公開日時: 2008年5月27日 @ 07:26
湯治のため、磯部温泉の旭館に泊まっています。
ネットで検索したら、結構近場で、一人でも泊まれるというところが気に入りました。
何やら、ここは日本で初めて温泉マークを作った由緒ある所らしいのです。それに、ここ磯部は私の好きな詩人・大手拓次の故郷です。
何?大手拓次を知らない?
かつての文学青年が記憶を手掛かりに開陳させて頂ければ、大手拓次は、萩原朔太郎、室生犀星と並ぶ北原白秋の三大高弟の一人です。確か、早稲田の文学部を出て、ライオン歯磨きの宣伝部でサラリーマン生活を送りながら詩作に励み、同僚の中には彼が詩人だったことを知らなかった人もいたとか。そんなエピソードが頭に残っています。象徴派のような結構、難解な詩を書きます。47歳くらいで独身のまま亡くなっています。あ、記憶違いかもしれませんが。
さて、ここ旭館の若女将は愛嬌があって別嬪さんです。露天風呂もあり、外国人を連れてくれば、「隠れ秘境」として、喜ばれるのではないかと思いました。
夜、マッサージをお願いすると、短時間で凝りを打ち払ってくれました。普通とは違うので、施術師の高橋さんという50歳代くらいの女性に伺うと、何やら静岡県の牧之原市に本部がある「気導術」とかいう流派らしいのです。
宗教団体ではないのですが、勧誘すると、特典が付くらしく、高橋さんは盛んに私にも入会するように奨めてくれましたが、初期投資として3日間で何と47万円も掛かるというのです。
なぁーんだ、マルチじゃないかなあ、と思いましたが、口には出しませんでした。
ただ、不思議なことに腰の痛みは引きました。
一体何なのでしょうね?どなたか、気導術についてご存知の方はコメント頂けないでしょうか?
お待ちしています。
と、書いても、なかなかコメント頂けないんですよねえ。
でも、今回は期待しております!