今日聞いた話です。
1:29:300
これは、1つの大きな事故が起きるまでには、29の小さな事故がすでに起きていて、はたまた、その前に「ひやっとした」「危なかった」という事故すれすれの事象が300も起きていた、という確率の話です。
今年4月、死者107人、負傷者549人を出したJR西日本の福知山線の大事故にしても、それまでに最低29個の小さな事故が発生し、報告されなかった事象も300くらいはあったということです。
これは、ハインリッヒの法則と呼ばれ、「労働災害の確率」として広く知られているようです。
2:6:2
という数字もよく聞かれます。
どんな組織も10人のうち、2人は優秀で、その組織を支え、6人は平均で、例えば企業なら可もなく不可もなく給料分は働いてくれる。残りの2人はいわゆる「給料どろぼう」で、はしにもぼうにもかからない。
そこで、「給料どろぼう」の2人を辞めさせても、やはり、残った8人の中で、2:6:2の割合で、「優秀」「普通」「落第」の区分けができるといった話。
これは「定理」なのか「真理」なのかわかりませんが、結構、どこの世界にも当てはまります。
皆さんの周囲はいかがですか?