサイル危機に対処するためというもの。自ら「国難突破解散」と命名しましたが、本音は「今がチャンス」と思ったからでしょう。スキャンダルにまみれ、離合集散してる今の野党では勝ち目がない、と踏んだのでしょう。

「国難」を煽り立てれば、国民は不安になり、付け込む隙を確保できますからね。

早速、民進党の前原代表は「森友学園、加計学園問題隠しの責任逃れ。『敵前逃亡解散』だ」と口汚く罵っております。

有難いことに今の時代は、男女同権の民主主義ですから、最終的に、この顚末は国民の判断に委ねられます。前回の選挙でも、国民の判断で安倍さんを選んだのです。

とはいえ、投票率は2014年12月の衆院選は、52.66%、2016年7月の参院選は54.70%。半分近くが棄権してるわけです。つまり、半分ちょっとの国民から25%ぐらいの支持を得れば、好きなことが何でもできますよー、というのが、今のお寒い日本の実態なわけです。

自民党の暴走に歯止めをかけたいという人たちの間では「受け皿がない」という不平不満が広がってます。もう、民進党では頼りないし、まさか共産党に入れるわけにはいかない、というわけです。

今夏の都議会選挙では、「都民ファースト」が反自民の受け皿になり、内閣支持率も下がり、安倍首相が「反省」する題材を与えました。

今回、そのフィクサーの小池都知事が、都政を投げ出して、自ら新党「希望の党」の代表に就任するということですが、これで、彼女は都知事より総理大臣の椅子を狙っていることがはっきり分かりましたね。

恐らく、10月の総選挙で自民党が議席を落として、希望の党と連立を組まざるを得なくなり、党首の小池さんが主導権を握るのではないでしょうか。

政治の世界は「一寸の先は闇」の世界ですから、この先どうなるか分かりませんが、税金を払っている国民がもっともっと責任を持たなければなりません。

まさか、中川秀直さんや宮崎謙介さんや山尾志桜里さんといった不倫スキャンダル議員や豊田真由子さんといった暴言暴行議員をまた選ぶんじゃないでしょうね?

今読んでいる「江戸の銭勘定」の中で、江戸時代の不倫のことが出てきましたが、南町奉行の大岡裁きによると、不倫は姦通罪で、男も女も、市中曳き回しの上、斬首され、浅草で獄門の刑に処されたそうです。(白子屋お熊事件)

件の議員さんたちは、江戸時代に生まれなくてよかった?

草花の名前を覚えた方が健康的

陽朔近辺および陽朔市内 Copyright par Duc de MatsuokaSousumu kaqua

5・15事件で、時の首相犬養毅は「話せば分かる」と言って、反乱軍士官に向って説き伏せようとしました。

しかし、暴力装置を持った相手は聞く耳を持ちませんでした。

人間は、残念ながら「話せば分かる」ことはないのです。人間はお互い理解しえない動物なのです。

最高権力者の安倍首相に群がる誰もが勝ち馬に乗りたがる人間です。豊田議員のように他人を支配しようとしますから、間接的に彼ら彼女らの所業を聞いただけでも嫌になります。

彼らは、生まれつき良心の呵責がないので、嘘をつこうが、人を貶めようが、反省しません。だから、何を言われても馬耳東風、批判されても他人事です。無知な大衆はそのうち忘れるという信念だけはあります。

それでいて、自己の利益のためなら耳をダンボにして、何処にぞうまい話がないものか、と鵜の目鷹の目です。そういう人間は、偉そうな肩書を隠れ蓑にします。

皆さん…。
陽朔近辺および陽朔市内 Copyright par Duc de MatsuokaSousumu kaqua

例えば、表の看板は、大学教授ながら、実態は、人買い人足集めの低賃金雇用斡旋のブラック企業の役員。こういう輩は、大学教授の肩書で政府の国家戦略特区審議委員とかに収まって、「規制緩和」と称して、自分の企業がうまく商売ができるように誘導します。

こういった類の輩が一番タチが悪いですね。本当に腹が立ちます。

しかし、腹を立て、血圧を上げ、身体を壊してしまっては、本当に馬鹿らしい限りです。

陽朔近辺および陽朔市内 Copyright par Duc de MatsuokaSousumu kaqua

皆さん、こういった極悪非道の利権屋や政商の名前を覚えるより、草花の名前を覚えることをお勧めします。

今は、ネットで立派な「植物図鑑」が見られるのですね。これでは、出版社もあがったりでしょうが、ネットで無料で公開しているのが、出版社だったりして、「何で自分で自分の首を締めているんだろう」と不思議な気持ちで図鑑を参照させて頂いております(笑)。

