魂の浄化

修行者:心配、不安、恐れといった感情をプラスのエネルギーに転化することはできるのでしょうか?

先師:心配、不安、恐れといった感情を感じ切ることです。とことん心配してこれ以上心配してもしょうがないというところまで心配するのです。とことん不安になって、これ以上、不安になることができないというぐらい不安になることです。とことん恐れ、これ以上、恐れることがないというぐらい恐れることです。大事なのは、そういったネガティブな感情を100%感じ切るということです。その時、初めてマイナスエネルギーは上昇してプラスに転じます。マイナスからゼロのレベルに達した時、人は初めて「心の平安」を取り戻すことができるのです。そのゼロの状態を「真我」とも言います。若い頃は、有頂天になる時と落ち込む時とで、プラスとマイナスの揺れ幅が大きいのですが、修行によって、その振幅差が小さくなり、ついに、「心の平安」の「真我」に到達します。修行とは、とことん味わい尽くすということです。どん底に突き落とされて、初めて人は光明を見出すものです。それは、「諦観」と呼ばれるか、「悟り」と呼ばれるか、人それぞれでしょう。いずれにせよ、我々はそれらの行為を「魂の浄化」と呼びます。

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