スタンドプレー政治にはうんざり

伊太利亜ヴェニス

何かねえ、ですよ。

2020年の東京オリンピックのボート・カヌー会場は、震災復興の目論見で、東京都は宮城県登米市の「長沼ボート場」で開催することを表明して、まさに、実現するという雰囲気でしたが、結局は、四者会談とやらで、波の影響が大いに心配され、莫大な建設費のかかる東京臨海部の「海の森水上競技場」に決定したのですか。。。

あれだけ、大騒ぎして、被災地の皆様に夢と希望を与えておきながら、大山鳴動鼠一匹ですか…。

何かねえ、ですよ。

四者協議に登場してきた面々は、いずれもブラウン管(古い!)で面が割れた、いや失礼、顔が知られた人ばかりです。

IOCの部長さんとか言われる若い人物は、日本に物見遊山で来られたことで大喜びしているのか、にやけていて、いかにも腰が軽そうです(笑)。

もう一つ。

あれだけ「再稼働反対」を公約にして当選した鹿児島県知事は、結局、九州電力の川内原発の再稼働を容認するみたいじゃありませんか。

県知事も、ブラウン管出身で顔を売った人物でした。

顔が知られた、ということは有名な、ということで、政治家に立候補して票を獲得するのに格段の優位性を発揮することは自明の理です。

しかし、有名=信頼の置ける、能力がある、と勘違いをしている世間の人間があまりにも多すぎます。

政治家が、公約でも口約束でもいいですが、それらを反故にして、芸能人のようにスタンドプレーやパフォーマンスばかりしていては呆れるばかりです。

今回のケースを見ても、庶民は根拠のない夢や希望は持つな、ということが証明されたようなものですよ。

いい加減に目を覚ませよ、有権者たち!

“スタンドプレー政治にはうんざり” への1件の返信

  1. Unknown
     「本当に有権者よ、目を覚ませ!」ですね。でも、眠ったままで、いつまでも覚まさないのですよ( ´艸`)。仮に、目を覚ましても、テレビに出ていたら「良い人だ!」と思うのですから、バカに付ける薬はありません。
     鹿児島の知事になった人も、あの有名な「テレビ朝日」の社員で、政治部記者で自民党担当でテレビ局時代から、色々、お茶の間に顔を売っていましたね。丸川珠代と同じで、「テレビ朝日」というのは、碌なのが居ませんね( ´艸`)。
     でも、テレビに出ていたから「安心」して選挙で投票する人が多いから、当選できるのです。
     テレビ局は免許事業ですから、公務員と同じようなものですから、テレビ局画面に出ている社員は、選挙に立候補するにあたっては一定期間、出馬できない規制する法律でも作らないといけないと思いますね。
     そういう法律を作ると、今度は「言論弾圧!」と、また批判が出るかもしれませんが、お茶の間に顔を売るのは「事前運動」と同じだと思いませんか。
     鹿児島県知事はもともと派閥記者ですから、自民党みたいな解説をテレビでしていましたね。「反原発」を貫けるだけの信念なんか到底あるとは思えませんでした。なんでもいいから「私は有名になりたい、偉く(?)なりたい!」というだけの人です( ´艸`)。目立ちたがり屋の有名人志向なのです。セレブ(有名人)になりたいという軽薄な人間です。

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