「次の質問どうぞ」事件、河野太郎外相は国民をなめ切っている

 昨日のブログで、賢明なる読者諸兄姉の皆様方にご意見を求めたところ、早速、傾聴に値する貴重なご意見を賜りました。

スペイン・マドリード

渓流斎さん初めまして。「マスコミのマスコミ社」の戸塚誠と申します。

 最近の渓流斎ブログは、「フランス」とか、「小津」とか、「タモリ」とか、あれこれ書かれていますが、何か足りないのですね(笑)。淡々と、書かれていて「怒り」とか「不満」とか「恨み」とか情念、感情がほとばしっていないのです。もっと、世の中の不満を拾い上げ、ブログでぶちまけないといけません。

(ははあ、そういうもんですか)

スペイン・マドリード 旧市街発祥地

 何しろ、今の世の中、世間は政治に対して不満、批判が渦巻いているのですからね。消費税は上がるわ、物価は上昇しだして読売新聞も購読料を上げると宣言しました。朝日新聞も早晩、値上げしますね。談合批判するマスコミが談合しているんですから酷いものです。

 そんな中、12月13日付産経新聞、毎日新聞が社説で、14日付朝日新聞のメディア欄でも河野太郎外相の記者会見での「次の質問どうぞ」批判をしていますね。これまた実に酷い話で、河野太郎は何様だ、と思っているんでしょうか、度し難いです。

 外務省の記者クラブは、大臣会見のボイコットしてもおかしくありません。もともと、河野太郎を「リベラル」とかなんとか持ち上げてきたのが新聞、テレビなどの既存マスコミだったのです。外務大臣になってからは「専用機が欲しい」とか、成果もないのにやたらと国費を使って海外旅行に出かけ、戦後最低の外相です。

 安倍晋三首相と同じで、祖父、親父の票田を、使って当選できただけの世襲三代目の○○議員です。(注:渓流斎により伏字)

スペイン・マドリードにて

 こんな三代目に投票する平塚、茅ケ崎市などの衆院神奈川15区の有権者は何を考えているんですかね。これでは、封建時代の領主と下人の関係です(笑)。13日付の「日刊ゲンダイ」が「政治資金でいきなりステーキ」疑惑を書いていますが、河野太郎事務所の政治資金報告書(2015年~17年分)を精査したら、”外食三昧”だったということです。イタリアン「ボンマルシェ築地店」24万円(2017年8月30日付)、「いきなりステーキ赤坂通り店1万2490円(11月26日付)、神奈川・平塚の寿司店「たかやま」2万7648円などなど、食事代がやたらと目立つと報じています。すべて「事務所費」で支払われているということです。

(あら、平塚の有権者がおこぼれに預かっているということでしょうか)

本来、「事務所費」とは家賃、電話代ぐらいがせいぜいで、来客に出すお茶代程度が該当するわけで、「数万円もする飲食費に使われるのは筋としておかしい」と識者も指摘しています。菅官房長官は同じ神奈川県の選出議員であることもあってか、河野太郎外相の「次の質問どうぞ」の記者会見の対応を「それぞれ大臣の考えもあるでしょうから」と容認していますが、これが安倍政権の傲慢不遜な実態なのです。以上 

 あら、渓流斎ブログの感想かと思ったら、それは少しで、河野外相批判が仰りたかったようです。

 確かに、三代目の若殿は、記者たちの後ろに民主主義の国民が控えていることを、そして、税金を払ってまで働かせている大臣の一挙手一投足を見ていることを、よもや知らないわけはないでしょう。「確信的」にやっているとしたら、それは罪であり、国民をなめ切っていますね、戸塚さん。

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