病院開院ラッシュ=自宅徒歩圏内に3軒も内科医院が林立!

 個人的ながら、ノロウイルスは昨日、やっと小康状態になってくれました。1月3日から7日まで diarrhea が5日間も続きましたから、軽症ではありません。特効薬がない上、1年半前、つまり2022年7月にも同じノロウイルスに罹って苦しめられたというのに、免疫もできないとは、ナンタルチヤです。

 今回、遠出が出来ないので自宅近くの病院といいますか、診療所で少しだけお世話になりました。ここは昨年10月に出来たばかりです。もともと、自宅近くにはバスの停留所名にもなっている診療所がありますが、もう大分昔に院長の先生が早く亡くなり、奥さんも女医さんでしたが、高齢になっておられました。

そしたら、また自宅近くに明日9日に、同じ内科の診療所が開院するというのです。

 駅前通り商店街は、ほとんど閉店してシャッター通りになってしまったというのに、やたらと病院だけ出来るとはドユコト? しかも、自宅から歩いて数分圏内に同じ内科の診療所が林立するとはドユコト? このブログをお読みになったファンの皆さまが殺到されると困るので、地名は明かせませんけど、こりゃあブログに書くしかありませんよね?(思い誤って検索しちゃ駄目よ)

X 診療所

 まず、バスの停留所名にもなっている「X 診療所」です。バスの停留所として「X 診療所前」があるくらいですから、かなり古い診療所です。開院の詳細は分かりませんが、地元の医師会の登録が1971年になっています。

 ここは先述したように、院長先生がもう25年ぐらい前に他界されました。自宅から徒歩で4分と近いので、昔はよく通ったことがありますが、昨今は全く行かなくなりました。

Y 内科・循環器内科

 次は、昨年10月に開院した「Y 内科・循環器内科」です。ここは、何の前触れもなく、いきなり開院したという感じです。ポストの中に「開院内覧会」のチラシが入っていましたが。ここは、「X 診療所前」から最寄り駅に近い次の次のバス停の目の前に造られました。写真のように、ちょっとモダンな瀟洒な建物です。自宅から歩いて6分ぐらいです。確か、以前は個人の自宅を兼ねた税理士事務所があった所だと思います。

 ノロウイルスで少しお世話になったのがこの病院です。

Z 内科

 最後は、「Z 内科」です。ここは、バス停「X 診療所前」から最寄り駅行の次のバス停の近くにありますので、私の自宅から歩いて5分ほどです。

 ここは以前から大きな看板が建てられ、病院と薬局建設の案内があったので、いずれ建つだろうことは知っておりました。ここは以前はお蕎麦屋さんがあった所でしたが、2年前に火事で焼失してしまいました。

 蕎麦屋より病院の方が儲かるということなんでしょうか? そんなこと言ってはいけませんね(苦笑)。 でも、「開院内覧会」があるというので、昨日、ちょっと覗いてみました。そしたら、吃驚です。駅に近い所にある、私もそこでコロナワクチンを打ったことがある「N 内科」のチェーン店だったのです。チェーン店なんて言ったら、またまた怒られますね(苦笑)。胃カメラ、大腸カメラ等も備え、リハビリ設備も整え、この辺りでは一番、機器が充実している感じでした。

 駅前通り商店街では、果物屋さんが消え、肉屋さんが消え、時計屋さんが消え、寿司屋さんも中華料理店もなくなったというのに、病院だけは元気なんですね。個人商店で健在なのは、クリーニング店と理容・美容店ぐらいです。(最寄り駅近くに理容・美容学校があるので、この辺りはやたらと床屋さんと美容院が多いのです。)

 とにかく、いずれにしても、私の自宅から4~6分の徒歩圏内に内科医院が3軒も林立するなんて、異様に感じてしまいました。

「人生100年時代」のウソ

スペイン・コルドバ

今日の午前中は病院通い。事前に予約したのに待たされましたね。

待合室には、何処からお見えになったのか、多くの患者で溢れ返っておりました。

今、新聞読んでも、テレビを見ても、やたらと「人生100年時代」「人生100年、どう生きるか」などという言葉が目に付き、やたらと、何かの魂胆か、広告なのか、ウルサイのですが、百歳の長寿を得られる人はほんのわずかですよ。しかも、100歳で「健康寿命」でいられる人は、もっとわずかでしょう。

病院に行かないで済む人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?

スペイン・コルドバ

数年前に一人でパリに遊びに行って、精密な20区が網羅された「パリ市内地図」を買ってきたことがあります。

そこには、「H」のマークと赤く色づけされた建物が多かったので、「さすが、世界有数の観光都市。随分、やたらとホテルの数が多いなあ」と思ったものでした。

ところが、よく見てみると、この「H」はHôtel (ホテル)の「H」ではなく、Hôpital(病院) の「H」だったのです。

つまり、パリ市内にはやたらと病院があるといいますか、病院だらけだったんですね。

東京もそうなのかもしれませんが、それが現実です。