西田天香の一燈園

昨晩は、福岡にお住まいの星野先生から電話が掛かってきまして、あれやこれやの貴重な御意見を賜りました。

 渓流斎さんですか? ああたは、同窓会のメンバー招集に齷齪されているようですが、寝た子を起こすようなことをしてはいけませんね。人、それぞれですから、中には「過去を消したい人」もいるのです。ああたは、「行方不明者」を一生懸命に興信所のように探しまくっておられますが、本人たちは「勘弁してくれい」「ほっといてくれい」というのが本音かもしれませんよ。

 そもそも、同窓会にしろ、趣味の結社にしろ、人が集まると、何かの「魂胆」が発生するもんですよ。「あなただけに特別に」とか「今のチャンスを逃したらもうありませんよ」とか何とか言って、マルチ商法かなんかの詐欺が横行するわけです。

 相手は、幼少、少年、青年時代に時空を供にした知れた仲ですから、信用するのは当たり前です。しかし、卒業後の30年間、40年間の空白期間に何があったか知れたもんじゃありませんよ。有名俳優のように暴行罪で捕まったことがあるかもしれませんし、粉飾決算で臭い飯を食ったかもしれません。分かったもんじゃないですよ。

バルセロナのパエリア

 半ば知っている相手ですから、「裏切られた」とか後で文句を言ったって、本当に後の祭りですよ。つい、昨日だって、「外債建て保険」を銀行員から「絶対に元本が保証されて、将来必ず儲かりますから」と勧誘された老人が、結局、いつの間にか1000万円以上の損失があったことが発覚して、銀行に電話したら、「担当者は転勤しました」なぞとケンモホロロの応対で、「あたし、どーしたらいいんでしょうか」と訪れた民生委員に泣きついた話が新聞に載ってましたね。

 そんなもんですよ。世の中に「儲かる話」ない、と肝に銘じなさい。投資に「絶対」なんかないんです。世間には楽をして、濡れ手に粟のように儲かる話なんて、あるわけないんですよ!

 そもそも、「儲かる話」は、誰も他人に教えたりしません!

バルセロナでフラメンコ鑑賞

 ああたは、先日も、金(きん)投資すれば、儲かるような話をブログに書いてましたが、駄目ですねえ。そんな世間に誤解を与えるようなことを書いてはいけませんよ。

 渓流斎ブログを書いた翌日には、もう既に自分の書いた内容を忘れているああたですから、「一燈園」創始者の西田天香(1872~1968)さんのことは、もうお忘れでしょう。

 リンクを貼りましたけれど、天香さんは、北海道開拓事業の出資者として、現地の耕作者と板ばさみとなって苦悩し、開拓事業を他人に委ね、人間として争いのない生き方を求めて求道の日々を重ねた人でした。そして、行き着いたのは「本来無一物」を原点とした奉仕と托鉢生活でした。

  一燈園は、1904(明治37)年に天香さんが創設したもので、自然にかなった生活をすれば、人は何物をも所有しないでも、また働きを金に換えないでも、許されて生かされるという信条のもとに、つねに懺悔の心をもって、無所有奉仕の生活を行っている所なのです。現在も京都山科区にあり、トイレ掃除など奉仕活動を行っています。

 やっぱり、忘れていましたか?(笑)

バルセロナでフラメンコ

 「『嵐』活動休止に伴う経済波及効果で3300億円!」などと、何でもカネ、カネに換算するような日経史観とは、全く正反対の活動ですよ。

 渓流斎さんも一度、天香さんの爪の垢を煎じて飲んで、精神を叩き直してください。

 えっ?何?天風さん?中村天風じゃありませんよ、天香さん、西田天香さんです。しっかりしてください!ああたも、一度、渓流斎ブログに書いたことがある人ですよ!

One Reply to “西田天香の一燈園”

  1. そうでつよ、渓流さん。うん十年前にひと学年ばかりを共にした懐かしい友人たちと言っても、あの時のまんまで停止しているのは、「自分」だけかも、でつよ。
    私のばやいなどは、ジャンケンで負けて幹事を引き受けざるを得なくなり、殆ど関西の方々の中で、はるばる東京から幹事仕事をしました。幹事3人のはずが、2人がブッチして、一人で東奔西走。
    そこで、教訓をひとつ!懐かしみこめた若ぶった幸せいっぱいの声で、電話などしてはいけません。
    「お気楽にオシャレして、同窓会に参加できるなんて、今、豊かか幸せな人だけなのよ、もう、あの頃の人たちとは関わりたくもないの!」と、けんもほろろ!
    幹事なんてやるもんではありません。
    渓流さんは、男子校?笑だそうですが、女子校の場合なんて、いろいろあるんですのよ、オホホ。

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