人身事故は5000万円?

 今朝は、人身事故(JR湘南新宿ライン)の影響で私が利用している電車も遅れて、出勤に2時間以上掛かってしまいました。見ず知らずの人たちから押し合いへし合いされ、立ちっ放しですと、さすがに老骨に響き、疲れました。

 今朝は、京浜急行線でも人身事故があり、2日前も首都圏内で他の路線で人身事故がありました。最近、冨に増えてきている気がします。かつては中央線が多かったですが、今では小田急線でも、東武線でも、どこもかしこもです。あまりにも多くて、ニュースにもなりません。せめて、ベタ記事程度です。

 もう10年以上昔ですが、駅からタクシーに乗ったら、運転手さんが「人身事故を起こした遺族は鉄道会社に5000万円も賠償金を支払うそうですよ」と聞いたことがあります。私の住む市内には、鉄道会社の社員寮があり、運転手さんもそういった鉄道員さんから仕入れた又聞きの話のようでした。その情報が正確かどうかは、裏を取ったことがないので、分かりませんが、他の乗客に甚大な迷惑が掛かるわけですから、この話には信憑性があるかもしれません。

でも、ほとんどの人はそんなこと知らないと思います。人身事故を起こせば、家族や親族にも影響を及ぼすことを知らないと思います。そのことを知って思い留まるべきなのですが、いざ、実行しようとする人は、それはそれは大変困り果てていて、追い込まれているのですから、正常な判断や思考はできないのでしょう。

 人身事故に遭遇する度に、何か良い解決法はないものかといつも思案してしまいます。

自転車は走る凶器?

ポンペイの犬

交通事故に遭ってしまいました。いや、大袈裟でした。すみません。自転車にぶつかってしまったのです。まあ、こちらが悪いのですが、路地から「歩道」に飛び出したところ、右から来た自転車に轢かれ、転倒してしまったのです。こちらも考え事をしてボーとしていて、周囲に気を配らなかったせいでした。でも、まさか、自転車がくるとは…。

何処でも事情は同じでしょうが、自転車が、「歩道」を我が物顔で飛ばしています。こちらが普通に歩いていても、後ろから、チリチリ鳴らされて、憤慨したことがあります。私の住む所は、民度が低いせいか、夜間でも電気をつけずにいきなり自転車が目の前に近づいてくるので驚いたことがあります。

第一の原因は道路事情でしょう。車道も歩道も狭すぎます。車道はやっとトラックがすれ違う二車線。歩道は人がやっとすれ違うことができる幅。北海道の歩道は、関東地方の車道と言ってもいいでしょう。人にも自転車にもぶつかることはまずありませんでした。

そもそも、最近、道路交通法を改正して、歩道の自転車走行を認知しようとしていますが、異国では考えられないことです。ローマでも上海でも、自転車は車道でした。自転車はある意味では、自動車と同じように走る凶器なのです。

歩道は、人間が安心して歩ける道路です。子供もいれば、お年寄りもいれば、足の不自由な方も安心して歩けるようにしなければなりません。

何か説教じみた話になってしまいましたが、先日、ラジオの深夜便を聞いていたら、明石アナウンサーも、歩道を歩いていたら自転車にぶつけられそうになった話をして、やはり、自転車が歩道を走るのはおかしいと提議していました。

それなら、自転車道を整備すべきだという人がいるでしょうね。まあ、それが最善策でしょう。でも、それが物理的に難しい場合、せめて、自転車に乗っている人の最低限のマナーが必要だと思います。自分が歩行者の身になれば分かると思います。

森の哲人、危機一髪

このブログで何度でも紹介している森の哲人のおじじが、何と2度も生死の境目に遭ったそうです。昨日、送られてきた「森の子どもの村つうしん」3月15号で初めて知りました。

最初は、1月14日。あの帯広で懇話会を行った後の帰り。糠平温泉を過ぎた急カーブで、ワゴン車と接触する交通事故を起こしてしまった。無傷で済んだのは不幸中の幸いでした。先方の不注意のようですが、あと30センチずれていたら大事故で、あの世に行っていたかもしれない、とおじじは振り返ります。

2度目は、1月21日。仕事部屋にしている自分で建てた掘っ立て小屋と隣のおばばの工房が全焼してしまったそうです。偶然、早朝4時半に目覚めて、ストーブの火が移ったのか、部屋の隅が燃えているのに気がついたのです。音や匂いで目覚めたわけではなかったそうです。熟睡していて、あと、30分遅く目が覚めていたら「ゾッとする」とおじじは書いていました。
預金通帳はギリギリ持ち出したものの、おじじの大切な資料や住所録などはすべて燃えてしまったそうです。

「森の子どもの村つうしん」を読みたい方、おじじに励ましのお手紙を書きたい方は、以下まで問い合わせてください。

〒099-5613
北海道紋別郡滝上町滝西

℡&fax 015829-4153

郵便振替口座 02860-1-11123 ひまわり文庫