Hibiyha
来る都知事選は、権力ポストを得るためには、いかなる女の武器を使いかねないと噂されていたあのいやあなおばあさまが当選するとかで、非都民としては、どうせ選挙権がないので、野次馬になるしかありません(笑)。
今回の都知事選には、過去最多の21人が立候補しているそうですね。かつて、元米国紙記者を売り物にして、毎日メディアに登場して、ブイブイ言わせていたおじさんも、すっかり陰に隠れてしまいました。
朝ラジオをつけると、都知事選立候補者の演説をやっているので、朝の仕度をしながら聴いていても、これまた面白いです。
まず、立候補者の顔が見えないし、名前を連呼されても、どうせ泡沫ですから、すぐシャボン玉のように消えてしまうので、誰も覚えようともしない(笑)。
となると、当然、演説も過激になります。よくぞ、国有放送局の電波に乗ったものだと感心する人も出ていました。
その人は、「NHKをどげんかせんといかん」とか何とか言った党総裁で、元NHK職員。その人によると、薬物疑惑、電車内痴漢、金品横領、協会内不倫と最近のNHK職員による事件が多発しているので、NHKをぶっ潰すことを公約に掲げていたのです。何と言っても、NHKの正規職員は、な、な、何と、平均1800万円もの年収があるとか。
これが、都政と何の関係があるのか、私にはよく分かりませんが、出処は、他人様の税金、じゃなかった、視聴料金ですから、貰い過ぎですよね?
もう一人は、元英国放送局の職員だったとかという人で、公約は、横田飛行場の都への返還。
横田飛行場は現在、戦勝国米軍の管理下にありますが、広さは東京ドーム158個分だそうで、新宿からわずか30分という近さだそうです。「観光立国」を目指す日本にとって、今の羽田、成田の二つでは足りず、第三の国際飛行場が必要だと主張しておりました。東京より人口が半分のニューヨークでさえ、既に国際飛行場が三つあるというのです。
その40代前半の方は、自分は、反米ではなく、脱米。中国が覇権大国として台頭してきた今、米国一辺倒では危ない、といったような政治的信条も開陳してました。
失礼ながら、何処の大手メディアも泡沫候補の主張には触れないでしょうから、渓流斎ブログは、敢えて火中の栗を拾ってみました。
◇ポケモンは、監視社会の産物か?
昨年大変お世話になった片岡様のお陰で、知的?好奇心も復活しまして、素敵なおじさまは、今世間で大評判のポケモンとやらをスマホにダウンロードして、挑戦してみました。
そしたら、大手メディアが報じる「事実」と、私個人が体験した「事実」が、如何に乖離しているか、まざまざと見せつけられました。
まず、私は、ど田舎に住んでおりますが、わざわざ、観光スポットや都会や聖地とやらに出掛けなくても、モンスターはあちこちに出現します。私の自宅にもいましたよ(笑)。
ですから、歩きスマホなんかしなくても、居ながらにして、モンスターを捕まえることができました。
それより、実に驚愕したことは、地元に住んでいる人でもほとんど知られていない寂れた無名の神社や祠までが、得点ポイントの拠点となって、写真入りで出てきたことです!
えっ?何これ?有名な観光スポットなら分かりますよ?それが、こんな田舎の誰も知られていない何でもない所まで、写真付きで網の目のようにカバーされているとは…?!
もう世界中何処に行っても逃げられない。ジョージ・オーウェルのような監視社会が既に蔓延ってしまっていたという現実に、あたしは衝撃を受けたわけですよ。
怖い社会になったもんです。