運河沿いをブラブラと散策していたら、お腹がすいてきたので、この「小樽運河食堂」に入ってみました。
蟹をたらふく食べたかったので、注文しましたが、正直、値段の割りには今ひとつでした。冷凍ものを解凍したばかり、といった感じで、ちょっと新鮮味に欠ける、というか…あまりうまく表現できません。安い焼酎で酔いつぶれてしまいました。
翌朝、文学館を目指しました。何と言っても、小樽といえば、小林多喜二、伊藤整を生んだ街です。
ところが、ぎっちょん、ちょん。
月曜日だったので、文学館は休みだったのです!
計画のなさ、でまた失敗してしまいました。
写真は旧日銀小樽支店です。現在、金融博物館になっていましたが、ここも閉まっていました。残念。
小林多喜二は、確か、北海道拓殖銀行に勤めていたのではなかったでしょうか?調べもせずに、書いています。
小樽の街には「ウォール街」と呼ばれるほど、金融関係の立派な建物が林立している通りがありました。この辺りです。アールデコ調というか、どれも装飾に凝っていて風情があります。東京のような、機能重視の「のっぺらぼう」とは比べられません。遥かに小樽の方が楽しめます。
80年も昔に伊藤整も多喜二もこの同じ場所を歩いていたと思うと、それだけで感動してしまいました。