春木座の近くで同窓会

街並み Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨日は都内で開催された大学の同窓会に2年ぶりに参加しました。

御茶ノ水駅から歩いたら、見事に迷子になりまして、フラフラしていましたら、私の大好きな史跡看板を見つけ、その近くに往年の「春木座」という歌舞伎劇場があったことが解説されておりました。

春木座は明治6年に本郷の地主奥田氏が奥田座として開業したそうです。3年後の明治9年に町名から春木座と改名して(春木は、伊勢神宮の御師=おし=春木氏の住まいがあったことから付けられた)、同35年には本郷座と名を改めたそうです。

九代目市川団十郎と五代目尾上菊五郎が大活躍したのは、この春木座でしたが、本郷にあったとは知りませんでした。

本郷座では、新派のオッペケペー節の川上音二郎一派も出演していたそうです。歴史を感じました。

春日通りを迷いながら、本郷三丁目付近に出てくると、有名な「かねやす」の看板が目に入り、安心しました。

「本郷もかねやすまでは江戸の内」と、江戸時代に川柳で歌われたあの「かねやす」です。

「かねやす」については、有名なネットの歴史サイト「東京紅団」から、そのまま引用します。

…江戸時代は火事が多く、江戸城からここまで町家でも瓦葺きの防火建築が許されていました。つまり本郷三丁目の角の「かねやす」の土蔵までが江戸だったわけです。…とは普通の解釈ですが、町奉行支配地は駒込の先から巣鴨まであり、実際の江戸の境界とは違います。では何故かと考えると、塗屋土蔵造り瓦葺きの建物が江戸の町の特色になっていた訳で、それが丁度本郷の「かねやす」で途切れていたためといわれています。

<かねやす>
兼康祐悦という口中医師(歯医者)が乳香散という歯磨粉を売り出し大変評判になり、それで有名になったそうです。芝神明前の兼康との間に元祖争いが起きた時、町奉行は本郷は仮名で芝は漢字で、と粋な判決を行って、それ以来本郷は仮名で「かねやす」と書くようになったそうです。…

なるほど、迷子になるのも悪くないですね(笑)。

 街並み Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

何の話でしたっけ?

あ、そうそう、大学の同窓会の話でした。

私を除いて、皆さん、大変優秀な俊才、英才の方ばかりで、一流銀行や大手商社や証券会社やらで海外で御活躍された方が多い中、ゲストスピーカーは、40歳にして超難関の公認会計士の国家試験に合格されて、今は全国組織の理事としても活躍されている先輩女性が、ご自分のフランス留学体験など、波乱万丈の半生を振り返って講演され、大変興味深く拝聴しました。

先輩は、フランス語講師などを経た転職組ですが、彼女と一緒に通っていた公認会計士の専門学校には、パイロット志願生やドラマ「7人の刑事」のシナリオライターや元フグの漁師さんとか、色んな職業を経験した人が多かったそうです。

会計士になって就職した監査法人ではニューヨークにも派遣され、あの「9・11」にも遭遇されましたが、少し距離が離れていたので、何事もなかったことも話しておりました。
 軍事博物館 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

この大学の同窓会に参加する愉しみは、ちょうど解禁されたボージョレーヌボーが飲めることです。

二次会では、しこたま飲まさせて頂きました、はい(笑)。

1パック5000円もする高級チーズも食させてもらいました、ええ(笑)。

今年のボージョレーヌボーは、夏の日照時間が長くて、例年に比べて飛び切り質がいいそうで、味も抜群という評判があります。

日本人は熱しやすく冷めやすく、マスコミでは最近は全く、ボージョレーヌボー解禁の話題は取り上げられませんから、本当の「通」こそ、今年は、独り、このブログを読まれた皆様だけの特権として、優越感に浸って、隠れて味わうことをお勧めします(笑)。

とはいえ、小生は、もう独りで、ワイン1本を一気に空ける元気もなく、大貧民に転落してしまいましたから、1本2500円で頒価してくれるボージョレーヌボーは、ちょっと高くて買えませんでした(苦笑)。

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