最近気に入っているのが、天下のNHK出版の「みんなの趣味の園芸」のサイトです。読者の投稿写真も展示されて、最新の情報がいつも更新されております。

吐き気が出る利権屋どもの名前を知ることよりも、「ゲンペイカズラ」や「ランタナ」、またの名を「シチヘンゲ」の花を知って、名前を覚えた方が実に健康的です(笑)。

詩人の中原中也が、太宰治に「おめえは一体、何の花が好きなんだよ!」とからみます。
太宰は、下を俯きながら「も、も、桃の花…」と小声で告白します。

すると、それを聞いた中也は「何?桃の花だと!? だから、おめえは軟弱だと言われるだよ」と怒りをぶつけたという逸話があります。

私は、実は、あまりこの桃の花をみたことがなかったので、この「みんなの趣味の園芸」の植物図鑑で、じっくりと読者投稿の色んな桃の花の写真をみることができました。

また、中原中也が、小林秀雄と一緒に、鎌倉の比企谷妙本寺で眺めた海棠も具に見ることができます。中也は、海棠の花弁が散る様を見て、「もう帰ろう」と言い、居酒屋に入って、麦酒を呑みながら、「ボーヨー、ボーヨー」と呟き、小林が「それは何だ?」と聞いたら、「前途茫洋だよ」と言ったあのエピソードがある花です。

これでも、あたしゃ、昔は、夢見る文学少年だったですよ(笑)。花を見ると懐かしくこうした逸話が思い出されます。

だから、薄汚い政治家や、腹黒い利権屋どもの名前を覚えるよりも、草花の名前を覚えた方がいい。声を大にして私は言いたい!これで、私の選挙演説と代えさせて頂きます。(笑)

福島原発は未だに制御されていない

伊太利亜フィレンツェ・ウフィツィ美術館

福島第一原発2号機が、メルトダウンしていたことは今ではやっと情報公開により常識となっております。

しかし、6年前に事故が起きた当初は、隠匿されて「メルトダウンなんかしていない。大した被害はない」といった嘘の情報がばら撒かれていました。

昨年から今年にかけて、欧米では「嘘ニュース」とか「ポスト・トゥルース」などという言葉が大流行していますが、我が日本ではもっと以前から流行っていたわけです。

伊太利亜フィレンツェ・ウフィツィ美術館

特に、時の安倍首相は、オリンピックを東京で開催したいがために、「福島は、アンダー・コントロールだ」と嘘の情報を世界に発信しました。

昨日、東京電力が公開した福島原発の炉心写真を見ても、メルトダウンし、とてもコントロールされている状態ではないことがはっきりしていました。

制御の利かない暴れ馬のようです。

福島原発を廃炉までするには、あと少なくとも40年か50年か、いやそれ以上掛かるそうで、流石の安倍さんもそれまで生きてないでしょう。

伊太利亜フィレンツェ・ウフィツィ美術館

福島から、神奈川や千葉に避難してきた人たちも、学校で、あまりにも日本らしい陰湿なイジメ、というより恐喝か強盗ともいうべき犯罪に遭っていたことが最近になって漸く、明らかになってきました。

「放射能がうつる」などと、日本的幼稚性を発揮して、金銭まで巻き上げ、あろうことか、学校も教育委員会も事実を把握していながら、見て見ぬ振りをしていたとは、何をか況んや、です。

そんなニュースに触れると、日本人であることが恥ずかしくなるくらいです。

国家最高権力者とメデイア

伊太利亜ヴェニス

我ら安倍首相は最近、大手マスコミ業界の代表としきりに会っておられるようです。一体、何の話をされていたのでしょうか?

まさか、「政府に都合の悪いことは国民に知らせないようにしましょうね」と一致したんじゃあるまいでしょうね?

私の高校生の頃は、「マスコミは社会の木鐸」であり、「権力の監視機関」と倫理社会の担任の先生から教えてもらいましたが、どうも、その監視機関であるはずのマスコミの長が権力者に擦り寄っているように見えます。

しかも、報道機関の名の下で、権力者の都合の良い情報しか垂れ流さない、所謂、権力の犬(古い!)のような宣撫機関に堕している気がするのです。

3年前に「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」と宣言して、颯爽と登場したNHKの籾井会長も、本人が強く続投を望んだのにも関わらず、今回、再任できず、表舞台から退場することになりました。

あれほど政府に貢献した功労者を追放するなんて如何なものか?誰の差し金か?ーなどと密会中に話題が出たかもしれませんが、果たして、どうだったんでしょうかなえ?

