漢字忘れて2円足りず

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 11月の下旬、毎年、この時季になりますと、喪中のはがきが送られてきます。歳を取るとはそういうものかもしれません。

 今年は、若い頃に大変お世話になった方の奥さんが5月に亡くなられていたという報せを受け、御返事しようかと思いましたら、その方も高齢でパソコンやスマホもやってないようでしたので、久しぶりに、こちらも手紙を認めてみました。

 本当に久しぶりの「手書き」でしたので、漢字が分かっていても、出てきません。目の前のパソコンで、キーを叩いて、漢字を出すのですから、情けないと言ったらありゃしません。個人的ながら、私が生まれて初めてワープロを買ったのが29歳の時、初めてパソコンを買ったのが39歳の時で、それ以前はせっせと「手書き」に励んでいたわけです。そんな世代でさえ、漢字を忘れてしまうのですから、今の若い世代は、最初から漢字は、書き順も分からず、形だけ覚えているだけなので、手書きは難しいんじゃないかなあ、と老婆心ながら思ってしまいました。

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 さて、手紙を書き終わって、郵便ポストに入れる前には切手を貼らなければなりません。最近はいつもメールで済ませ、手紙を出すことは稀なので、切手の備えはあまりありません。あったのは、今年の年賀状葉書の番号くじで当たった切手です(笑)。葉書用の62円と手紙用の82円でしたが、今年10月の消費増税とやらで、葉書63円、手紙84円にいつの間にか、値上がっていたんですね!

 2円足りないじゃありませんか。仕方ない。郵便局に行って、窓口で不足分を払ってきますよ。

 ついでの話で恐縮ですが、最近、旧い友人にメールを出しても、返事がないことが2人、3人と続いています。メールが届いていないのか、相手が返信する意思がないのか、どちらか不明ですが、不信感だけが募るばかりです。どんどん人が離れていく感じで、こんなモヤモヤを晴らす良い方便はないものでしょうかねえ?

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