霞神社
一触即発か!?
明日15日は、北朝鮮の金日成国家主席生誕105年ということで、盛大な式典とともに、6回目の核実験とミサイル打ち上げが計画されていると言われ、朝鮮半島は一段と緊張が高まってきました。
何しろ、相手はトランプ米大統領です。先日は、米議会も、安保理も無視して、いきなりシリアに巡航ミサイルを打ち込み、「有言実行」を全世界に見せつけましたから、もしかして、ではなく、高い確率で、北朝鮮攻撃もあり得ます。
トランプ大統領の娘婿クシュナー顧問と対立し、シリア攻撃に反対したスティーブ・バノン大統領上級顧問を重職から解任したぐらいですからね。やると言ったら、やることでしょう。本気です。
それなのに、我が国日本の緊張のなさは、一体全体どうしちまったんでしょうかね?
滝山城址
原子力空母カールビンソンもまもなく、朝鮮半島に到達するようです。当初は25日ごろと言われてましたが、明後日16日にはスタンバイできるようです。
お隣の韓国では、この「カールビンソン」が検索ランクで第1位なんだそうですね。日本の第1位は「佐々木希と渡部結婚」ですから、緊張感が全く違うということがよく分かります。
そのカールビンソン。私も検索してみました。
下院議員カール・ビンソンの名前から取ったんだそうですね。
それなら、カールビンソンではなく、カール・ビンソンの表記が正しいわけです。原子力空母ロナルドレーガンと続けて表記しないでしょ?
この原子力空母、とんでもない代物だったんですね。何しろ、乗員は6000人近く。搭載機は90機。全長は、東京タワーと同じ333メートルもあるんですからね。
中には、売店、床屋、教会まであるというのですから、いわゆる一つの町か村です。
こんなのが、と言ったら殺されるかもしれませんが、大海を悠々と泳ぎ回っているんですからね。しかも、燃料が原子力だとは。
これでは、世界一巨大の動物である鯨さんも逃げますよ。
変わった桜花?
いやはや、それにつけても、これからどんな展開になるのか。恐らく、北朝鮮最高指導者金正恩第一書記も、習近平中国国家主席も、トランプ米大統領も分からないことでしょう。
いずれも「相手の出方次第」と思っているからです。
私の予想では、15日の生誕105周年に、北朝鮮がミサイルを打ち上げても、米国は直ちに行動は起こさないと思います。なぜなら、16日にペンス米副大統領の訪韓が予定されているからです。
カール・ビンソンは16日に到着しますから、臨戦態勢に入るとしてもそれからでしょうね。
しかし、勘弁してほしいものです。
有事の際、真っ先に標的とされるのが、沖縄か、岩国か、横田か、三沢か、横須賀か在日米軍基地だからです。日本が戦争に巻き込まれるといった生易しいものではなく、自衛のための反撃として当事者にでもなりかねないかもしれません。
私は、いち早く情報を察知したいと思い、昨日は、米軍専用のラジオAFNをスマホにダウンロードしました。
以前は、FEN(極東ネットワーク)と言われており、私が初めて聴いたのは半世紀も昔の1967年です。米国の最新のヒットチャートが聴けたからです。
ドアーズの「ハートに火をつけて」、クリームの「ホワイトルーム」、ジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」などは、FENで日本人としてはいち早くキャッチしました。
ちょうど20年前の1997年にFENからAFNに名称が変わりましたが、日本のメディアより情報が早いことには変わりません。
いや、もともと取材力のない日本のマスコミも、学者さんも、米軍情報を翻訳して、焼き直しているに過ぎないのが実態です。
何しろ、今ではご存知の方も少なくなりましたが、そもそもインターネットというのは、軍事目的で米軍が開発したものですからね。
使い勝手がいいはずです。
かつての最新の音楽情報収集から、今回は軍事情報のキャッチに変わりました。ここ数日は、AFN情報が手離せません。