全く個人的な話なので、偶然、このブログに辿りついた方や、私のことを知らない方は、読んで戴くなくても結構です…。
正直に書きます。
昨日、11月18日の夕方、私の父が亡くなりました。79歳でした。
私自身、人生で一番影響を受けた人なので、精神的衝撃と深い悲しみに襲われました。
世間的には取り立てて業績を上げたわけではない一般庶民でした。先の戦争に従軍して生き残り、戦後は国鉄職員から、航空管制官に転じて、まあ、国家に奉職した人といえば、そうでしょう。
私から見れば父は、非常に家族思いで、何しろ、勉強家でした。主に文学、歴史、宗教、焼き物などの芸術関係でしたが、政治経済の最新の舞台裏など、どこから仕入れてくるのか、色んな話をしてくれました。
そんな父も3年ほど前から、序々に心身ともに衰弱し、この春からほぼ寝たきり状態となりました。愛する肉親が、日々日々、痩せ衰えていく姿を見るのは、胸が張り裂けそうで、本当に辛いものがありました。遠く離れて暮らしていてはなおさらです。
実は、このブログをはじめたきっかけも、そんな不安と心痛から逃れたいがために、気休めに始めたのでした。ですから、大変身勝手だとは思いつつ、全くプライベートなことをさらけ出してしまいました。
亡き父に捧げたい。
どうも有り難う御座いました。
本当にお疲れさまでした。
私はあなたの息子として、この世に生を受けて誇りに思っています。
どうか、天国でゆっくりお休みください。
合掌