広告やお触書には、なかなか示唆に富んだことが多く書かれています。
例えば、飲食店で「ランチタイムは、2時間までを目途にお願いします」と貼り紙があった場合、「2時間以上粘る客が多く、店主は迷惑しています」ということが言いたいのでしょう。
公衆トイレの洗面所に「ここでは洗濯をしないでください」とあった場合、この公衆トイレで洗濯する人が多いことを意味しています。
今日見た新聞に「人生相談」という広告があったので思わず読んでしまいました。
①自分や家族の将来や老後に不安のある方
②転職、仕事面、人間関係の悩みのある方
③浮気、不倫、離婚、別居で苦しんでいる方
④登校拒否、いじめ、成績不振、子供の将来
⑤難病、不慮の事故、災難の続く方
⑥恋愛問題、良縁、子宝に恵まれない方
ざっと、現代人の悩みがすべて網羅している感じがします。
さて、皆さん、この6項目の中でいくつ当てはまりましたか?
私は…秘密ですが、こんな広告が目に留まるということに問題があります。
つまり「人間は見たいものしか見ない」(ジュリアス・シーザー)のです。