昨日は、行きつけのランチの店、築地の「魚河岸三代目 千秋」に行き、いつもの「おすすめ丼」を食して、帰ろうとしたら、上の写真の「お年賀」を頂いてしまいました。
手ぬぐいか何かかなあ、と思ったら、中身は焼きのりでした。でも、こんな気が利くお店は初めてです。夜の馴染み客なら分かりますが、私はランチしか行ったことがありませんからね。
この店は知る人ぞ知る店で、わずか11席しかない狭い店なので、いつも超満員です。いや、知る人ぞ知る店ではなく、漫画「魚河岸三代目」か何かのモデルになった人気店らしいのです。私は漫画は読まないので、よく分かりませんが、店内にそれらしき漫画が置いてありました。
ここは、恐らく、築地で、いや、東京で、いや、関東で、いや東日本で、いや日本で一番美味しくて安い海鮮丼を出す店だと思います。3~4年前に会社の同僚から教えてもらい、月に数回行くほど気に入っています。
でも、この店の角刈りの大将(主人や店長というより、大将が一番相応しい)が、いつもテンパっている感じで、威勢が良いというべきでしょうが、ちょっと怖いところがあり、店が満員だと、「ちょっと外で待っててください」と怒られるし、コロナ禍の前は、席の間隔を空けて座ると、「順番に詰めてお座りください」と怒られたりしました。そこで、我々は、この店に行くとき、「今日は『緊張丼』に行くか」といった符丁を使ったりするのでした。(本人は怒っていない、と思いますが、この店に行くには覚悟がいります)
繰り返しますが、大将の腕は確かで、お味はピカイチです。ここの海鮮丼を食べたら、他の店では食べられないくらいです。お吸い物も、大将は出すときに、いつも「熱いのでお気をつけてください」と同じセリフを使いますが、これも抜群に旨い。それに、何と言っても日替わりの「おすすめ丼」なんか1000円ですからね。
あまり教えたくない店だったのですが、立派な「千秋」のホームページがあったので、皆さんも御自分で場所を見つけて行ってみれば、絶対に後悔しないと思いますよ。
えっ?肝心の「おすすめ丼」の写真がない?
まさか、撮れるわけないでしょう。「緊張丼」というぐらいですから、大将の目の前で写真なんか撮ったりしたら、どんなにどやされることやら…。できるわけないでしょう(笑)。