日本の移民受け入れは世界5位なの?

東京・銀座にて

少子高齢化により、日本の人口が減り続け、このままでは労働力不足のため、外国からの移民を受け入れるべきだとの主張が、進歩的文化人と呼ばれる人々から盛んに発信されてます。

例えば、「日本の人口に占める国際移民率は1.708%で、世界ランキングの順位は148位(2010年、国連統計)。日本は酷く遅れている。もっともっと日本は移民を受け入れなくてはならない」といった調子です。

でも、進歩的文化人はただ言ってるだけで、彼らは、移民の人にはコンビニのレジや重労働の介護職や皿洗いや工事現場や、いわゆる3Kといった日本の若者がやりたがらない低賃金の単純作業をやらせたいだけなのです。

宗教上の差異などで今、欧州で死者が出るほど問題になっていることには目を瞑り、日本の将来を想像できないのです。(おお、ルペンさんも吃驚!我ながら、凄い保守反動、超国家主義的考え方!)

それにしても、最近は外国人をよく見かけます。観光客ではなく、小さな子供も抱えていることから定住していると思われます。電車の中でも所構わず、何語か分かりませんが、大声で携帯で叫んでいます。

京都にお住まいの京洛先生は、安い市民の足である市バスが混雑して乗れなくなった、と不平不満をぶちまけています。

世界148位というデータはどうもおかしいのではないか?

そこで、よくよく調べてみると、世界銀行の2015年の調査では、日本に住む移民は約204万人で世界28位だったのです。

また、経済協力開発機構(OECD)は統計上、「国内に1年以上滞在する外国人」を移民と定義しており、2014年、日本は年間34万人の移民を受け入れていることから、世界第5位になるのです。(ドイツ=134万人、米国=102万人、英国=50万人、韓国=41万人に次ぐ)

34万人の中には、留学生や職業訓練生らも含まれているので、その多寡については一概に言えないかもしれません。しかし、彼らの中には「留学生」を隠れ蓑に仕事をしている外国人も多くいると言われています。

それではどうしたらいいのか?