【12月2日(金)】
東京・内幸町の帝国ホテル内の宴会場「梅の間」で日本経済新聞社の喜多恒雄会長、岡田直敏社長らと会食。 ※経済界は、ウチが仕切ります。

【12月3日(土)】
神奈川県茅ヶ崎市「スリーハンドレッドクラブ」で、長谷川栄一首相補佐官、秘書官とゴルフ。午後1時から同45分まで、クラブハウスで御手洗冨士夫経団連名誉会長、渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆ら。 ※45分間の空白?

【12月5日(月)】
東京・銀座のステーキ店「銀座ひらやま」で、自民党の高村正彦副総裁、二階俊博幹事長、河村建夫衆院議員らと会食。 ※カジノ法案の最後の詰め談合か?

【12月6日(火)】
東京・元麻布の元麻布ヒルズ内の日本料理店「東郷」で毎日新聞社の朝比奈豊会長、丸山昌宏社長らと会食。 ※お父さんの出身新聞ですから

安倍さんの辞め方について…

 鹿さんシリーズの始まり

安倍首相が突如辞任しましたね。世界中の何百万というブログがこの話題に触れるでしょう。私は天邪鬼ですから、あまり取り上げたくなかったのですが、安倍さんの辞め方があまりにも不自然というか異様なので、思わずキイボードの前に座ってしまいました。

第一は、その時機です。所信表明をして、いざこれから代表質問に入るぞ、という直前の辞め方です。前代未聞というか、こんな「敵前逃亡」みたいな首相は日本の憲政史上いなかったのではないでしょうか。参院選敗北の時に辞めていれば、再起のチャンスはあったでしょうが、安倍さんの政治生命は終わったも同然です。本人も、もう総裁選に立候補しないだろうし、誰も選ばないでしょう。

第二は、その辞任の理由です。「テロとの戦いを中断することがあってはならない。中断しないために一身を投げ打つ覚悟で、全力で努力するべきだと考えてきた」と言うのですから、当然、このあとに、「だから、職をまっとうするつもりだ」という言葉が続くのが、日本語の文法として正しい。それなのに、安倍さんは「私が辞することで局面を転換した方がいいと判断した」と突拍子もない論理を展開してしまうのです。

第三に、果たして、今の日本国民の圧倒的大多数が、年金問題や老後の不安や生活の安定以上にテロとの戦いに関心を持っているかどうか、ということです。先の選挙で「国民の生活重視」を掲げた民主党が大勝したぐらいですから、安倍さんは、やっぱり、ブッシュさんに何か言われたのではないか、と勘ぐりたくなります。

国民と国益を守るべき一国の総理大臣が唐変木なわけがありません。よっぽど、脅迫めいたことを言われたに違いないと私はにらんでいます。

安倍さんは退陣すべきだ

 京都・祇園「天周」(天麩羅)

 

昨日の参院選で、やはり、自民党は大敗しましたね。歴史的大惨敗と言っていいでしょう。改選前の64議席から37議席へと27議席も減らし、ついに参院第一党の座から滑り落ちました。与党も過半数も大きく割り込みました。参院議長のポストは民主党に譲らざるをえません。これは、1955年の自民党結党以来初めてだそうです。

 

それなのに、安倍晋三首相は、「続投」を表明し、党も承認したことから、総理総裁の権力の座にしがみつくようです。「参院選挙は政権選択選挙ではない」という論法を駆使して居直るつもりです。ところが、今回の選挙で国民が安倍政権に「ノー」の判断を下したのです。これでは、民意を反映していません。

 

私のような人間が何を言おうが、犬の遠吠え、暖簾に腕押し、蟷螂の斧なので大勢に全く影響がないのですが、これでは、民主主義国家ではないと思います。

 

大人が責任を取らない様子を見て、子供たちはどう思うでしょうか?

 

安倍さんは武士ではないので、腹を切れとは言いませんが、敗れたのに恋々と権力にしがみつく様は誠に見苦しいですね。まだ若いのですから、今回は一旦辞任して、今後の起死回生を期して、再チャレンジすればいいのではないでしょうか。あなたは、まだ一度も国政選挙で国民の信任を得たわけではなく、前任者のおこぼれをもらっているだけなのですから。

あーこんなことを書いても、全くの犬の遠吠えですね。

安倍政権に反対宣言

 帯広

 

今日はちょっと、微妙な政治的な問題を考えます。

 

月刊「現代」7月号で、立花隆氏が「私の護憲論」を発表しています。東京新聞の「大波小波」でも取り上げられていたので、是非読まなければならないと思っていました。

最近、盛んに安倍首相が「戦後レジームからの脱却」を口を酸っぱくして発言していますが、立花氏はそのアンチテーゼとして論考を進めています。副題が「戦後レジーム否定論への徹底抗戦宣言」となっています。この論文は次号にも続きますが、今回の論点、つまり立花氏が一番言いたかったことは、以下のことだと思います。(換骨奪胎しています)

 

「政治とは、一国の社会が全体として持つ経済的、資源的、人的リソース(資源)をどう配分していくかを決定するプロセスのことである。戦前の日本は、全予算の半分が軍事的リソースに投入されていった。しかし、戦後はその軍の崩壊によって、リソースはすべて民生に注入することができるようになった。アメリカは、軍産複合なくして発展してこなかった。しかし、日本は軍産複合体を存在させずに経済発展を遂げたという意味で日本の成長モデルは世界に誇れるのではないか。それは、『戦争放棄』の憲法第9条の戦後レジームがあったからこそ可能なのだ」

 

立花氏は、この論考を進めるにあたって、日本国憲法の成立の過程を検証します。GHQにより「押し付けられた」というのが定説になっていますが、それでも、日本人の手によって、国民投票する機会もあったし、国会で審議する機会もあった。それなのに、当時の為政者たちが、唯々諾々と敗戦国として受け入れた。これでは「押し付けられた」という歴史的事実が一人歩きして、今後禍根を残すので、国民投票に諮るべきだと主張したのはただ一人、東大学長だった南原繁だけだったということを明らかにしています。

 

戦後レジームを云々するには、「ポツダム宣言」を知らなければならない、と立花氏はズバリ指摘してますが、本当に勉強になりましたね。面白かったのは、日本人は終戦記念日は8月15日だと思っているのですが、それは、国内向けにポツダム宣言を受諾する天皇の玉音放送があった日だけで、依然、諸外国では、15日以降も激戦が続いていた。国際法の本当の終戦は、9月2日で、戦艦ミズーリ号で日本が降伏文書に署名した日である、ということも説明され、私なんかも「なるほどなあ」と思いました。

 

今朝の朝日新聞の朝刊で、評論家の岸田秀氏も「安倍改憲は『自主』なのか 米に隷属する現状直視を」というタイトルで寄稿していました。要するに「日本は戦争に負けて、アメリカに隷属する属国になった。だから、改憲といっても事実上、米国の許容範囲内でしかできない。今の9条の歯止めをはずせば、自衛隊員はアメリカが勝手に決めた戦争で世界のどこかの最前線に送られる消耗品になりかねない」と指摘しているのです。

 

北方領土はなぜ返還されずに、ロシアの「占領」のまま続いているのか。返還する気がさらさらないプーチン大統領の理由は明快です。「第2次世界大戦の結果、ロシア人の血を犠牲にして獲得したからだ」。これは、日本がもし、先の戦争に勝っていたか、負けを宣言しなかったら、日本が朝鮮も台湾も満洲もそのまま日本の領土として保持していた時に使う同じような理由づけでしょう。領土というのは、戦争の産物だという歴史的事実を再認識させられるのです。

 

6月10日付の東京新聞の一面トップで「日本兵遺骨 51体集中」というタイトルで「インドネシア・ニューギニア島北西部のビアク島で、旧日本軍兵士の遺骨が大量に野ざらしになっているのが、確認された」事実を報道しています。ビアク島では、日本側は陸海軍計約1万2800人のうち1万2000人以上が戦死したといわれます。そのほとんどが60年以上経っても、「帰還」を果たすことができず、遺骨が野ざらしになっているというのです。インドネシア領西部は治安状況などを理由に、戦後20余年しかたっていないのに「遺骨収集は概ね終了した」と、日本の国家は終結宣言してしまうのです。海外で没した旧日本軍兵士は約240万人いますが、このうち約124万柱しか帰還を果たしていないというのです。私が興味を持つフィリピンのレイテ島の激戦では、約8万人が戦死(生存率3%)しましたが、帰還した遺骨は1万5千柱のみなのです。

 

何と言う冷たい国家なのでしょうか。仕方なく徴兵で戦場に送られた兵士が飢えで喘いで死に瀕している時に、好きで偉ぶりたくて軍人になった将校連中は、そそくさとチャーター便で帰国しているのです。何が靖国神社だと思ってしまいますね。戦後もぬくぬくと生き抜いた偉い軍人だけを祭っているのではないかと疑りたくなります。

 

ピラミッド社会の日本人の心因性などそう変わるものではありません。戦争になれば、日本人は国家の名の下でまた同じようなことをするのです。だから、私は、改憲をして戦争国家に逆戻りさせようとする安倍晋三を全く信用できないのです。